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アート&デザイン表現史 1800s-2000s 単行本(ソフトカバー) – 2022/3/7
松田行正
(著)
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革命的表現手法100!
「モダン」が誕生した19世紀から現在まで約200年のアートとデザインの動向を、表現法を軸に読み解く決定版。図版600点以上掲載、オールカラー440ページ!
グラフィック・デザイン、絵画、写真、建築、映画、音楽etc. 1807年〜2019年までに生まれた革新的な表現法。 その中心となる作品と、そこから派生、影響を受けた作品や似た作品をビジュアルとともに解説する。アートとデザインの歴史が概観できる「デザインの歴史探偵」松田行正による渾身の一冊!
本書では、「モダン」が誕生した19世紀から現在までのポスト・モダンを含む約200年のアートとデザインの動向を、表現法を軸に年代順に展開している。
全部で100テーマあるので、この200年のアートとデザインの表現法の歴史は概観できるだろう。アートにもデザインにも、決定的な「表現」というものはない。人が変われば表現も変わる。百人百様である。表現技術を前面にだしたものから、発想だけで乗り切ったものもある。その多様性にアート、デザインのおもしろさがある。
(「introduction」より)
目次
introduction
1807~ 1897 科学的思考がめざめる。 1807 データのイメージ 科学的データにイメージを加えたフンボルト
1829~35 科学的描写 自然描写に科学的な正確さを求めたラインハルト
1832 錯視 オプティカル・アート誕生を導いたネッカーの立方体
1833 フラット モダニズムに影響を与えた浮世絵の平面性
1844 速度表現 「スピード」感を描いたターナー
1858 俯瞰 空中から遠近感の乏しい地上の写真を撮ったナダール
1862~ 図地反転 背景だった壁紙を主役にしたモリス
1869~ 踊る文字 文字もイラストも踊らせたシェレ
1874~84 劇画表現 日本画と洋画のはざまに生まれた小林永濯の劇画タッチ
1877 無装飾 装飾するのが当たり前の時代に装飾を拒否したゴドウィン
1882 集めて並べる 集めて並べるだけでインパクトのあることを示したベルティヨン
1882 運動の分解 運動のプロセスをグラフィカルに表現したマレー
1883 変形する文字 文字をグラフィカルに表現した副島種巨
1886 巨像 巨大さのシンボル性を証明したバルトルディ
1888~ 骨組み線 「線」の魅力を高めたエッフェル塔の建設風景
1891 ベタ塗り モダニズム表現の主役「色ベタ」の登場
1897 詩の視覚化 詩のイメージをレイアウトで表現したマラルメ
1905~ 1920 形は変えられることに気づく。
1905 ロゴとキリヌキ 商品とロゴのみというクールな広告戦略を編みだしたベルンハルト
1907 運動の諸相 同じ画面に異なった時間の動きを重ねたピカソ
1910 パフォーマンス 罵声こそ最高のほめことばとしてはじまった未来派の夕べ
1911 びっしりぎっしり 白恐怖が生んだヴェルフリの稠密空間
1911 重ねる 重ねることで写真をアートにしたブラガーリア
1912 コラージュ 意味を求めてはじまったコラージュ
1912 様式のコラージュ さまざまな建築様式をひとつの建築にコラージュしたシュヴァル
1912 文字の解放 文字に完全なる自由を与えたマリネッティ
1913 ノイズのデザイン ノイズ (雑音)をアートにしたルッソロ
1913 速度の身体化 スピードの変化を身体に刻んだボッチョーニ
1913 アッサンブラージュ スツールに自転車の車輪を取り付けたのがはじまりだった
1914 矢印のデザイン 矢印デザインを定着させた未来派とマリネッティ
1914 指差し 指を差して心を鷲づかみしようとする脅迫的デザイン
1914 傾ける 傾けることで動きをつくったルイス
1915 表現の暗闘 抽象表現を一気に極北へと追いやったマレーヴィチ
1915~23 透明絵画 キャンバスを透明にして背景をも取り込もうとしたデュシャン
1916 赤青黄+黒白 三原色にこだわったレック、モンドリアン、リートフェルト
