京都大学山中伸弥教授のノーベル賞受賞で話題のiPS細胞について、写真、イラストを多く用いながら解説するオールカラーの入門書。細胞とは何?、遺伝子の役割、再生医療と再生させる医療の違いなど、基礎知識から始まるのでわれわれには理解しやすい。科学と医療の未来についても言及している。
この話題は将来、我々にも直接関係してくる問題です。基本的知識は必要でしょう。
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ビックリするほどiPS細胞がわかる本 (サイエンス・アイ新書) 新書 – 2012/9/15
北條 元治
(著)
iPS細胞が人類を救うカギになる! ?
2007年、京都大学の山中伸弥教授が中心となって開発に成功した人口多能性幹細胞(iPS細胞)のニュースは、世界中を驚かせました。
このiPS細胞によって臓器再生や難病治療など、再生医療や創薬の可能性が大きく前進するからです。
本書はこのiPS細胞について、基礎のキソからわかりやすく解説しています。ぜひ本書で、iPS細胞と再生医療の可能性に触れてみてください。
序章 iPS細胞と再生医療
第1章 生命の基本単位である遺伝子と容器としての細胞
第2章 人体を構成する細胞の特殊性とは?
第3章 細胞を用いる医療とその可能性
第4章 iPS細胞と再生医療の未来
2007年、京都大学の山中伸弥教授が中心となって開発に成功した人口多能性幹細胞(iPS細胞)のニュースは、世界中を驚かせました。
このiPS細胞によって臓器再生や難病治療など、再生医療や創薬の可能性が大きく前進するからです。
本書はこのiPS細胞について、基礎のキソからわかりやすく解説しています。ぜひ本書で、iPS細胞と再生医療の可能性に触れてみてください。
序章 iPS細胞と再生医療
第1章 生命の基本単位である遺伝子と容器としての細胞
第2章 人体を構成する細胞の特殊性とは?
第3章 細胞を用いる医療とその可能性
第4章 iPS細胞と再生医療の未来
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社SBクリエイティブ
- 発売日2012/9/15
- 寸法11.6 x 1.1 x 17.3 cm
- ISBN-104797365285
- ISBN-13978-4797365283
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商品の説明
著者について
北條 元治(ほうじょう もとはる)
1964年、長野県生まれ。弘前大学医学部卒業。東海大学兼任講師。専門は皮膚の再生医療(培養皮膚)。
東海大学にて重症熱傷の治療に従事したあと、セルバンクを立ち上げ、複合型培養皮膚の事業を東海大学と共同で実施している。
1964年、長野県生まれ。弘前大学医学部卒業。東海大学兼任講師。専門は皮膚の再生医療(培養皮膚)。
東海大学にて重症熱傷の治療に従事したあと、セルバンクを立ち上げ、複合型培養皮膚の事業を東海大学と共同で実施している。
登録情報
- 出版社 : SBクリエイティブ (2012/9/15)
- 発売日 : 2012/9/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4797365285
- ISBN-13 : 978-4797365283
- 寸法 : 11.6 x 1.1 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 867,291位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 603位サイエンス・アイ新書
- - 77,743位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年10月15日に日本でレビュー済み
2012年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
iPS細胞やES細胞といった万能細胞の解説は、
基礎的なところまでとなっています
逆にそれが、文系の私でも読めた点です。
難しいところがなかったのはよかったかな、と。
あとiPS細胞が、将来の再生医療にどのように役立つか、
その道筋がわかりやすく書かれているので、
病気で自身の臓器に不安を感じている方には
いいのではないでしょうか。
プライベートでiPS細胞の知識をくわしく語る機会はありませんから。
逆に将来の医療にどう役立つかを語る機会は、
身近で苦しんでいる人がいたりするとあるかもしれません。
そういう意味では役立つ本です。
基礎的なところまでとなっています
逆にそれが、文系の私でも読めた点です。
難しいところがなかったのはよかったかな、と。
あとiPS細胞が、将来の再生医療にどのように役立つか、
その道筋がわかりやすく書かれているので、
病気で自身の臓器に不安を感じている方には
いいのではないでしょうか。
プライベートでiPS細胞の知識をくわしく語る機会はありませんから。
逆に将来の医療にどう役立つかを語る機会は、
身近で苦しんでいる人がいたりするとあるかもしれません。
そういう意味では役立つ本です。
2015年11月27日に日本でレビュー済み
iPS細胞を知りたくて購入。
しかしその内容は、ほとんど(印象としては全体の3分の2)がiPS細胞を理解するための前段階の細胞や生物のお話し。
肝心のiPS細胞の中身についてはそれほど詳しくなれなかった。
そういう意味では購入目的を達成できなかったが、改めて細胞について学び直すことができたのは良かったかもしれない。
生物を学びはじめの方にはお薦めだが、細胞の区別が出来ている方にとってはかなり物足りない内容ではないでしょうか。
イラストの印象から言って、中高生向きかなと思います。
あと、内容の是非とは関係ないですが、気になったのは、著者がちょっとばかり生命倫理について強硬姿勢であるところ。
総合的には、☆2~3くらいかなぁ。
しかしその内容は、ほとんど(印象としては全体の3分の2)がiPS細胞を理解するための前段階の細胞や生物のお話し。
