1905年から1945年まで日本領だった南樺太で生きたロシア人について書かれています。
1905年に発効されたポーツマス条約で南樺太に残留したロシア人をはじめ、1917年のロシア革命で社会主義政権が樹立されたのを機に南樺太に亡命した白系ロシア人らが、南樺太で定住するようになりました。彼らの民族的出自は主にロシア人ですが、ポーランド人やタタール人もいました。
日本統治下の南樺太に生きたロシア人の家族としては第2部で14家族のエピソードが紹介されています。
日本とロシアの間で解決されていない領土問題である北方領土問題について、日本政府は「北方領土に現在居住しているロシア人住民については、その人権、利益及び希望は、北方領土返還後も十分に尊重していく」としていますが、当時と社会変化は大きく異なるとはいえ、1905年から1945年まで日本が統治していた南樺太でロシア人が住んでいた過去のケースが参考になり、そのためにもこの本は重要となるでしょう。
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樺太に生きたロシア人―故郷と国家のはざまで… 単行本 – 2004/5/1
セルゲイ・フェドルチューク
(著),
板橋政樹
(著)
- 本の長さ227ページ
- 言語日本語
- 出版社ナウカ出版
- 発売日2004/5/1
- ISBN-104888462038
- ISBN-13978-4888462037
登録情報
- 出版社 : ナウカ出版 (2004/5/1)
- 発売日 : 2004/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 227ページ
- ISBN-10 : 4888462038
- ISBN-13 : 978-4888462037
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,488,153位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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