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ラスト・タイクーン ハードカバー – 2020/10/23

5.0 5つ星のうち5.0 4個の評価

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ハリウッドで書かれたあまりにも早い遺作、著者の遺稿を再現した版からの初邦訳。映画界を舞台にした、初訳三作を含む短編四作品、西海岸から妻や娘、仲間たちに送った書簡二十四通を併録。最晩年のフィッツジェラルドを知る最良の一冊、日本オリジナル編集!


(…)本書に収めた「監督のお気に入り」、「最後のキス」、「体温」の三作など、フィッツジェラルドはハリウッドを舞台にした短編の執筆を試みている。これらは生前出版されなかったが、並行して一九三九年秋から長編『ラスト・タイクーン』を書き始め、短編で扱った素材を長編のほうに投入している。この久々の長編に対して彼がいかに情熱を傾けていたかも、手紙を通して伝わってくるだろう。なにしろ“あの”フィッツジェラルドが酒を断って取り組んでいたのだ。
本書は、このように手紙から彼のハリウッドでの生活をたどりつつ、その生活から生まれ出た作品を味わえるように構成されている。(「編訳者解説」より)
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商品の説明

著者について

(Francis Scott Fitzgerald)
1896年生まれ。ヘミングウェイ、フォークナーらと並び、20 世紀前半のアメリカ文学を代表する作家。1920年、24歳のときに『楽園のこちら側』でデビュー。若者の風俗を生々しく描いたこの小説がベストセラーとなって、若い世代の代弁者的存在となる。同年、ゼルダ・セイヤーと結婚。1922年、長編第二作『美しく呪われた人たち』を刊行。1925年には20世紀文学を代表する傑作『グレート・ギャツビー』を発表した。しかし、その後は派手な生活を維持するために短編小説を乱発し、才能を擦り減らしていく。1934年、10年近くをかけた長編『夜はやさし』を発表。こちらをフィッツジェラルドの最高傑作と評価する者も多いが、売り上げは伸びず、1930年代後半からはハリウッドでシナリオを書いて糊口をしのぐ。1940年、心臓発作で死去。享年44。翌年、遺作となった未完の長編小説『ラスト・タイクーン』(本書)が刊行された。

(かみおか・のぶお)
1958年生まれ。アメリカ文学者、学習院大学教授。訳書に、アンドリュー・ショーン・グリア『レス』、ヴィエト・タン・ウェン『シンパサイザー』(以上早川書房)、F・スコット・フィッツジェラルド『美しく呪われた人たち』(作品社)、ジョージ・ソーンダーズ『リンカーンとさまよえる霊魂たち』(河出書房新社)、シャーウッド・アンダーソン『ワインズバーグ、オハイオ』(新潮文庫)などがある。著書、編書も多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 作品社 (2020/10/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2020/10/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ハードカバー ‏ : ‎ 411ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4861828279
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4861828270
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.8 x 2.8 x 19.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 4個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中5つ
5つのうち5つ
4グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年1月27日に日本でレビュー済み
本書の短編小説のひとつ「クレージー・サンデー」は、短いけれどインパクトがあって、
簡潔にまとまっているので、感動できました。

夫婦間の嫉妬心をめぐる確執がみごとに描かれていました。

犬でも食べないような、どうどうめぐりの夫婦喧嘩。
馬に乗ってまでも喧嘩、ドウドウドウ。
どうしようもない嫉妬心。

そんな関係を、だらだら書かずに、
三角関係という枠組みの中にぴしっと取り込んで、
分かりやすく簡潔な短編ストーリーに仕上げています。

さすがフィッツジェラルドだと思いました。
狂気の妻ゼルダとの生活体験が、この作品にリアルさを与えています。

フィッツジェラルドが酔っ払いを描写するところは、実にうまい。
酒は、いくら控えようと思っても、いつの間にか溺れてしまうもの。
そして、酔いがさめてからは、いつもの反省。これの繰り返し。
もしかしてフィッツジェラルド自身は、
酒をいくら飲んでも酔えないタイプだったのではと推察します。

そして「物悲しいユーモアもフィッツジェラルドらしい」(407頁、編訳者解説)。

「あのスリーピース野郎がブーイングしたことなんて問題にならん」(229頁)

大物映画監督のことを「スリーピース野郎」と表現したところに、胸がスッキリしました。

この短編「クレージー・サンデー」は、スリーピース野郎が、
妻をめぐる三角関係から来る嫉妬にかられて、
脚本家の隠し芸に思わずブーイングしちゃったという物悲しいお話です。

「『ブー! ブー!』と叫んだ」(227頁)なんて、大人げない。
大物の男なのに、嫉妬に狂うと、ほんとにただの豚野郎に堕してしまいますね。シット。

「スリーピース」の三に、三角関係の三を重ねるなんて、ほんと笑っちゃいますよね。

この短編小説「クレージー・サンデー」は、
一年ほど先に日本で刊行された村上春樹さんの編訳本で読んでいました。
なので、二つの訳本を横に並べて、比較しながら読んでみました。
それぞれの訳がいっそう味わい深く読めました。
つくづく、翻訳って、訳者による一種の創作だと思いました。

一言で言って、上岡伸雄さんの「クレージー・サンデー」の訳は、
原文の英語に近いのではと感じました。
フィッツジェラルドの原文の言葉を尊重しているように感じました。

例えば、
「彼らはおもちゃ屋の『人形の精(パッペンフイー)』のようにゆっくりと目覚める」(220頁)

この箇所は、村上訳では、<彼らは玩具店の自動人形よろしく次第に目覚めてくる>
村上訳は、意訳でしょう。それにしても<自動人形>とは、味気ない! やれやれ。

原作者フィッツジェラルドは、わざわざ具体的比喩として
「人形の精(パッペンフイー)」を持ち出してきて、例示しているのに。
自分たちの日常生活に対する大切な比喩が隠されている箇所なのに。

「退屈のあまりどんよりしていた目が燃え上がり、輝いている」(220頁)
そんな日曜日ごとの人間の表情の変化を、人形バレエを使って例示しようとした?

上岡さんは、「人形の精(パッペンフイー)」にていねいな「注」まで付けてくれました。

〔十九世紀後半から二十世紀前半に活躍した作曲家、ヨーゼフ・バイヤー作曲のバレエで、おもちゃ屋の人形たちが閉店後に踊る物語〕(220頁)

「人形の精(パッペンフイー)」は、美しく踊る人形の女性に、二人の男性ピエロが絡み合うバレエ。

「クレージー・サンデー」は、美しい人妻をめぐって、
大物映画監督と脚本家の男二人が絡み合う物語です。
「人形の精(パッペンフイー)」の物語と何となく似ている短編小説です。

上岡伸雄さんの「クレージー・サンデー」の訳に感謝します。おかげで深読み出来ました。

巻末の「ハリウッドからの手紙」もありがたかったです。
面白おかしい、嘘ばかりのフィクションに少々飽きてきていました。
生身の人間の苦悩の言葉が手紙の中に読めて、不思議にほっとしたような気分になれました。

表紙カバーの写真もいいですね。ゼルダの、にこやかな顔がうれしそうで。

《備考》
<本書のタイトルとなった長編小説「ラスト・タイクーン」について>
章立てがバラバラなので、物語に統一感がなく、未完成の感じがしました。
未完成の原稿を寄せ集めて並べただけみたいで。
編集がかかっていない、生原稿みたいで。
完結した、ひとつの物語として集中して読むことができませんでした。
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