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ヒトラーとは何か: 新訳 単行本 – 2013/1/1

3.5 5つ星のうち3.5 7個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 草思社 (2013/1/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/1/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 319ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4794219482
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4794219480
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 7個の評価

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまでヒトラーについての本というと、内容に関わらず手に取ることも躊躇していました。しかし、マイナスの意味だとしてもヒトラーは間違いなく、20世紀の世界史において最重要人物であり、ヒトラーとは何かを知ることは戦争について考える上で外せない要素と思います。

この本の面白いのはヒトラー批判が中心でありながら、100%否定でないところです。彼が何を為すことに成功し、何に失敗したのかを明確に分類しているのです。その上で、その成功の多くがヒトラーの力というよりも時代の流れであったことを冷静に指摘しているのは評価されるべき点と思います。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学生の子どもの学部の授業の為に購入しました。
教授が話しておられたようですが、ナチスのやり方にはかなり人道的問題がありますが、その問題点を分かりやすく解釈しようとしている本の一つだそうです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年3月7日に日本でレビュー済み
1970年代に書かれたものだけど、200ページという分量、新訳のおかげで読みやすかった。

独ソ戦で頓挫して以降、ユダヤ人の殲滅と勝機が無くなったドイツをいかに葬り去るかのヒトラーの自己破滅論。

例として

アメリカに宣戦布告した理由が、連合軍に敵わないことは明白だったから、ソ連に降伏するよりは、アメリカに降伏した方が良い条件が導き出せそうだから。

などが挙げられる。

この本に限らず、学者の解釈本は、歴史の解釈は一つと割り切って読むようにしてる。
2013年7月5日に日本でレビュー済み
 新訳版・2013年草思社・瀬野文教訳。

 初版と同様、七つの章からなる。それぞれの題は一部初版と異なり次のようになっている。
 「第一章:遍歴、第二章:実績、第三章:成功、第四章:誤謬、第五章:失敗、第六章:犯罪、第七章:背信」

 章が細分化され見出しが付けられ、内容を把握しやすくなっている。字も大きく読みやすい。
 新訳版が出された背景については訳者のあとがきの中に書かれてはいる。ただし何故新訳版を出したのか、その必然性、ねらいどころが書かれていない。また初版につけられていた詳しい年表が除かれ、その代わりに1ページに収まる「ヒトラー略年表」となり、簡単すぎて見る気にならない。より詳しい年表なり、2013年における何らかの知見が書かれても良かったのではないかと思う。
 同じ内容でも、初版に比べるとこの新訳版の方がとっつきやすい。ただし全体的に見回すと、書籍としての雰囲気(表紙は別として)も、資料としての価値も残念ながら若干落ちる。
 すでにかなりの数のヒトラーあるいはナチスに関する本を読まれている方が、どちらかを手元におくとしたら初版をお勧めする。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年3月11日に日本でレビュー済み
大学生です。ナチスに関する学術書を多く読みました。一言で言えば「ジャーナリストの書いた本」という感じで、余計な文、言い回しが多くて読みづらかったです。参考文献も記載されていないので、何を根拠に書いたのか不明なので信憑性に欠けます。
ただとっつきやすいので、単にヒトラーに興味を持ってどの本を読もうか?と思ってる人にはいいと思います。
ヒトラーの時代に生きたドイツ人が書いたものなので、その点では読む価値があるかと思います。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年8月26日に日本でレビュー済み
 ヒトラーとは何だったのか。大戦当時からのドイツを代表するジャーナリストが彼の行動からその政治信条を読み解いていく。

 これは衝撃的な本である。
 ヒトラーは早い段階で、ヨーロッパを軍事的に制圧すること、ユダヤ人を根絶やしにすることの二つを決めた。これはヒトラーが国家(民族)は拡大のみを目指すのが当然であるという思考からだと言う。ユダヤ人は国家という形でなく統一を目指す全国家の敵だと彼は考えた。
 さらにそれらの目標を自分一代で成し遂げることまで決めてしまった。後継者も国家体制づくりも彼には関係ない。自国の敗北が決まった時は、いかに負けるかではなく、なるべく敗北を遅らせて、ユダヤ人と不甲斐ないドイツ国民を道連れにすることさえした。
 ヒトラーは一貫してこういった政治信条のみを持っていた。ドイツでの権力掌握からフランス制圧まではたまたま相手が自滅する状況であっただけで、一切の建設的な思考はなかった。
 もちろんハフナーの言うことが全て正しいとは限らないだろう。ただ、この本の持つ圧倒的な説得力が、なるほど!と強く唸らせる。

 私達はたまたま政策がうまくいっただけでその政治家を評価してしまったりしていないだろうか。政治家は信条でも評価しなければならない。
 ヒトラーや第二次世界大戦からまだまだ学ぶことは多い。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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