良くも悪く(?)も、直接的にも間接的にも外国、並びに
外国人の存在無しでは日本という国は成り立たない現在、
読んでおいた方がいい本ではないでしょうか。
面白おかしく、というとちょっと語弊がありますが、
とにかく興味深く読ませてくれます。
でも、この人はすごく仕事が出来る人なんだろうなぁ、
という気がします。
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ブエノス・ディアス、ニッポン―外国人が生きる「もうひとつのニッポン」 単行本 – 2005/10/12
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購入オプションとあわせ買い
片道のチケットを握りしめ、海のむこうからやってきた新しい隣人たち。コンビニ弁当を作る工場で、同級生と机をならべる教室で、申請者でごった返す入管の窓口で、不法滞在で勾留されている留置所で・・・。彼らの目にうつった「もうひとつの日本」の姿とは?外国人事件専門の弁護士が紹介する、悲しくもたくましい、ひとりひとりの物語。
あなたはニッポンに住む外国人のコトをどれだけ知っていますか?
あなたはニッポンに住む外国人のコトをどれだけ知っていますか?
- 本の長さ271ページ
- 言語日本語
- 出版社ラティーナ
- 発売日2005/10/12
- ISBN-104947719052
- ISBN-13978-4947719058
商品の説明
出版社からのコメント
日本の法律の枠の外で、各市町村では厄介者扱いを受けながら、間違った報道や世論、著名人たちの発言によってその存在を脅かされながらも、そんな日本に安住の地を求めたくましく生きる外国人たちの生身の姿。今後も日本に増え続ける外国人の存在とそんな外国人の手をますます必要としている日本経済。彼ら外国人が抱える問題は、彼らと同じ社会に生きる住人、我々日本人が現実に直面している問題なのだ。
レビュー
日本の法律の枠の外で、各市町村では厄介者扱いを受けながら、間違った報道や世論、著名人たちの発言によってその存在を脅かされながらも、そんな日本に安住の地を求めたくましく生きる外国人たちの生身の姿。今後も日本に増え続ける外国人の存在とそんな外国人の手をますます必要としている日本経済。彼ら外国人が抱える問題は、彼らと同じ社会に生きる住人、我々日本人が現実に直面している問題なのだ。 --出版社からのコメント
抜粋
直也は、年のせいですっかり弱くなった足を引きずって、入国管理局に出向くと、審査官に事情を説明した。リカルドは自分の子だ。そりゃ血はつながっていないし、そのことを言わなかったのは悪かったが、私はいつだってリカルドのことを自分の子どもだと思っていたし、リカルドだって私が父だと思っている。なんとか私の言い分を聞いて欲しい。だが、外国人でごった返す窓口で、仕事に追われる若い審査官は、リカルドについて、虚偽の書類を提出して、不法に日本に入国をした偽日系人だと切り捨てた。
リカルドに対しては、強制送還が命じられた。不法入国者として強制送還されると、少なくとも出国から五年は日本に上陸できない。いや、いったん不法入国者として入管の記録に残されてしまうと、日本人と結婚しているなど在留資格に該当する身分がない限り、短期の滞在を含めて、事実上、再来日の道はかなりの確率で閉ざされてしまうのだ。すでに73歳で、ペルーにもつ資産をすべて処分して日本にやってきた直也の事情を考えると、リカルドは、今後、一生直也に会えない可能性が高いし、死に目に最後の別れを告げることはできないだろう。
リカルドに対しては、強制送還が命じられた。不法入国者として強制送還されると、少なくとも出国から五年は日本に上陸できない。いや、いったん不法入国者として入管の記録に残されてしまうと、日本人と結婚しているなど在留資格に該当する身分がない限り、短期の滞在を含めて、事実上、再来日の道はかなりの確率で閉ざされてしまうのだ。すでに73歳で、ペルーにもつ資産をすべて処分して日本にやってきた直也の事情を考えると、リカルドは、今後、一生直也に会えない可能性が高いし、死に目に最後の別れを告げることはできないだろう。
著者について
証券会社のセールスマン、外資系会計事務所勤務などを経て、弁護士。
登録情報
- 出版社 : ラティーナ (2005/10/12)
- 発売日 : 2005/10/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 271ページ
- ISBN-10 : 4947719052
- ISBN-13 : 978-4947719058
- Amazon 売れ筋ランキング: - 496,214位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 90位在日外国人・残留孤児
- - 317位国際法
- - 9,126位社会学概論
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は日本で暮らす外国人(特に南米)からの相談を多く手掛ける弁護士。本書は、著者が手掛けた実話を月刊誌に連載したものを書籍化している。
日本で暮らす、所謂「不法滞在」(オーバーステイが大半)外国人が交通事故を起こした際の話、子供が生まれたが届出を行っていなかったゆえに在留許可が取得できなくなった話など、読み物として純粋におもしろい。加えて、弁護士である著者が、日本の現在の法制や行政、マスコミ報道の問題点を鋭く指摘している。
日本は豊かな国になったが、「開かれた日本」として不法滞在する外国人にどう接するべきかを見直す必要があることを感じさせられる。自分達のことだけを考えるのではなく、日本に「来てしまった」外国人に対して、彼らの立場に立つ「幅」を持つべきなんじゃないかと考えさせられた。島国であるゆえに、移民をブロックすることが比較的やさしい日本では、この問題に対する意識が低いように思う。実例を通じてそんなことを考えるきっかけを与えてくれる良書です。
