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ヘッセの読書術 単行本 – 2004/10/1
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書店に勤めながら読書することで小説家として大成したヘッセの読書論。古典文学の推奨リスト付き読書案内から何のために本を読むのかを考察するエッセイまで。
- 本の長さ238ページ
- 言語日本語
- 出版社草思社
- 発売日2004/10/1
- ISBN-104794213468
- ISBN-13978-4794213464
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登録情報
- 出版社 : 草思社 (2004/10/1)
- 発売日 : 2004/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 238ページ
- ISBN-10 : 4794213468
- ISBN-13 : 978-4794213464
- Amazon 売れ筋ランキング: - 245,978位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 239位ドイツ文学研究
- - 239位読書法
- - 810位外国のエッセー・随筆
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年10月10日に日本でレビュー済み
沢山の本を持っていても、それらを乱読してしまう人より、貧しくて本と言えば聖書一冊きりしか持たない農婦が 一日にその聖句を一行ずつだけ読んで誠実に生きる方が、ずっと本の読み方を正しく知っている、などといった言葉が心に響く。若い方にぜひお勧めしたい内容だ。理想的に本と付き合いながら生きるには どうあるべきかについて、実に奥行き深く書かれている。ヘッセが読んだ世界の名作について詳しく書いた章があるが、日本では知名度の低い書籍や作家の名前が出てきて 少々読みにくい部分はあるものの、幼少期に本の魔力にとりつかれたヘッセが、少年時代から古今東西の名作を大量に読み漁り、その中から見つけ出した宝とはいったい何であったのか、そして やがてどのような類の書籍がヘッセ文学の血となり肉となっていったのかがよくわかって 非常に興味深い。ヘッセ推奨の世界文学の長いリストがあってなかなかの見ものだが、絶版となったものは そうした書籍専門の古書店やネットで入手可能な本が少なくない。若き日に、古書店に勤めながら 寸暇を惜しんで学んだこと、また、日本に対する深い愛着もうかがえるなど、文学家ヘッセの思想や心の内が本当によく伝わってくる。彼が青年の時から読破してきた膨大な書籍すべてを、なにものにも代えがたい最愛の財産とし、かつて古本屋に勤めていた時に覚えた 古書の手入れの技術で一冊一冊心を込めて手入れをしてやっていたというのはいかにもヘッセらしくて感動的だ。読み返すほどに本文が輝きを増してくる。速読せずに、一字一句をかみしめるように じっくりと時間をかけて読んでこそ味わいが深い。ヘッセが一心に本を読んでいる表紙の写真が立派なので、欲を言えば 題字を下にもってきてくれたら良かったように思う。
2014年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
技術について、書いてあるわけではないので、読書術ではない。
ひたすらに、本を読む喜びをせつせつと語っている一冊だ。
「人間が自然から贈られて得たものではなく、自分自身の精神から
つくり出したたくさんの世界の中で、書物の世界は最も広汎で高い
価値をもつものである」
同感だ。
ひたすらに、本を読む喜びをせつせつと語っている一冊だ。
「人間が自然から贈られて得たものではなく、自分自身の精神から
つくり出したたくさんの世界の中で、書物の世界は最も広汎で高い
価値をもつものである」
同感だ。
2023年1月22日に日本でレビュー済み