1917 選ぶ 「選ぶこと」をアートに持ち込んだデュシャン
1918~24 さかさま絵画 色を敷き詰めることで上下の関係を無にしたモネ
1919 模造 小切手を細部まで執拗に模写したデュシャン
1919 乗っ取り 〈モナ・リザ〉のタイトルを変えて自作品にしてしまったデュシャン
1919 抽象のプロセス 抽象化のプロセスの模範を示したモンドリアン
1919 空気の彫刻 見えないものを形にしたデュシャン
1920 白 神秘主義からはじまったバウハウスの「白」
1920 赤と黒 色を対比させてシンボル性を高めたリシツキー
1922~ 1930 新しいイメージが続出する。
1922 ゴシック都市 ディストピアの未来表現を予見したフェリス
1922 円形 カリキュラムをダイアグラム化したグロピウス
1922 呼吸する線 「見えないもの」を線で「見える」ようにしたクレー
1922 集積する文字 「読めること」よりも、「群れ・塊」が優先されたテキストたち
1923 びっくりマーク 宣伝で大声で主張するために「! 」を使う
1923 文字のグラフィック化 文字がグラフィックであることを示したリシツキー
1923 非対称 非対称の椅子をデザインしたリートフェルト
1924 眼のデザイン 視覚優位のシンボルとしての「眼」の登場
1924 オートマティスム 「無意識」を表現の軸に置いたブルトン
1924 放たれる文字 文字にしゃべらせたロトチェンコ
1925 軸線 軸線を中心とするル・コルビュジエの都市計画案
1925 トリミング 幾何学的に写真を撮ったロトチェンコ
1924~26 アイコン 運動のアイコン化を進めたシュレンマー
1927~34 速度と線 スピード感を「線」で表現したカッサンドルとローウィ
1929 反オートメーション 大量生産システムを否定したオートメーション装置
1929 自同律 これはパイプの絵であって本物のパイプではない
1930 手ぶり 手は口ほどにものをいう
1932~ 1959 第二次世界大戦を挟んで価値観が変わる。
1932 比率 比率で本の形を決めたマーダーシュタイク
1934 めまい めまいを誘う「繰り返し」
1935~41 ミニチュア 自作品をミニチュアにしてボックスに封じ込めたデュシャン
1936 大小の対比 ちっぽけな人間とその人間がつくった巨大な塊という対比
1937 決定的瞬 カメラの発達によって「決定的瞬間」が生まれた
1937 遠近の対比 近景のクローズアップと遠景で迫力をだしたリシツキー
1943 地球の形 地図から中心をはずしたフラー
1946 崩壊する顔 自己を苛み続けたアルトーの「顔」
1947 オールオーバー 絵画から天地を奪ったポロック
1952 チャンス・オペレーション 「偶然」という自然音をコラージュしたケージ
1955 切り絵 プリミティヴな表現としての切り絵の可能性を拡げたバス
1958 数字 「意味ありげ」を拒否することで「そのもの」を描いたジョーンズ
1959 ジャンプ 素顔を撮ったハルスマンのジャンプ写真
1959 余白 最小限の情報で余白が活きた広告「Think small.」
1961~ 1970 アートとデザインが融合する。
1961 デコラージュ 「引き剝がす」をアート行為に加えたロッテラ
1961 漫画の引用 漫画から内容を剝ぎ取ってアートにしたリキテンシュタイン
1962 「無」意味 繰り返すことで「無」意味化を増幅させたウォーホル
1963 画素 ケネディ一家の顔で星条旗をつくったウルフ
1964 ことば絵画 物質の媒介を拒否して、ことばだけで絵画を描いた松澤宥
1964 トポロジー変換 全宇宙を缶詰に封じ込めた赤瀬川原平
1964 借用 オリジナルを完璧に借用するスターテヴァントとビドロ
1965 放射光 デザインとしての放射光を確立した横尾忠則
1967 ハレーション サイケデリック・カラーとしてのハレーション
1968 充実の白 なにものかで充満している白いジャケットの「ザ・ビートルズ」
1969 コラージュ日記 激情をそのままコラージュ(アッサンブラージュ)にぶつけたビアード
1969~ 電波絵画 万線スクリーンで描くバイルレ
1969 日常というアイコン 日常をアートにしたビートルズ
1970 アンフォルメル 不定形ながら「何か」に見えるミショーのドローイング
