このシリーズは大好きで、毎回発売とほぼ同時に読んでいます。
今回も全く期待を裏切らない面白さでした。
このシリーズのありがたさは面白さもさることながら、英語の本を読んでいる時に(特に小説などですが)「どっちとも取れるけど、どっちなんだろう?」とか「どっちの意味にとっていいか自信がないので、なんとなく雰囲気で意味を自分の中で決めてしまっている」という部分に対して「あ、この意味で良かったんだ」とか「この意味でとるべきだったんだ。だったらその前後の意味も・・・」などと気づかせてくれたりするところです。
文法的に正しく読む、というのは高校生、大学受験生あたりまでは意識しますが、それ以降になると、文法重視よりも、、、という視点が必要になることの方が多く(もちろん文法はわかっている前提ですが)、結構自分なりの根拠が必要になって悩むことが個人的読書でも多くなると思います(私だけかな?)。
このシリーズの知識はなんとなく読んでいたところに対して「ああ、この文法的な考え方で読んでいけば」ということに気が付かされて気になっていたところを読み直し、合点がいく、という経験をさせてくれることです。
毎度のことですが、今後のこのシリーズが楽しみで仕方ありません。
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謎解きの英文法 使役 単行本(ソフトカバー) – 2014/10/27
久野暲・高見健一
(著)
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英語の使役表現は、make,let,have,get,cause など用いられる使役動詞によって意味が違い、land the plane と make を使った make the plane land も意味が違います。これらの違いわかりやすく整理し、定説の間違いを正します。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社くろしお出版
- 発売日2014/10/27
- ISBN-104874246389
- ISBN-13978-4874246382
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登録情報
- 出版社 : くろしお出版 (2014/10/27)
- 発売日 : 2014/10/27
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 208ページ
- ISBN-10 : 4874246389
- ISBN-13 : 978-4874246382
- Amazon 売れ筋ランキング: - 348,654位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 9,234位英語 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年1月22日に日本でレビュー済み
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2015年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネイティブは正解をいえてもなぜそうなるか、説明できません。この本は外国人だからこそ、客観的に説明できる強みを遺憾なく発揮しています。今まで見えなかったものが見えてくる体験をさせてくれ、、それも鮮やかに、認識を変えさせ、新しい色彩に、彩ってくれます。予備校講師とは明らかに異なる、大学に籍をおく研究者の底力を見せてくれます。
2022年3月25日に日本でレビュー済み
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著者の他の本から本書も生成文法に基づいた説明があると思っていたが、一切ない。説明は統語論というより語用論に基づくものである。もしも生成文法による説明を期待するなら他の本を買うべきである。
水準は高校生や大学一年生向けと感じた。英文法豆知識である。I have a temperatureという言い方は普通にすると思っていたが、本書が引用するジーニアスなどの英和辞典には誤用とあるそうだ。しかし母語話者の意見はありうるというものであり、インターネットなどの用例にもあると言う。仕事で英語を使う人には常識かもしれない。このシリーズの他の巻ほどは謎解きになっていないように思う。それでも、あまり高度なことを期待しなければ楽しめるとは思う。
水準は高校生や大学一年生向けと感じた。英文法豆知識である。I have a temperatureという言い方は普通にすると思っていたが、本書が引用するジーニアスなどの英和辞典には誤用とあるそうだ。しかし母語話者の意見はありうるというものであり、インターネットなどの用例にもあると言う。仕事で英語を使う人には常識かもしれない。このシリーズの他の巻ほどは謎解きになっていないように思う。それでも、あまり高度なことを期待しなければ楽しめるとは思う。
2014年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書で扱われている動詞はmake, persuade, let, causeで不思議なことにhave,getは扱われていない。ここではlet に焦点を絞って本書がどのような新情報を提供しょうとしてしているか紹介し、それに関わる問題点を指摘したい。『英語慣用法辞典』(改訂版)には「makeはHe was made to goのように受身形ではtoを伴うが、letはThe grass was let grow(草はのび放題にされていた)のようにtoのない不定詞とともに用いることが可能 [Quirk et al. p.841]」とあるが、確かに多くの学習英和辞典は 「受身不可。受身形はbe allowed [permitted ] to doで代用される」とのべている。『ジーニアス英和辞典』第5版)もletの受身形を認めていない。本書第7章「Let使役文は本当に「受身」にならないか」の主張は
「Let使役受身文は、be let の後の動詞句が、その意味上の主語の習性・特性や、自動的に生じるなるがままの普通の動作・状態を表しており、主語が放任・放置されることで、そのような習性や動作・状態が起こる場合に適格となる」(p.141)という。
英語の論文の翻訳であろうか、何度読んでも理解困難な日本語である。