日本で暮らす、所謂「不法滞在」(オーバーステイが大半)外国人が交通事故を起こした際の話、子供が生まれたが届出を行っていなかったゆえに在留許可が取得できなくなった話など、読み物として純粋におもしろい。加えて、弁護士である著者が、日本の現在の法制や行政、マスコミ報道の問題点を鋭く指摘している。
日本は豊かな国になったが、「開かれた日本」として不法滞在する外国人にどう接するべきかを見直す必要があることを感じさせられる。自分達のことだけを考えるのではなく、日本に「来てしまった」外国人に対して、彼らの立場に立つ「幅」を持つべきなんじゃないかと考えさせられた。島国であるゆえに、移民をブロックすることが比較的やさしい日本では、この問題に対する意識が低いように思う。実例を通じてそんなことを考えるきっかけを与えてくれる良書です。
2010年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ケーススタディ満載。外国人の巻きこまれがちなトラブルと、具体的解決の事例が豊富。これを読んでおけば、外国人の知人や従業員に万が一何かあっても慌てないで済む。
2013年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
外国人事件をやりたい、という司法修習生や新人弁護士に無条件に進められる一冊。この熱い気持ちを感じて欲しい。
知識、技術は重要だが、それを身につける前提として、思い入れが必要だということがよく分かると思う。小手先だけでは、ダメだ。
知識、技術は重要だが、それを身につける前提として、思い入れが必要だということがよく分かると思う。小手先だけでは、ダメだ。
2018年9月27日に日本でレビュー済み
図書館本
ラジオで荻上チキさんが推奨していたので読んでみた。(週刊文春で叩かれてしまいましたが)
確かに良い本です。月刊ラティーナ 2001年から2005年に掲載されたもの。
在日外人、外国人問題、違法就労、労働力として使い捨てられる人々
さらには外国人技能実習制度と言う名の低サラリー労働力
日本という経済大国(右肩下がりですが)にオーバーステイする人たちが居る事は確かだが、本書で書かれている現実をほとんど方は知らないだろう(僕も知らなかった)。
著者は「この本は、気の毒な外国人に同情してやれ、と市民に呼び掛けるためのものではないし、日本の制度はこんなにひどい、と社会の暗部を告発するために書かれたわけでもない。片道チケットを握りしめて海を渡り、日本の片隅でたくましく生きる彼女ら彼らに対する尊敬と、どん欲な生への情熱とユーモアに彩られたひとりひとりの「物語」に対する感動が、執筆の動機になった。」と書く。
マスコミやメディアの流す情報だけで思考停止しないことが重要だということが良く分かります。
ラジオで荻上チキさんが推奨していたので読んでみた。(週刊文春で叩かれてしまいましたが)
確かに良い本です。月刊ラティーナ 2001年から2005年に掲載されたもの。
在日外人、外国人問題、違法就労、労働力として使い捨てられる人々
さらには外国人技能実習制度と言う名の低サラリー労働力
日本という経済大国(右肩下がりですが)にオーバーステイする人たちが居る事は確かだが、本書で書かれている現実をほとんど方は知らないだろう(僕も知らなかった)。
著者は「この本は、気の毒な外国人に同情してやれ、と市民に呼び掛けるためのものではないし、日本の制度はこんなにひどい、と社会の暗部を告発するために書かれたわけでもない。片道チケットを握りしめて海を渡り、日本の片隅でたくましく生きる彼女ら彼らに対する尊敬と、どん欲な生への情熱とユーモアに彩られたひとりひとりの「物語」に対する感動が、執筆の動機になった。」と書く。
マスコミやメディアの流す情報だけで思考停止しないことが重要だということが良く分かります。
2008年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
具体的な事件や、そのエピソードを通して、単に「不法滞在」としか扱われないような、使い捨ての労働力としての外国人への日本社会の冷たさであったり、日本人の父親がいて、生まれてからずっと日本に生活基盤があるにも関わらず外国へ強制送還されてしまうような子供が存在する、日本の国籍法のおかしさであったりへの、筆者とその事務所のスタッフのどこか肩の力がぬけるような描写も交えながら、裏打ちされた暖かみのもとに、的確なつっこみがなされている良書。
排他的な社会の中で、その社会を支えるために働きながらも、不可視化されてしまっている存在やその周辺の存在のために仕事をする筆者とそのスタッフの姿(お金はよそで稼いでいると公言するところも)、素敵です。
排他的な社会の中で、その社会を支えるために働きながらも、不可視化されてしまっている存在やその周辺の存在のために仕事をする筆者とそのスタッフの姿(お金はよそで稼いでいると公言するところも)、素敵です。
2016年1月8日に日本でレビュー済み
街弁の著者が不法滞在の外国人と関わったトラブルについてつづった本
10年前に書かれたものだが内容は古びてない(つまり、日本の外国人の待遇はまったく進歩していない)
安倍政権のもとで、外国人研修生の期間延長と職種の拡大の方針を打ち出しましたが、これは今後ますます外国人労働者が増えることを意味します
期間が延長されれば、日本に定住しようとする外人も当然増えるでしょう
労働力としては歓迎しても移民としては歓迎しない、これが現政権の本音(そして多くの日本人の本音)だとは思いますが、10年、20年という単位で日本に暮らす人々を不法滞在の一言で切り捨てていいのでしょうか
10年以上も日本で暮らしたら、当然生活の基盤は日本となり、結婚して子供をつくる人もいるでしょう
そんな家族を強制送還して、出身国に送り返すのはあまりにもひどいと思います(子供にとっては見ず知らずの異国に突然送られるようなものです)
外国人は底辺労働者として結婚もせずただひたすら働かせ、一定の期間が来ればさっさと帰れということでしょうか?