1972~ 人間の活動すべてがアートであり、デザインとなる。
1972 マスク 不穏な包帯少女写真を撮ったヘルンヴァイン
1976 3Dデザイン 立体表現をデザインに持ち込み、「遊び」の大切さを示した杉浦康平
1978 同化 背景に溶け込むヴェルーシュカ
1985 事件現場 犯罪犠牲者に扮したシンディ・シャーマン
1987 モンタージュ エイゼンシュテイン・オマージュをグリフィス・モンタージュで返したデ・パルマ
1991 追悼 「消去」することで恋人を追悼したゴンザレス゠トレス
1993 反常識 人間の原罪を突きつけたハースト
1996 人工風景 鏡面対称によって人工性が高まったケンナの庭園写真
2001 不安 「不安」に形を与えたリベスキンド
2006 ぼかす 写真の周囲をぼかしてジオラマにした本城直季
2011 振動 振動を絵画にしたネルホル
2011 荒廃 植物の繁茂は崩壊の徴、廃墟を描く元田久治
2019 異界への入り口 画像の天地を逆にするだけで異界への入り口を表現した『ミッドサマー』
afterword
sources of figures
index
movie list
references
「モダン」が誕生した19世紀から現在まで約200年のアートとデザインの動向を、表現法を軸に読み解く決定版。図版600点以上掲載、オールカラー440ページ!
グラフィック・デザイン、絵画、写真、建築、映画、音楽etc. 1807年〜2019年までに生まれた革新的な表現法。 その中心となる作品と、そこから派生、影響を受けた作品や似た作品をビジュアルとともに解説する。アートとデザインの歴史が概観できる「デザインの歴史探偵」松田行正による渾身の一冊!
本書では、「モダン」が誕生した19世紀から現在までのポスト・モダンを含む約200年のアートとデザインの動向を、表現法を軸に年代順に展開している。
全部で100テーマあるので、この200年のアートとデザインの表現法の歴史は概観できるだろう。アートにもデザインにも、決定的な「表現」というものはない。人が変われば表現も変わる。百人百様である。表現技術を前面にだしたものから、発想だけで乗り切ったものもある。その多様性にアート、デザインのおもしろさがある。
(「introduction」より)
目次
introduction
1807~ 1897 科学的思考がめざめる。 1807 データのイメージ 科学的データにイメージを加えたフンボルト
1829~35 科学的描写 自然描写に科学的な正確さを求めたラインハルト
1832 錯視 オプティカル・アート誕生を導いたネッカーの立方体
1833 フラット モダニズムに影響を与えた浮世絵の平面性
1844 速度表現 「スピード」感を描いたターナー
1858 俯瞰 空中から遠近感の乏しい地上の写真を撮ったナダール
1862~ 図地反転 背景だった壁紙を主役にしたモリス
1869~ 踊る文字 文字もイラストも踊らせたシェレ
1874~84 劇画表現 日本画と洋画のはざまに生まれた小林永濯の劇画タッチ
1877 無装飾 装飾するのが当たり前の時代に装飾を拒否したゴドウィン
1882 集めて並べる 集めて並べるだけでインパクトのあることを示したベルティヨン
1882 運動の分解 運動のプロセスをグラフィカルに表現したマレー
1883 変形する文字 文字をグラフィカルに表現した副島種巨
1886 巨像 巨大さのシンボル性を証明したバルトルディ
1888~ 骨組み線 「線」の魅力を高めたエッフェル塔の建設風景
1891 ベタ塗り モダニズム表現の主役「色ベタ」の登場
1897 詩の視覚化 詩のイメージをレイアウトで表現したマラルメ
1905~ 1920 形は変えられることに気づく。
1905 ロゴとキリヌキ 商品とロゴのみというクールな広告戦略を編みだしたベルンハルト
1907 運動の諸相 同じ画面に異なった時間の動きを重ねたピカソ
1910 パフォーマンス 罵声こそ最高のほめことばとしてはじまった未来派の夕べ
1911 びっしりぎっしり 白恐怖が生んだヴェルフリの稠密空間
1911 重ねる 重ねることで写真をアートにしたブラガーリア
1912 コラージュ 意味を求めてはじまったコラージュ
1912 様式のコラージュ さまざまな建築様式をひとつの建築にコラージュしたシュヴァル
