... 文が見られる。例えば、本書二七八一二行目「泣かる。暮るる、すなはち」とある箇所は、底本、御所本とも、「なかるくるすなはち」であるが、陽明文庫蔵本をはじめ他本のほとんどは、「なかるすなはち」とある。『とりかへばや物語本文と校異』(鈴木弘道 ...

本文と校異 ミセケチニシ、右傍=「かばイ」] ) ―かは(吉)とそーナシ(吉)みー見(書清岡鈴)給ふーたまふ(書清) ―玉ふ(鈴)ひめ君―女君(書岡鈴内村藤島平) ―姫君(清)う一九一ちー心地(清) ―こゝち(山岡)うらめしー恨めし(清)むねー胸(清)ならひ ...

... 本文の乱れがめだち、善本とは言えない。他本と校合した形跡もない。ただし、本文 ... とりかへばや」伝本を手にした浚明が考勘の必要を感じ、二度にわたって校の手を ... 物語本文と校異」で校合本の一とさ( 2 )れた「鈴木弘道氏蔵寛文元禄頃写本」(以下 ...

... 家旧蔵本を底本として十数本を参看、校合した「とりかへばや物語本文と校異」(鈴木弘道著)、宮内庁書本を底本として七本を校合した『新釈とりかへばや』(田中新一、田中喜美春、森下純昭著)も刊行されている。このよた、前述のように、近世を遡る伝本は ...

鈴木弘道. とりかへばや物語本文と校異鈴木弘道昭和五三年桑原博史昭和五三・五四年~四(講談社学術文庫)とりかへばや物語新釈とりかへばや昭和六三年田中新一・田中喜美春・森下純昭○現代語訳とりかへばや物語とりかえばや物語文献書院内王朝文学叢書刊行 ...

田中登, 山本登朗. とりかへばや物語本文・注釈とりかへばや物語には、無名草子の記述により、古本・今本の二種類があったことが知られるが、古本は早く散逸しており、現存する伝本はすべて今本である。諸本の分類は、吉田幸一『とりかへばや』(古典文庫 ...

講談社田中新一新釈とりかへばや- (影印)とりかへばや〔平出本〕三冊[研究文献〕資料と史的考察―桑原博史昭器、九田中春昭空、五森下純昭風間書房鈴木弘道編昭三、四~六四、一和泉書院とりかへばや物語総索引鈴木弘道昭吾、二笠間書院東宝書房平安時代物語 ...

物語の変容を考える. ( 2 )『とりかへばや物語本文と校異』(鈴木弘道氏大学堂書店昭和 56 年)における「底本校合本解題」に記述がある。( 3 )『取替ばや物語考』の引用は、『國文學註釋叢書十二』(名著刊行會昭和 4 年)に拠る。( 4 )「とりかへばや物語の ...

片山喜八郎. ◇九本対照竹取翁物語語彙索引引山田忠雄武蔵野書院 1968 (自立語 ... 《とりかへばや物語》 1 とりかへばや物語諸本解題桑原博史→「東洋大学紀要 ... 校異鈴木弘道題・所載和歌索引) 2 浚明本とりかへばや鈴木弘道むさし書房 1969 (京都)大学堂 ...

中西健治. や』(昭四四・五)、校本ともいうべき『とりかへばや物語本文と校異』(昭五三・三)、また註釈書及び解題書としては『とりかへばや物語の研究』(昭四八・一)、『校注とりかへばや物語』(昭五一・三)、語彙索引の『とりかへばや物語総索引』(昭五二 ...