人間をただの労働力としてしか見てないこのような非人道的な態度をいつまでも続けられると思ってるんですかね・・・・・
10年前に書かれたものだが内容は古びてない(つまり、日本の外国人の待遇はまったく進歩していない)
安倍政権のもとで、外国人研修生の期間延長と職種の拡大の方針を打ち出しましたが、これは今後ますます外国人労働者が増えることを意味します
期間が延長されれば、日本に定住しようとする外人も当然増えるでしょう
労働力としては歓迎しても移民としては歓迎しない、これが現政権の本音(そして多くの日本人の本音)だとは思いますが、10年、20年という単位で日本に暮らす人々を不法滞在の一言で切り捨てていいのでしょうか
10年以上も日本で暮らしたら、当然生活の基盤は日本となり、結婚して子供をつくる人もいるでしょう
そんな家族を強制送還して、出身国に送り返すのはあまりにもひどいと思います(子供にとっては見ず知らずの異国に突然送られるようなものです)
外国人は底辺労働者として結婚もせずただひたすら働かせ、一定の期間が来ればさっさと帰れということでしょうか?
人間をただの労働力としてしか見てないこのような非人道的な態度をいつまでも続けられると思ってるんですかね・・・・・
2008年12月29日に日本でレビュー済み
読んで良かった。
きっかけは、国籍法3条改正のきっかけになった事件の弁護士さんが、「いしけりあそび」という匿名で書かれていたブログ。本書も、その弁護士さんが、「ななころびやおき」というふざけた匿名で書かれているw
国籍法改正のきっかけの事件の背景も、本書で取り上げられている23の事情の一つです。
自らは人権派ではなく、企業からの仕事を収益の柱としていると言いつつ、常に外国人の案件を200件は抱えているという町の弁護士さんが、強制送還されるべきでない人々の様々な事情を、とてもユーモラスに紹介する。
時には依頼者を叱り、時には自らの力不足を嘆きつつ、依頼者のドラマチックな人生に立ちはだかる法の無情を浮かび上がらせます。
変な同情を抜きにして、不法滞在で強制送還される人々の真実の人間模様は、笑い事ではなかった。
一口に不法滞在と言いうと、大概の日本人は、その外人が悪いとしか考えない。しかし、「これが不法滞在だなんて、不法にされることが不当じゃないか...この人、何も悪くないじゃん...」というのが、現実に起こっているのですね。
と、なんかマジメそうですが、単純に面白おかしくて、おすすめです。
きっかけは、国籍法3条改正のきっかけになった事件の弁護士さんが、「いしけりあそび」という匿名で書かれていたブログ。本書も、その弁護士さんが、「ななころびやおき」というふざけた匿名で書かれているw
国籍法改正のきっかけの事件の背景も、本書で取り上げられている23の事情の一つです。
自らは人権派ではなく、企業からの仕事を収益の柱としていると言いつつ、常に外国人の案件を200件は抱えているという町の弁護士さんが、強制送還されるべきでない人々の様々な事情を、とてもユーモラスに紹介する。
時には依頼者を叱り、時には自らの力不足を嘆きつつ、依頼者のドラマチックな人生に立ちはだかる法の無情を浮かび上がらせます。
変な同情を抜きにして、不法滞在で強制送還される人々の真実の人間模様は、笑い事ではなかった。
一口に不法滞在と言いうと、大概の日本人は、その外人が悪いとしか考えない。しかし、「これが不法滞在だなんて、不法にされることが不当じゃないか...この人、何も悪くないじゃん...」というのが、現実に起こっているのですね。
と、なんかマジメそうですが、単純に面白おかしくて、おすすめです。