1912 文字の解放 文字に完全なる自由を与えたマリネッティ
1913 ノイズのデザイン ノイズ (雑音)をアートにしたルッソロ
1913 速度の身体化 スピードの変化を身体に刻んだボッチョーニ
1913 アッサンブラージュ スツールに自転車の車輪を取り付けたのがはじまりだった
1914 矢印のデザイン 矢印デザインを定着させた未来派とマリネッティ
1914 指差し 指を差して心を鷲づかみしようとする脅迫的デザイン
1914 傾ける 傾けることで動きをつくったルイス
1915 表現の暗闘 抽象表現を一気に極北へと追いやったマレーヴィチ
1915~23 透明絵画 キャンバスを透明にして背景をも取り込もうとしたデュシャン
1916 赤青黄+黒白 三原色にこだわったレック、モンドリアン、リートフェルト
1917 選ぶ 「選ぶこと」をアートに持ち込んだデュシャン
1918~24 さかさま絵画 色を敷き詰めることで上下の関係を無にしたモネ
1919 模造 小切手を細部まで執拗に模写したデュシャン
1919 乗っ取り 〈モナ・リザ〉のタイトルを変えて自作品にしてしまったデュシャン
1919 抽象のプロセス 抽象化のプロセスの模範を示したモンドリアン
1919 空気の彫刻 見えないものを形にしたデュシャン
1920 白 神秘主義からはじまったバウハウスの「白」
1920 赤と黒 色を対比させてシンボル性を高めたリシツキー
1922~ 1930 新しいイメージが続出する。
1922 ゴシック都市 ディストピアの未来表現を予見したフェリス
1922 円形 カリキュラムをダイアグラム化したグロピウス
1922 呼吸する線 「見えないもの」を線で「見える」ようにしたクレー
1922 集積する文字 「読めること」よりも、「群れ・塊」が優先されたテキストたち
1923 びっくりマーク 宣伝で大声で主張するために「! 」を使う
1923 文字のグラフィック化 文字がグラフィックであることを示したリシツキー
1923 非対称 非対称の椅子をデザインしたリートフェルト
1924 眼のデザイン 視覚優位のシンボルとしての「眼」の登場
1924 オートマティスム 「無意識」を表現の軸に置いたブルトン
1924 放たれる文字 文字にしゃべらせたロトチェンコ
1925 軸線 軸線を中心とするル・コルビュジエの都市計画案
1925 トリミング 幾何学的に写真を撮ったロトチェンコ
1924~26 アイコン 運動のアイコン化を進めたシュレンマー
1927~34 速度と線 スピード感を「線」で表現したカッサンドルとローウィ
1929 反オートメーション 大量生産システムを否定したオートメーション装置
1929 自同律 これはパイプの絵であって本物のパイプではない
1930 手ぶり 手は口ほどにものをいう
1932~ 1959 第二次世界大戦を挟んで価値観が変わる。
1932 比率 比率で本の形を決めたマーダーシュタイク
1934 めまい めまいを誘う「繰り返し」
1935~41 ミニチュア 自作品をミニチュアにしてボックスに封じ込めたデュシャン
1936 大小の対比 ちっぽけな人間とその人間がつくった巨大な塊という対比
1937 決定的瞬 カメラの発達によって「決定的瞬間」が生まれた
1937 遠近の対比 近景のクローズアップと遠景で迫力をだしたリシツキー
1943 地球の形 地図から中心をはずしたフラー
1946 崩壊する顔 自己を苛み続けたアルトーの「顔」
1947 オールオーバー 絵画から天地を奪ったポロック
1952 チャンス・オペレーション 「偶然」という自然音をコラージュしたケージ
1955 切り絵 プリミティヴな表現としての切り絵の可能性を拡げたバス
1958 数字 「意味ありげ」を拒否することで「そのもの」を描いたジョーンズ
1959 ジャンプ 素顔を撮ったハルスマンのジャンプ写真
1959 余白 最小限の情報で余白が活きた広告「Think small.」
1961~ 1970 アートとデザインが融合する。
1961 デコラージュ 「引き剝がす」をアート行為に加えたロッテラ
1961 漫画の引用 漫画から内容を剝ぎ取ってアートにしたリキテンシュタイン
1962 「無」意味 繰り返すことで「無」意味化を増幅させたウォーホル
1963 画素 ケネディ一家の顔で星条旗をつくったウルフ
