野や路傍に佇む石仏。庶民信仰が現在も生き生きとつながる様を石仏にこめられた祈りを、石仏愛好家が自らの目と足で辿った石仏讃歌。

1 路傍の石仏墓地ならびに寺域をのぞく下村の路傍で、七五個体の石仏を見た。見落しがないとはいえないが、あったとしても僅かであろう。幸いにして、路傍か墓地かの判断困難な箇所に所在するものはなかったが、路傍か寺域かに迷う箇所が二、三あった ...

... 石仏に手向るように咲いている野生のリンドウでも見出せれば、その果報をありがたく思う。たむけを遮ぎった岩石を神格化した塞の神。 HT 神社の庚申 ろっかくいど 11110 飯島から小坪へ材木座の先. 路傍の石仏は彫刻として見たとき、多くは稚拙で素朴だ ...

... 石仏の周辺」東京新開出版局昭ぬ川口嫌二「路傍の神様」東京美術昭ぬ平野実一庚申 ... 石仏」(カラ I ブックス)保育ブックス)保育社昭ぬ入江泰吉,嵯哦崎司朗「大和路の ... 路傍の石仏を訪ねて」秋元書房昭ぉ潸水長輝「庚申培の研究」大日洞昭 3 太田古朴 ...

... 石仏があり、約 100m 先の民家の前にも、風化の激しい石仏が建っている。もの言わぬ路傍の石仏たちが、かつての赤山城の存在を、雄弁に語りかけてくるようだ。右折して 3 分ほど歩くと、左側に「安行造園工クステリアパーク」がある。ここは、安行造園(株) ...

... 登って行くにつれて、路傍の石仏の数が、増した。曾てー。-春日奥山は、東大寺再建の時の石切場であった。礎を運びおろす際には、二万人が奉仕した、という。石切峠という名称も、それから起っている。る 静重は、ほっとひと息ついて、何気なく、

... 路傍の石仏や石祠に古を偲ぶ浅間嶺展望台では南西に丹沢や富士山、北に大岳山から御前山の展望を楽しむくらいにして、多くの人は東屋とベンチ、トイレもある山頂下の園地で休憩するようだ。ここで上川乗への道が分岐する。森の中にある 5 浅げんれいせん ...

... 石仏が多い。ほとんどが鎌倉期のもので、その分布は柳生から笠置へとひろがっているようだ。荘厳に飾られ香煙をくゆらした仏像には諧書体のいかめしさがあるが、岩にかくれ、草にうずもれた路傍の石仏には、かな書きの親しさがある。仏に変わりはないはず ...