... 沖縄県史』第六巻、一九七五年、沖縄県教育委員会刊「沖縄の人形芝居」池宮正治著『日本庶民文化史料集成第八巻南島芸能』一九七五年、三一書房刊「ネンブチャー」島尻勝太郎著『沖縄の外来宗教』一九七八年、弘文堂刊「沖縄の遊行芸チョンダラーと ...
... 沖縄文化研究所紀要『沖縄文化研究』二号に「沖縄の人形芝居―――チョンダラー芸能と念仏歌」と題して発表した。当時の私のせいいっぱいの認識が表われていると思う。このことが契機になって、この七、八年私は、北は奄美から南は八重山まで、チョンダラー ...
... 沖縄島へ流されたこあるが、彼等の話に據るこ、島流しに處せられたこいぶのは事實ではなくして、實際は一萬石から五萬石までの扶持米や旧地金銀寶物なごを遣るから沖縄へ行けこいつて遣られたのであるさいふ。所が愈々沖縄へ下つて見るこ、今に下るくこ噂 ...
... 人形芝居」を読みて三比嘉盛章私が貴方の知友の一人として、前に申したやうな感じを持つと同じく、貴方の友人は様々な立場や事情や関係やから、色々の感じを沖縄の人形芝居に対して持つて居らるゝことでせう。所が私は他の立場、即ち沖縄人の一人として異 ...
... 人形芝居を持って、各戸を廻わって、京太郎の舞いを見せている風情を、明治中期の芝居がこれを面白く振り付けて公演したものが、好評を博し、見物に来ていた美里村泡瀬の喜屋武盛広と言う人がこれを村芝居の演目に入れたいと思い、役者を村に招き伝授して ...
... 人形をあつかっての芸能は完全に消滅して、明治三〇年代に首里の寒川芝居で振付けされたという芸能が地方に残っているのみである。したがって、人形芝居としてのチョンダラーについては、文献でしかその形跡は追えないというのが現状である。沖縄で演じ ...
... 人形芝居を持って、各戸を廻わって、京太郎の舞いを見せている風情を、明治中期の芝居がこれを面白く振り付けて公演したものが、好評を博し、見物に来ていた美里村泡瀬の喜屋武盛広と言う人がこれを村芝居の演目に入れたいと思い、役者を村に招き伝授して ...