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味噌の民俗: ウチミソの力 単行本 – 2016/8/1

3.0 5つ星のうち3.0 1個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 大河書房 (2016/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 258ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4902417375
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4902417371
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 1.3 x 21 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.0 5つ星のうち3.0 1個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年7月15日に日本でレビュー済み
なにか盲目的というか世間知らずというか・・・
アマゾンの書評は書き手も読んでいると思うので一言言っておきますが、
当然ながらダイズ収穫後でなければ味噌は作れない(地域やダイズ品種特性により収穫時期が違う。始期はそれに制約される)。ダイズ(子実)というのは短命で収穫後そう長くは置いておけない(終期の制約)。醸造にはある程度の温度(高すぎず低すぎず)が必要で、同じ日本とは言っても寒冷地では真冬には作れない(環境による制約)。ハレの日その他の行事の期間や忌み日には作れないし(社会的制約)、大仕事なので農閑期でなければ作れない(労働力の制約)。醸造にかかる日数(温度等により変わる)や後工程の時期の都合(農繁期とぶつかる)、道具の使い回しの都合・・・といった具合に様々な制約から消去法的に作業時期が決まってしまうだけのこと。
ことほど左様に、物事は大抵は道理で動いている。傍観者がどんな自分勝手な感傷にふけようとも。
ダイズというのは品種に地方性が強くて(地域固有の品種があって他の地域ではうまく育たない)特性も地方品種によってマチマチ(味噌向き、豆腐向き、納豆向き、搾油向き、煮豆向き、エダマメ向き・・・)。味噌作りに適したダイズ(タンパク質が多くデンプンもある程度ある)がどの地方でも採れるという訳にはいかない。ダイズの特性に応じて味噌の作り方も変わる(味噌用には不向きのダイズを他の原料やテクニックでカバーするなど)。
調査手法が全般的に幼稚(粗雑、甘っちょろい。茶飲み話のアバウトさ。研究者としての基礎訓練ができていない)。たとえば煮る時間の長短を、別の地方の違う品種のダイズしかも保存方法も保存期間も違うものと単純に比較しても意味はない(適頃まで煮えるのにその時間かかってしまうのであって、伊達や慣習で無駄に長く煮たりなんかしない)。たとえば収穫したてのダイズと半年後のそれとでは時間が違って当然。見るべきところを違えていないか。そもそも一釜煮るのに二日もかかるのか。量が多くて一度には炊けないということではないのか。
表向きは(この著者のような他人に対しては)「畦豆」などと卑下していても、その実体は家系の何代にも渡って品種選抜を繰り返して選り抜かれた地元密着型のエリートだ。味噌作りも当該特定のダイズ品種に合った製法を模索し続けた結果だ。ダイズ品種と味噌の製造技術とはセット(一対)になっていると考えるべき。
ダイズは交雑しにくいので1つの土地に複数品種並存することもあり得る(隣の家とはダイズ品種が違って味噌の作り方も違うということがあり得るということ)。家により栽培技術の巧拙もある。基本的に「自分の家で穫れたもの」を使うので、隣の嫁とは単純な腕比べではなく「原材料の段階から違う」のだ。「家ミソ」の理解を取り違えていないか。ダイズ(原料、タネ(蒔けば当該品種が生えてくる))の貸し借りというのは茶碗の貸し借りとは意味が違うのだ。
柚餅子は、当然ながら材料であるユズの収穫時期でなければ作れないし、この時期(空気が乾燥して気温が低くかつ凍結しない)でなければ干せない。味噌側ではなくユズ側の都合だと考えるのが相応。感情に流されて妙なこじ付けをしていないか。
物事は論理的に考えるように。大抵は何らかの理由がある。上面を調査しただけでは夏休みの自由研究レベル。無知と感情で自分勝手に捻じ曲げないこと。
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