江戸の貨幣制度である金銀銭の三貨制度は、
それ自体複雑であるのに、中でも銭の相場だけを抽出して
江戸の街の人々の生活と絡めて語った良著。
しかし為替相場というか変動相場制に関する基礎的な知識がないと
すっきり理解できるというわけには行かないだろう。
とはいえ、読めば気分は山本一力『銭売り賽蔵』である。
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江戸の銭と庶民の暮らし (同成社江戸時代史叢書 16) 単行本 – 2003/7/1
吉原 健一郎
(著)
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- 本の長さ207ページ
- 言語日本語
- 出版社同成社
- 発売日2003/7/1
- ISBN-104886212751
- ISBN-13978-4886212757
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
統一国家として全国共通の貨幣制度が施行された江戸時代、人々は現代と同じようにインフレ・デフレに悩み、相場の動向に大きく翻弄された。近世全期を通じての銭相場の変動を追い、庶民生活の実態に迫る。
登録情報
- 出版社 : 同成社 (2003/7/1)
- 発売日 : 2003/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 207ページ
- ISBN-10 : 4886212751
- ISBN-13 : 978-4886212757
- Amazon 売れ筋ランキング: - 915,220位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,389位江戸時代
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