流布本「小町集」を和歌作品として考察する

... 集を収載した。校注の分担は次のごとくである。小町集・遍昭集・業平集・素性集室城秀之伊勢集—高野晴代猿丸集鈴木宏子六集の底本校合本は、それぞれ左のごとくである。小町集底本は正保版歌仙家集本『小町集』、『私家集大成 1 中古』で「小町 I 」と ...

黒岩淚香. *小野小町論索引<後醍醐天皇小町と業 1109 小町の時代二五斷案六<小町獨特の家法 1111 4 小町集一三惟喬親王名△小町獨得の調九六小町集と小大君集一七、三七、一七四婚期を空しく一六一<小町と深草御門*五小町の人格△國學者 EX △小町と戀小町 ...

小町が、その死後人々の心の中にどのように生き続け、どう変容していったのか。また、変容しながらその底に変らずに生き続けてゆく、小町的なもの、とはいったい何か―。

本書には六歌仙のうち小野小町・遍昭・在原業平、『古今和歌集』撰進期の歌人として素性・伊勢、及び伝説的歌人猿丸大夫の、計六人の家集を収載した。

... 小町集に見えたり。婉にして、好みて平易の語を深の感をうたへり。紀貫之許してはく、小野小町は古の衣通姫の流なり、あばれなるやうにて強からず、いばばよき女のなやめるところあるに似たり、強からは女の歌なればなるべしと。家集小野小町集といふ(群 ...

... 集・玄々集とその研究』能因・小町・相模中古私家集森本先生の研究足跡書評杉谷寿郎著『後撰和歌集研究』百人一首の義孝詠について本書の構成は、このように大きく二部に分かれており、第一部「私家集の諸相」では、小野小町・伊勢・和泉式部・紫式部 ...

... 小町集に見えて、四句うたか花のもこせり、ちはやぶる云々調書のたいごは、醍醐天皇ない〇此又小町あの行がふさし、五句のめすせり、その云々も亦小町集に見えて、三句まるでの意也,雲りみをよ八雲御抄に、草を編みろづびみ筆畧語あひゐのびきてくしひの ...