うーん、「読書術」はちょっと違うと思う。本や読書をテーマにしたエッセイだ。これは『書物の世界』というタイトルの本の抄訳で、元のタイトルの方が内容を適切に表している。
ここに収められたエッセイの中では、「書物とのつきあい」が興味深かった。これが1番、「読書術」らしいエッセイだった。ここでは、本に対してどのような心構えを持つべきか、数多ある本の中から読むべき本をどのように選び、読み進めていくべきかということについて、ヘッセなりの考え方が述べられている。そして、ここからは素直で衒いのない彼の人柄が窺い知れる。
ここに収められたエッセイの中では、「書物とのつきあい」が興味深かった。これが1番、「読書術」らしいエッセイだった。ここでは、本に対してどのような心構えを持つべきか、数多ある本の中から読むべき本をどのように選び、読み進めていくべきかということについて、ヘッセなりの考え方が述べられている。そして、ここからは素直で衒いのない彼の人柄が窺い知れる。
2009年1月5日に日本でレビュー済み
あまたあるエッセイから読書に関する内容をピックアップして編集した本。
著者の読書論でもあります。
圧巻は古典文学の推奨リスト。
岩波や新潮文庫等で題名をみかけますが、怖気付いてしまいました。
名著ばかり挙げてる点は見習わなくてはなりません。
ヘッセは私にとっての指標です。
「車輪の下」を読んだ時の鮮烈さは忘れられません。
著者の読書論でもあります。
圧巻は古典文学の推奨リスト。
岩波や新潮文庫等で題名をみかけますが、怖気付いてしまいました。
名著ばかり挙げてる点は見習わなくてはなりません。
ヘッセは私にとっての指標です。
「車輪の下」を読んだ時の鮮烈さは忘れられません。
2016年12月13日に日本でレビュー済み
私の青年時代、思春期の読書の定番は、ヘッセ、啄木、藤村だった。
文学がちょっと好きな人だったら、大抵一つか二つの詩を諳んじることは朝飯前だろう。それらの中でも、ヘッセはとくにピックネームだ。
しかし、この本でヘッセは文学論や詩作論を展開しているわけではない。
収録された幾つかのエッセイで、ひたすら読書論を展開する。
マスコミ事情、情報の流通、経済事情、経済格差の縮小という大きな社会変化の中で、出版事情が大きく変わってしまっており、知識・教養が一部の上流階級だけのものではなくなったので、とても、そのまま現代社会へは受け容れられない。
しかし、テクストを愛すること、書物への敬意、読書への姿勢に関しては学ぶべき点が多い。
なによりも、あのとてつもなく広くて深い読書の質と量には只々呆れるばかりだ。
彼の作品の中の言葉は、そのような厖大な知識の大森林の中から、選びに選び抜かれてきた言葉だったのだ。
文学がちょっと好きな人だったら、大抵一つか二つの詩を諳んじることは朝飯前だろう。それらの中でも、ヘッセはとくにピックネームだ。
しかし、この本でヘッセは文学論や詩作論を展開しているわけではない。
収録された幾つかのエッセイで、ひたすら読書論を展開する。
マスコミ事情、情報の流通、経済事情、経済格差の縮小という大きな社会変化の中で、出版事情が大きく変わってしまっており、知識・教養が一部の上流階級だけのものではなくなったので、とても、そのまま現代社会へは受け容れられない。
しかし、テクストを愛すること、書物への敬意、読書への姿勢に関しては学ぶべき点が多い。
なによりも、あのとてつもなく広くて深い読書の質と量には只々呆れるばかりだ。
彼の作品の中の言葉は、そのような厖大な知識の大森林の中から、選びに選び抜かれてきた言葉だったのだ。
2005年1月20日に日本でレビュー済み
もう40年も前に亡くなったノーベル賞作家なのに、新刊が出ました。
本書には、ヘッセが読書について折に触れて書いたエッセイが集められています。
彼は「私は数万冊の本を読みました」という読書家で、ドイツ語に翻訳されている世界中の本を読んで、インドや東洋思想にも思いを馳せた人です。
表紙にはスーツ姿で本を開いたヘッセが眼鏡の奥からジロッとこちらを睨んでいる写真が載せられており、なんだか近寄り難い印象を与えます。
