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ラフマニノフ: 明らかになる素顔 (ユーラシア・ブックレット No. 180) 単行本 – 2012/10/1
一柳 富美子
(著)
- 本の長さ63ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋書店
- 発売日2012/10/1
- ISBN-104864590699
- ISBN-13978-4864590693
登録情報
- 出版社 : 東洋書店 (2012/10/1)
- 発売日 : 2012/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 63ページ
- ISBN-10 : 4864590699
- ISBN-13 : 978-4864590693
- Amazon 売れ筋ランキング: - 913,049位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年5月12日に日本でレビュー済み
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流布された諸説に対する検証と批判、及び客観的な根拠に基づく新たな解釈など、冷静な視点によって作曲家ラフマニノフを分析している。専門的な研究が比較的少ないこの作曲家に関する優れた著書。
2018年2月24日に日本でレビュー済み
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代理購入した品ですが、丁寧に記述がなされており非常に役立っているとのことでした。
2015年8月4日に日本でレビュー済み
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これほどの素晴らしい評伝は読んだことがありません。
半世紀にも及ぶラフマニノフ・ファンを自認する吾輩でありますが、
新しい知見を数限りなくいただきました。
「交響曲第1番の失敗」のことにしても、
音楽の「時代遅れ」という通り一遍の評価など、世間の誤解はまだまだ根深いところです。
ぜひとも、この評伝が常識になるよう願ってやみません。
そして、また、ラフマニノフの音楽を、「通俗的」としか理解しようとしない素人大衆にも浸透し、
20世紀の音楽の一つの核心であることを理解させられるよう、普及してほしく思いますが、
すでに絶版とは驚きました。
ぜひ、増刷してほしい。入手希望は絶大なはず。古書にはすでにプレミアもついています。
そして、一柳先生には、さらに大著となる評伝続編、作品詳解を期待しています。
半世紀にも及ぶラフマニノフ・ファンを自認する吾輩でありますが、
新しい知見を数限りなくいただきました。
「交響曲第1番の失敗」のことにしても、
音楽の「時代遅れ」という通り一遍の評価など、世間の誤解はまだまだ根深いところです。
ぜひとも、この評伝が常識になるよう願ってやみません。
そして、また、ラフマニノフの音楽を、「通俗的」としか理解しようとしない素人大衆にも浸透し、
20世紀の音楽の一つの核心であることを理解させられるよう、普及してほしく思いますが、
すでに絶版とは驚きました。
ぜひ、増刷してほしい。入手希望は絶大なはず。古書にはすでにプレミアもついています。
そして、一柳先生には、さらに大著となる評伝続編、作品詳解を期待しています。
2015年5月19日に日本でレビュー済み
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ラフマニノフを知る手立ては少ない。素晴らしい音楽家なのに。先ず弾ける ( チャイコフスキーの聴いている前で ) 作曲出来る。パガニーニの曲から、ピアノ曲を派生させる。指揮をする。コンチェルト
( 自作の ) の独奏者である。音楽のルネサンスを実現。多分一番人を喜ばせ得る音楽家である。
( 自作の ) の独奏者である。音楽のルネサンスを実現。多分一番人を喜ばせ得る音楽家である。
2013年2月10日に日本でレビュー済み
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本書はラフマニノフの生涯とその時代を概観する、ブックレットながら優れた評伝である。
ラフマニノフの祖先から始まって、少年時代、モスクワ音楽院時代、さらに演奏家・作曲家として成功を収め、後アメリカに亡命し、1943年69才での死までが描かれる。丹念に事実をおいながら、同時に彼のおかれた時代にも目配りしている。
驚くのは、ラフマニノフについていかに多くの誤解が流布していたかということだ。その一例が、交響曲第1番の初演失敗にまつわるもので「初演失敗は指揮者グラズノフがアル中だったことが原因で、その後ラフマニノフはショックから3年もの間鬱病になった」などということを多くの人は信じてきた。このことがまったくの誤解であること、そして真相がどこにあるのか、それが本書を読めば明らかになる。ラフマニノフにまつわるいくつもの誤解を著者は丁寧に事実と誤解を截然と腑分けしていく。その様は痛快でさえある。
唯一残る不満は、本書があまりに短いということだが、もとよりこれは著者の責ではない。ぜひともこの著者による本格的なラフマニノフ評伝を読みたいものである。
これはラフマニノフについて日本語で書かれたものの中で最も優れた文献と言ってよいだろう。
ラフマニノフの祖先から始まって、少年時代、モスクワ音楽院時代、さらに演奏家・作曲家として成功を収め、後アメリカに亡命し、1943年69才での死までが描かれる。丹念に事実をおいながら、同時に彼のおかれた時代にも目配りしている。
驚くのは、ラフマニノフについていかに多くの誤解が流布していたかということだ。その一例が、交響曲第1番の初演失敗にまつわるもので「初演失敗は指揮者グラズノフがアル中だったことが原因で、その後ラフマニノフはショックから3年もの間鬱病になった」などということを多くの人は信じてきた。このことがまったくの誤解であること、そして真相がどこにあるのか、それが本書を読めば明らかになる。ラフマニノフにまつわるいくつもの誤解を著者は丁寧に事実と誤解を截然と腑分けしていく。その様は痛快でさえある。
唯一残る不満は、本書があまりに短いということだが、もとよりこれは著者の責ではない。ぜひともこの著者による本格的なラフマニノフ評伝を読みたいものである。
これはラフマニノフについて日本語で書かれたものの中で最も優れた文献と言ってよいだろう。