1964 ことば絵画 物質の媒介を拒否して、ことばだけで絵画を描いた松澤宥
1964 トポロジー変換 全宇宙を缶詰に封じ込めた赤瀬川原平
1964 借用 オリジナルを完璧に借用するスターテヴァントとビドロ
1965 放射光 デザインとしての放射光を確立した横尾忠則
1967 ハレーション サイケデリック・カラーとしてのハレーション
1968 充実の白 なにものかで充満している白いジャケットの「ザ・ビートルズ」
1969 コラージュ日記 激情をそのままコラージュ(アッサンブラージュ)にぶつけたビアード
1969~ 電波絵画 万線スクリーンで描くバイルレ
1969 日常というアイコン 日常をアートにしたビートルズ
1970 アンフォルメル 不定形ながら「何か」に見えるミショーのドローイング
1972~ 人間の活動すべてがアートであり、デザインとなる。
1972 マスク 不穏な包帯少女写真を撮ったヘルンヴァイン
1976 3Dデザイン 立体表現をデザインに持ち込み、「遊び」の大切さを示した杉浦康平
1978 同化 背景に溶け込むヴェルーシュカ
1985 事件現場 犯罪犠牲者に扮したシンディ・シャーマン
1987 モンタージュ エイゼンシュテイン・オマージュをグリフィス・モンタージュで返したデ・パルマ
1991 追悼 「消去」することで恋人を追悼したゴンザレス゠トレス
1993 反常識 人間の原罪を突きつけたハースト
1996 人工風景 鏡面対称によって人工性が高まったケンナの庭園写真
2001 不安 「不安」に形を与えたリベスキンド
2006 ぼかす 写真の周囲をぼかしてジオラマにした本城直季
2011 振動 振動を絵画にしたネルホル
2011 荒廃 植物の繁茂は崩壊の徴、廃墟を描く元田久治
2019 異界への入り口 画像の天地を逆にするだけで異界への入り口を表現した『ミッドサマー』
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index
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references
- 本の長さ440ページ
- 言語日本語
- 出版社左右社
- 発売日2022/3/7
- 寸法15.2 x 3.3 x 21 cm
- ISBN-104865280588
- ISBN-13978-4865280586
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出版社より
商品の説明
著者について
松田行正(まつだ・ゆきまさ)
本のデザインを中心としたグラフィック・デザイナー。自称デザインの歴史探偵。「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社、牛 丸主宰。『眼の冒険』(紀伊國屋書店)で第37回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。近著として、『デザインってなんだろ?』 紀伊國屋書店、『RED』『HATE! 』『急がば廻れ』『デザイン偉人伝』(左右社)、『独裁者のデザイン』(平凡社)、『にほん的』(河出書房新社)、『眼の冒険』(ちくま文庫)などがある。
本のデザインを中心としたグラフィック・デザイナー。自称デザインの歴史探偵。「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社、牛 丸主宰。『眼の冒険』(紀伊國屋書店)で第37回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。近著として、『デザインってなんだろ?』 紀伊國屋書店、『RED』『HATE! 』『急がば廻れ』『デザイン偉人伝』(左右社)、『独裁者のデザイン』(平凡社)、『にほん的』(河出書房新社)、『眼の冒険』(ちくま文庫)などがある。
登録情報
- 出版社 : 左右社 (2022/3/7)
- 発売日 : 2022/3/7
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 440ページ
- ISBN-10 : 4865280588
- ISBN-13 : 978-4865280586
