本書は、まず、第一は、19世紀末期から20世紀初頭、日清・日露戦争をへて韓国「併合」にいたる時期の日本が、世界政治のなかで占めた位置とその特質とを描き出す。そして、 ...

「帝国主義の時代の理解をめぐって──自国史と世界史」をテーマに日本・韓国・中国・台湾・ヴェトナムなどの歴史教育者・研究者が集った第4回東アジア歴史教育シンポジウ ...

... 培うためであった。そして九年の帝国議会の開設は、強力な大日本帝国の骨格を実質的に作り上げた。その後、日清戦争と日露戦争の勝利を契機に、日本は政略的に「脱亜」の道を歩み、アジアで唯一の帝国主義国家として成長し始めた。ー。。

... 日本でおおむね平安に時代が移る頃、半島では高麗が新羅に変わって統一国家を形成 ... 帝国をつくったモンゴルの圧力に対し、高麗も鎌倉幕府もそれぞれ戦うこととなり ... 主義時代の大動乱さて、ここから歴史は、日本と朝鮮の激動期に入ってしまう。帝国 ...

... 帝国主義に今日唯一残された予備力である日本帝国主義の、相対的に巨大な生産力がもつ東アジア的重要性は、先の経済指標にも見るように、 ASEAN 諸国の経済的主導者にすでになっていることとあわせて極めて明確であるといわなければならない。アメリカ帝国 ...

... 日本的「東洋」の価値園を確立する思想として時代的役割を果たしている反面、多くの研究者が危惧したように、こうした思想的方法を政治、歴史の解釈に適用すると、戦前の日本帝国 ... アジア主義を継承、発展させたものであるといって.