藤木久志 一九六九=中世後期の政治と経済 3 三〇五さて、佐藤の幕府=将軍権力論の影響は大きく、十四十五世紀政治史としての赤松俊秀「室町幕府」(体系日本史叢書 1 『政治史』所収)や成立期の将軍権力の強弱を問題にした石田善人「室町幕府論」(『封建国家 ...

... 権力構造の理解には適合的でないとされ、イギリスにおける領主裁判権の発生と ... 封建国家の成立過程をみようとされる。書封建制の定義論争、導入論と連続論という学説史的対立をふまえまず序文において著者は、イギリス封建国家 ... 封建国家の確立』松垣裕著.

... 封建国家を国家たらしめている契機としての「州」という非封建的権力基盤と,本来自立的領域権力であることを志向する封建的特権領との、二つの異質的な統治原理が混在し競合しているところにイギリス中世国家の権力構造の基礎を求め,王権と封建貴族権との ...

... 封建国家の権力構造』創文社、一九六七年)が発表されたが、いずれも成立期の幕府を如何に理解するかという点に限定されている。( 4 )「幕府論」(『新日本史講座』中央公論社)、「室町幕府開創期の官制体系」(石母田正・佐藤進一編『中世の法と国家」東京 ...

... 封建国家における特権領の構造第二章 N 十三世紀末期・ダラム司教領の構造第四章十三世紀末期の権原開示訴訟と大憲章確認 ... 権力-封建的領主権規制との関連を中心として――第二編プランタジネット朝における権原開示訴訟の展開第一章 E イギリス初期制定 ...

... 封建国家の権力構造』、創文社、一九六七年)・『織田政権の基礎構造- -織豊政権の分析 I -』(東京大学出版会、一九七五年)・『近世封建制成立史論- -織豊政権の分析 II ――』(東京大学出版会、一九七七( 8 )「将軍権力の創出」(『歴史評論』二四一・二六六 ...

... 封建制を樹立しようとした革新政策であったが、実施については妥協的・反動的側面があったとするもの)宮川満・太閤検地論 ... 国家権力=幕藩体制確立政権説(特に豊臣政権について、荘園制を一掃して小農民自立の|山口啓二「豊臣政権の構造」条件を作り出し民族 ...

... 権力が,封建王権であり得るはずはない。そこでは,レーン制権力構造は全くの支配の手段でしかない。どうみても,織豊政権には ... 国家から絶対主義国家への移行がはじまっていることになる。封建国家にとって,レーン制権力構造の限界は宿命的でさえある ...

... 国家権力と村史潮 99 落徳政一揆の評価をめぐっ日本史研究 88 て宮川満|深谷克己安孫子麟 るデモ隊羽田で警官と衝突(第. 会関 ... 封建国家の権力構造』創文社同上歴評 201 小樽商大商学討究 17–4 佐々木潤之介青木虹二維新変革の現代的視点明治維新の農民 ...