- 寸法 : 15.2 x 3.3 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 272,747位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,534位デザイン (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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鈴木颯
Amazonで購入
買いです。そこら辺のテンプレート本買うよりよっぽど役にたちます。グラフィックデザインや芸術寄りです。ただし、表現主義が多めです。
まどか
松田行正氏の書籍はほとんど持っている。
私の知る印刷業界は殆どオワコン、装丁に掛ける時間も無ければ予算さえない、その日を喰い凌ぐだけで手いっぱいの業界だ、コンプライアンスに触れるようなブラックも多い、デザイナーと言っても基本クライエントから言われたことしかやらないので書店で書籍を見ても購買意欲の沸かないショボい装丁の書籍が増えたと思う、こんな誰も幸せにならない業界なんてクソくらえと思う。
そんな中で松田行正氏は数少ない執筆者であり、書籍のデザイナーである。
書籍は著者が執筆してそれを何となく言われたとおりにデザインするデザイナーが居るが、松田氏はその両方を出来るからこのように書籍で遊べているのだと思う、予算が無くてもアイディア、工夫次第で色んなことが出来る業界でもあるのだ、もちろん今は職人も減ったので技術には限界がある、ひと昔前の特殊装丁はもう出来ない技術となった、だからもっと本を大切にしたほうがよい。
この本に関して言うとこれまでの焼き直しである、松田氏自身内容の焼き直しが多いと思う、のも毎回言いたいことは言い切っているからかもしれない。
なので松田行正読者は殆どの内容を知っていると思う、だがこれはこれまでの集大成として再編集されているとみることも可能だ、文章量は比較的少なめで現代アートを歴史に沿って展覧会のように見て回ることが出来るためこれまでバラバラに知っていた知識を数珠繋ぎにすることが出来るかと思う、仮にデザイナーなら自分が今使っているこの技術ってここが起源だったのか、とか目から鱗が落ちる、やもしれない。
値段は、う~ん、ちょっと高いかなぁとは思うがファンなのでそこは目をつぶる、写真の使用料が嵩んだのだろうか?
こういうのが学生時代開きもしなかった美術の教科書にでもなって安く読めるようになればいいのになぁって、そんなことを想いました。
私の知る印刷業界は殆どオワコン、装丁に掛ける時間も無ければ予算さえない、その日を喰い凌ぐだけで手いっぱいの業界だ、コンプライアンスに触れるようなブラックも多い、デザイナーと言っても基本クライエントから言われたことしかやらないので書店で書籍を見ても購買意欲の沸かないショボい装丁の書籍が増えたと思う、こんな誰も幸せにならない業界なんてクソくらえと思う。
そんな中で松田行正氏は数少ない執筆者であり、書籍のデザイナーである。
書籍は著者が執筆してそれを何となく言われたとおりにデザインするデザイナーが居るが、松田氏はその両方を出来るからこのように書籍で遊べているのだと思う、予算が無くてもアイディア、工夫次第で色んなことが出来る業界でもあるのだ、もちろん今は職人も減ったので技術には限界がある、ひと昔前の特殊装丁はもう出来ない技術となった、だからもっと本を大切にしたほうがよい。
この本に関して言うとこれまでの焼き直しである、松田氏自身内容の焼き直しが多いと思う、のも毎回言いたいことは言い切っているからかもしれない。
なので松田行正読者は殆どの内容を知っていると思う、だがこれはこれまでの集大成として再編集されているとみることも可能だ、文章量は比較的少なめで現代アートを歴史に沿って展覧会のように見て回ることが出来るためこれまでバラバラに知っていた知識を数珠繋ぎにすることが出来るかと思う、仮にデザイナーなら自分が今使っているこの技術ってここが起源だったのか、とか目から鱗が落ちる、やもしれない。
値段は、う~ん、ちょっと高いかなぁとは思うがファンなのでそこは目をつぶる、写真の使用料が嵩んだのだろうか?
こういうのが学生時代開きもしなかった美術の教科書にでもなって安く読めるようになればいいのになぁって、そんなことを想いました。