... 人間像であったといえよう。したがって固定期以後の狂言が描く人間像はすべて中世的人間像ではないにしても、林屋がすぐれた歴史感覚をもって選別してとりあげているように、一定の手続きをふむことによって「中世的人間像」を抽出することが可能となろう ...

修道士、騎士、農民、芸術家、聖者...中世ヨーロッパ諸国の創設期に、多様に生きた職業上10種のタイプの人間像を、その精神性と創造的営為の展開の中で克明に描き出す。

... 中世文学」昭 33 ・ 5 〕、「方丈記の序章と終章の論」「「鶴見大学紀要第一部 ... 人間像と常にかかわっている傾向をおびている。以上、昭和三十年代以降を中心に ... 中世文学史のなかに、どう位置付けるかを、文体や思想の面から、広い視野でもって探る ...

... 中世風に把握したギリシャ的世界観を日本の原始神道に結合させたものじゃないかと、こう思うのです。透谷が藤村より前にもち出した人間像は、生命の肯定とか内部生命の主張とか言っても、ギリシャ的人間像じたいのですよ。楽天的・理性的人間像ではなくて ...

... 中世の人間像の確かさは、この判断からは見とりえない。その辺のことも有元は雄弁に語っている。人像は、無重力の空間にいる。花が人像をとりまいて漂っている。降りてくる雲も、浮かぶ雲も無重力の宇宙の中にある。いわばコスミックな世界、といってかれ ...

... 人間像 5 月号 1150 円中世文学(南側)にみる人間像 10 月号 1150 円[平成 12 年]近世文学(韻文)にみる人間像古代文学に見る女性たち石坂洋次郎の世界[平成 13 年] 5 月号 1150 円 8 月号 1150 円『江戸』の魅力開府四〇〇年 12 月号 1300 円[平成 16 年] ...

... 中世初期仏教の教育思想を特に親鸞・道元・日蓮の三者に焦点づけ、当時の仏教及び ... 中世仏教教育思想史の問題の究明には、種々なる行き方が可能であらうが、私は日本 ... 人間像の展開として、しかもこの人間像の問題を、常にその人間の実在根拠になって ...

... 中世的人間像を特に狂言を主題として、大名、太郎冠者、百姓、地頭、女房、商人などの群像をえがいてみたのは、一つにはその中から逆に狂言を生んだ社會的環境に闘する自分の推定に誤りがないかどうか検證する目的があったのであるが、他には「人間論 ...

... 中世的人間像─乱世における思想と生活―」(昭和四一・一「淑徳国文 2 」)高田実「日本史学における『中世』時代区分上の二三の問題 ... 人間像─乱世における思想と生活―」(昭和四○・三「淑徳国文 1 」)記・能・狂言を除く―」(昭和四〇・四「国語と国文学 ...

... 中世の人間像上智大学中世思想研究所編創文社 1987.8 330 , 14p 22cm (上智大学中世思想研究所紀要中世研究第 5 号) 4500 円 132 (内容)文献表: p315 ~ 327 ( 08842 ) · ◇日本史の人間像一奈良本辰也対談集奈良本辰也著新人物往来社 1975 246 肖像 20cm ...