ともかく一定の条件を満たせばletの受身文は可能ということでのようである。本書の用例に用いられている動詞はbe let die [live, droop. fail, drop, rest, lie, rise, dry, set, fly, lapse, fall, escape, fall apart, pass, standなど]である。用例は「インターネットからの実例」「我々の作例」であるが「私たちのネイティヴスピーカー・コンサルタントが適格と判断したもの」という。しかし、これらを BNC (一億語コーパス)でチェックしてみると, どれも生起ゼロであった。letの受身形は白黒をつけがたい微妙な語法であることには間違いないが、(お仲間の)ネイティブスピーカーの直観を金科玉条にするのはよくない。学習辞典であることを考慮すると「受身では通例用いない。通例be allowed [permitted ] to doで代用される」くらいのところが妥当であろうか。いろいろな問題が浮かび上がる。独りよがりな説明をさけるにはどうすればよいか、2,3人のネイティブスピーカーに聞いてそれが一般的なルールであるかのように錯覚する過ち、この愚かな返される過ちーをどう是正するかなどを考えさせてくれる点で本書は有益である。
「Let使役受身文は、be let の後の動詞句が、その意味上の主語の習性・特性や、自動的に生じるなるがままの普通の動作・状態を表しており、主語が放任・放置されることで、そのような習性や動作・状態が起こる場合に適格となる」(p.141)という。
英語の論文の翻訳であろうか、何度読んでも理解困難な日本語である。
ともかく一定の条件を満たせばletの受身文は可能ということでのようである。本書の用例に用いられている動詞はbe let die [live, droop. fail, drop, rest, lie, rise, dry, set, fly, lapse, fall, escape, fall apart, pass, standなど]である。用例は「インターネットからの実例」「我々の作例」であるが「私たちのネイティヴスピーカー・コンサルタントが適格と判断したもの」という。しかし、これらを BNC (一億語コーパス)でチェックしてみると, どれも生起ゼロであった。letの受身形は白黒をつけがたい微妙な語法であることには間違いないが、(お仲間の)ネイティブスピーカーの直観を金科玉条にするのはよくない。学習辞典であることを考慮すると「受身では通例用いない。通例be allowed [permitted ] to doで代用される」くらいのところが妥当であろうか。いろいろな問題が浮かび上がる。独りよがりな説明をさけるにはどうすればよいか、2,3人のネイティブスピーカーに聞いてそれが一般的なルールであるかのように錯覚する過ち、この愚かな返される過ちーをどう是正するかなどを考えさせてくれる点で本書は有益である。
2017年2月4日に日本でレビュー済み
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議論の進め方がそっくりです。まあ、久野氏なので当然と言えば当然でしょうか。しかしながら、本書で扱っている項目は格文法の方が上手く説明できるのではないでしょうか?
2015年1月2日に日本でレビュー済み
現在、英検1級、TOEIC950の英語教員です。
謎解きの英文法シリーズは2、3冊読んできました。シリーズ通して、疑問に対してネットやらネイティブスピーカーの意見やらを提示して、解き明かしていくスタンス。つまり、証拠1→証拠2→証拠n→結論という構成なので、じれったさを感じる人はいると思う。
内容に関してですが、辞書の解説は果たして本当なのかを、様々な例を通して検証するが辞書の出典が多くの教員からの支持も厚いG4で、その解説は誤りだったのは少し衝撃。
気になるところは、例文の出典があいまいな点。ネットからの出典とはいえ、ソースはBBCから4chのようなBBSまであり信頼性も違ってくるが、その記述が一切ないのは「本当にその例文ただしいのかよ」と思うところはある。一応すべての例文にコンサルタントのネイティブチェックが入っているようだが、人によりブレがあるわけで。もう少しコーパス面のデータが欲しいかなぁ。
加えて、「なぜそうなるのか」がほとんど記されていないのも残念。たくさんの証拠となる例文を挙げて、そこに共通する要素を抽出してこうこうこういう条件ならcauseは受け身文になるという結論を導き出してそれで終わり。いわば「みんながこう言ってるから、これはこうなんだよ」といったところ。なぜcauseはOOという条件下なら受け身OKになるのか、なぜletもXXという条件下なら受け身になるのか、など現象にたいする理由付けが著者なりの主張でも構わないので欲しかった。ただそうなると認知言語学や語源学などの知見も必要になってくるかもしれないし客観性が損なわれる可能性があるので意見が分かれるかもしれない。
とはいえ、使役に関する理解がとても深まったし、辞書がそこまで万能ではないということを認識させられた。高校生の英語指導には内容が高度すぎてそこまで役には立たないが、趣味として英語を深く味わうには良い本だと思う
謎解きの英文法シリーズは2、3冊読んできました。シリーズ通して、疑問に対してネットやらネイティブスピーカーの意見やらを提示して、解き明かしていくスタンス。つまり、証拠1→証拠2→証拠n→結論という構成なので、じれったさを感じる人はいると思う。
内容に関してですが、辞書の解説は果たして本当なのかを、様々な例を通して検証するが辞書の出典が多くの教員からの支持も厚いG4で、その解説は誤りだったのは少し衝撃。
気になるところは、例文の出典があいまいな点。ネットからの出典とはいえ、ソースはBBCから4chのようなBBSまであり信頼性も違ってくるが、その記述が一切ないのは「本当にその例文ただしいのかよ」と思うところはある。一応すべての例文にコンサルタントのネイティブチェックが入っているようだが、人によりブレがあるわけで。もう少しコーパス面のデータが欲しいかなぁ。
加えて、「なぜそうなるのか」がほとんど記されていないのも残念。たくさんの証拠となる例文を挙げて、そこに共通する要素を抽出してこうこうこういう条件ならcauseは受け身文になるという結論を導き出してそれで終わり。いわば「みんながこう言ってるから、これはこうなんだよ」といったところ。なぜcauseはOOという条件下なら受け身OKになるのか、なぜletもXXという条件下なら受け身になるのか、など現象にたいする理由付けが著者なりの主張でも構わないので欲しかった。ただそうなると認知言語学や語源学などの知見も必要になってくるかもしれないし客観性が損なわれる可能性があるので意見が分かれるかもしれない。
とはいえ、使役に関する理解がとても深まったし、辞書がそこまで万能ではないということを認識させられた。高校生の英語指導には内容が高度すぎてそこまで役には立たないが、趣味として英語を深く味わうには良い本だと思う