世界文学を自分の書棚に並べるとしたらどのようなものが良いか、ということを述べた「世界文学文庫」という一文には、短い選定理由の文章をはさんで、延々と知らない本の名前が書き連ねてあります。いやはや、本当に近寄り難いです。
本はたくさん読みますが、ヘッセは新聞を読みません。なぜ読まないかといえば、感受性が豊かすぎて、一つひとつのニュースの背景や当事者の心情を考えてしまうからです。
たとえば、銃の暴発で母を死なせた若者が過失致死罪で百フランの罰金刑を受けた、という記事を読んだ時のこと。もし故意だったら殺人者として裁かれて監獄に長いこと閉じ込められるだろう、未開人の国なら頭を切り落とされるだろう、と彼は考えます。また、裁判官はどうやって命の値段を計算したのだろう。自分の理性と法律の間で深刻な葛藤に陥ったであろう、と考えてしまうのです。ふつうの人ならば読み飛ばしてしまうような記事に対して、こんなにたくさんの想像をめぐらしていたのでは、きっと疲れてしまうに違いありません。
ヘッセが書いた小説は、思春期の少年が悩みながら成長していくというストーリーが多く、私も学生時代に夢中になって読みました。主人公の成長過程を自分の将来に重ね合わせて考えるような読書は、中年になってしまうとなかなかできませんねぇ。
やはりヘッセは巨人だった、ということを改めて知った一書でした。
本書には、ヘッセが読書について折に触れて書いたエッセイが集められています。
彼は「私は数万冊の本を読みました」という読書家で、ドイツ語に翻訳されている世界中の本を読んで、インドや東洋思想にも思いを馳せた人です。
表紙にはスーツ姿で本を開いたヘッセが眼鏡の奥からジロッとこちらを睨んでいる写真が載せられており、なんだか近寄り難い印象を与えます。
世界文学を自分の書棚に並べるとしたらどのようなものが良いか、ということを述べた「世界文学文庫」という一文には、短い選定理由の文章をはさんで、延々と知らない本の名前が書き連ねてあります。いやはや、本当に近寄り難いです。
本はたくさん読みますが、ヘッセは新聞を読みません。なぜ読まないかといえば、感受性が豊かすぎて、一つひとつのニュースの背景や当事者の心情を考えてしまうからです。
たとえば、銃の暴発で母を死なせた若者が過失致死罪で百フランの罰金刑を受けた、という記事を読んだ時のこと。もし故意だったら殺人者として裁かれて監獄に長いこと閉じ込められるだろう、未開人の国なら頭を切り落とされるだろう、と彼は考えます。また、裁判官はどうやって命の値段を計算したのだろう。自分の理性と法律の間で深刻な葛藤に陥ったであろう、と考えてしまうのです。ふつうの人ならば読み飛ばしてしまうような記事に対して、こんなにたくさんの想像をめぐらしていたのでは、きっと疲れてしまうに違いありません。
ヘッセが書いた小説は、思春期の少年が悩みながら成長していくというストーリーが多く、私も学生時代に夢中になって読みました。主人公の成長過程を自分の将来に重ね合わせて考えるような読書は、中年になってしまうとなかなかできませんねぇ。
やはりヘッセは巨人だった、ということを改めて知った一書でした。
2005年8月9日に日本でレビュー済み
ヘッセの読書に対する思いをつづったエッセイ。読書のことだけでも
こんなにもたくさんのことに思いがあふれているうえに、彼は書く人でも
あります。
彼の半端でない読書の量。本を愛する気持ち。ただただ感服してしまい
ます。
読書が大好きな人ならば、もちろんこれだけの量の本を読んでみたいと
思う。彼が書店員や出版社に勤めていたことも彼にとっては、好条件
だったのでしょう。
そんな彼だからこそ、数々の作品を生み出すことができたのだと、改めて
彼の名作誕生の底にあるものを知ることができます。
こんなにもたくさんのことに思いがあふれているうえに、彼は書く人でも
あります。
彼の半端でない読書の量。本を愛する気持ち。ただただ感服してしまい
ます。
読書が大好きな人ならば、もちろんこれだけの量の本を読んでみたいと
思う。彼が書店員や出版社に勤めていたことも彼にとっては、好条件
だったのでしょう。
そんな彼だからこそ、数々の作品を生み出すことができたのだと、改めて
彼の名作誕生の底にあるものを知ることができます。