肝心のiPS細胞の中身についてはそれほど詳しくなれなかった。
そういう意味では購入目的を達成できなかったが、改めて細胞について学び直すことができたのは良かったかもしれない。
生物を学びはじめの方にはお薦めだが、細胞の区別が出来ている方にとってはかなり物足りない内容ではないでしょうか。
イラストの印象から言って、中高生向きかなと思います。
あと、内容の是非とは関係ないですが、気になったのは、著者がちょっとばかり生命倫理について強硬姿勢であるところ。
総合的には、☆2~3くらいかなぁ。
2012年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
肝心の「初期化」についての記述がほとんどされていない。折角、第3章14項で「特にiPS細胞は、4つの遺伝子を導入することで体細胞から作成できるため」と触れながら、もう少し突っ込んで書くべき。
2016年1月15日に日本でレビュー済み
現状では、 iPS細胞は極めて素晴らしいと褒(ほ)められ、一方STAP細胞はさんざん貶(けな)されている。しかし、数十年後には、立場が逆転しているかも知れない。
船瀬俊介著『STAP細胞の正体 再生医療は幻想だ 復活!千島・森下学説』を読むと、iPS細胞は本来的にガン化が内在しているようです。iPS細胞はがん細胞を移植するようなもの。iPS細胞の応用は創薬への応用がメインで、ガン化が内在しているので再生医療には無理かも知れない。むしろ、「STAP細胞はあります。」というのが本当かも。再生医療はSTAP細胞のほうが“再生医療の真実に近い”のかもしれない。iPS細胞は再生医療への道を開いたことがノーベル賞受賞理由で、再生医療技術の確立が受賞理由ではない。
臓器移植の先には再生医療があると期待されています。しかし、数十年後に、再生医療の研究の主流がどうなっているのかは、まだまだ未確定です。今とは、すっかり様変わりしている可能性も大きい。
数十年後に、
(1)iPS 細胞でガン化を避ける技術がみつかり、iPS細胞が再生医療研究の主流となる。
(2)iPS 細胞はガン化を避けられず、再生医療としては仕方なくES細胞かES細胞を改良した技術が主流となる。
(3)iPS 細胞はガン化を避けられず廃(すた)れる。一方そのころまでに、STAP細胞に近い発想の新しい技術の研究が盛んとなっており、再生医療としてはSTAP細胞に近い発想の技術研究が主流となる。
可能性としては、(1)のiPS細胞が主流:35%、(2)のES細胞かES細胞改良型が主流:35%、(3)のSTAP細胞に似た発想の技術が主流:30%、くらいの比率ではないでしょうか(?)。
すなわち、iPS 細胞はガン化を避けられず、逆にと言うか、STAP細胞に似た技術が新しく発見され、それが主流となっていく可能性もあり得ます。大どんでん返しが起こり、すっかり様変わりする可能性もかなりの確率で起こりえます。このように、“勝負あった”というのは、大きな勘違いかも知れない。iPS細胞は創薬技術としては既に素晴らしい成果をあげていますが、再生医療としては、ガン化を克服しない限り、まったく未完成の技術です。
船瀬俊介著『STAP細胞の正体 再生医療は幻想だ 復活!千島・森下学説』を読むと、iPS細胞は本来的にガン化が内在しているようです。iPS細胞はがん細胞を移植するようなもの。iPS細胞の応用は創薬への応用がメインで、ガン化が内在しているので再生医療には無理かも知れない。むしろ、「STAP細胞はあります。」というのが本当かも。再生医療はSTAP細胞のほうが“再生医療の真実に近い”のかもしれない。iPS細胞は再生医療への道を開いたことがノーベル賞受賞理由で、再生医療技術の確立が受賞理由ではない。
臓器移植の先には再生医療があると期待されています。しかし、数十年後に、再生医療の研究の主流がどうなっているのかは、まだまだ未確定です。今とは、すっかり様変わりしている可能性も大きい。
数十年後に、
(1)iPS 細胞でガン化を避ける技術がみつかり、iPS細胞が再生医療研究の主流となる。
(2)iPS 細胞はガン化を避けられず、再生医療としては仕方なくES細胞かES細胞を改良した技術が主流となる。
(3)iPS 細胞はガン化を避けられず廃(すた)れる。一方そのころまでに、STAP細胞に近い発想の新しい技術の研究が盛んとなっており、再生医療としてはSTAP細胞に近い発想の技術研究が主流となる。
可能性としては、(1)のiPS細胞が主流:35%、(2)のES細胞かES細胞改良型が主流:35%、(3)のSTAP細胞に似た発想の技術が主流:30%、くらいの比率ではないでしょうか(?)。
すなわち、iPS 細胞はガン化を避けられず、逆にと言うか、STAP細胞に似た技術が新しく発見され、それが主流となっていく可能性もあり得ます。大どんでん返しが起こり、すっかり様変わりする可能性もかなりの確率で起こりえます。このように、“勝負あった”というのは、大きな勘違いかも知れない。iPS細胞は創薬技術としては既に素晴らしい成果をあげていますが、再生医療としては、ガン化を克服しない限り、まったく未完成の技術です。
2013年3月14日に日本でレビュー済み
・イラストが多くわかりやすい
・専門用語がすくない
・知識が中2の自分でも何となくわかった!ただ全部理解したわけではない。
・遺伝子のところがわかりづらかった
全体的によかった
・専門用語がすくない
・知識が中2の自分でも何となくわかった!ただ全部理解したわけではない。
・遺伝子のところがわかりづらかった
全体的によかった
2014年3月6日に日本でレビュー済み
万能細胞や再生医療については詳しい本ですが、「iPS細胞を知りたい」という人にとっては解説が少なすぎておまけ程度でした。
2013年7月7日に日本でレビュー済み
歴史からES細胞、IPS細胞、再生医療そして、それらがもたらす未来について
この分野の最低限必要と思われる知識が大体身に付きます。
漫画風イラストが昔の小学館の科学雑誌を連想させなんか懐かしいですねえ
この分野の最低限必要と思われる知識が大体身に付きます。
漫画風イラストが昔の小学館の科学雑誌を連想させなんか懐かしいですねえ