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誤訳の典型 単行本 – 2010/9/1

5.0 5つ星のうち5.0 9個の評価

著者「はしがき」より

翻訳の過程は,おおまかに“ 解釈 ”と“ 表現 ”という二つの部分に分けられるが,“ 表現 ”(または“ 訳し方 ”)の適否や巧拙がかかわるのは「悪訳」であって,「誤訳」ははっきりとした“ 解釈 ”の誤りに由来するものである.
このような誤訳を生む解釈の誤りは,語句や構文,各種の文法事項など多岐にわたり,趣も多様である.

たとえば,単語を読み誤れば「あこがれ」が「あくび」になり,語義の区別を誤れば「大酒樽を腹に詰めこむ」事態も生じる.
また,文法的考察を誤れば,「この上なく良好」と大統領が明言した二国間の関係が「良好だったことはない」に変わったり,「子供を殺すことはできないように,捨てることもできない」という女性の気持が「子供を捨てるくらいなら殺すわ」という言葉になってしまったりもする.

本書では,こういったさまざまな誤訳のなかから,興味深く,啓発的で,応用性の高い,典型的な例を選び,タイプやレベルによって系統的に分類して要点をわかりやすく解説し,場合に応じて類例を示した.

「翻訳の常識」としての誤訳の諸相も,英文解釈の問題点も,そして押さえておくべき文法の勘所も,その全般的な実例が一通り収められている.

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 聖文新社 (2010/9/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/9/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 235ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4792217091
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4792217099
  • 寸法 ‏ : ‎ 12.8 x 1.4 x 18.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 9個の評価

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中原 道喜
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年6月4日に日本でレビュー済み
2021年6月18日追記

定価が変わりました!

「構造」、「常識」、「典型」、各冊一律2,200円(税込)になりました。

--------以下は当初のレビューです--------

金子書房さんから定価1,760円(税込)で出版される予定です。

中原先生がお亡くなりになって、聖文新社さんも昨年廃業されてしまったので、この名著がもう書店に並ぶことが無いのかと落胆していたのですが、金子書房さんから「誤訳の常識」(1,760円税込)、「誤訳の構造」(1,980円税込)、も同日に復刊されることになっておりますので金子書房さんの大英断には感謝するしかありません!

金子書房さんは今年に入ってから中原先生の「マスター英文法」、「マスター英文解釈」を復刊させ、11月には佐々木高政先生の「和文英訳の修行」を復刊させる予定になっております。

金子書房さんは本当に良いお仕事をされていると思います!
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2003年初版の「誤訳の構造」よりも少し印字が大きくなっている。内容が重複しているところも多少あるが、繰り返しによる記憶の定着度が上がり、2冊共、手元に置いている。
 
 ひながたの英文と誤訳の例が「線で囲って」あり、そのすぐ下部に [解説] ( 文法的な説明、正しい翻訳例、同類の例文と訳など )がくる。
翻訳者の思いこみで単語を訳し、つじつま合わせにさらに作文をした翻訳( habitsを習慣と訳したばかりに)。 原文とは全く違った意味になってしまう例(potを壺としか訳さないため ・ shrink を縮む、萎縮するで訳し、口語での軽い意味を調べずに訳したなど)。スペルが似た単語間違えのために、『 よき人生の3大要素 』に、「あくび」が加わってしまったり。
 単語の他、イディオム、文法。 そして広告文、映画、テレビの字幕、歌詞、大統領演説。 誤訳40選、誤訳5段階レベルチェックなどなど、濃い内容。

 小説などで、原文のリズムが消えていたり、訳が回りくどすぎて理解するのに苦労することもあるが、『へ』と『を』の違いで、意味がかわる例は 特に印象に残った。  中には、『ドアをガタガタ鳴らした』のを、『ドアの取っ手をぐいぐい引く』と訳した例もあり、「ドアをガタガタ鳴らすのには、取っ手をぐいぐい引くのだから、訳した人の親切かな」と思ったが、原文どおり忠実に訳してあれば、読者は想像するし、そこも読む楽しみの一つなので、正しい素直な訳の方が良いのだろう。

 今まで、多読で楽しんで、分からないところはわからないまま放置してあった語義がいくつか解決した。forなどの良く出てくる単語をイメージでつかんでいたことを反省した。 
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
様々な英語の誤訳本がありますが、その多くがおもしろみをねらってあざといのに対し、この本は一線を画しています。あくまで、まじめに、しかも詳細かつ論理的に誤訳を指摘し、さらにそこから英語の学習へと導きます。自分は英語が得意と思っていた人も、はっと気づかされるところが多々あり、大きな刺激になります。英語をまじめに勉強したい、もっと教養をつけたいと思う人に、最高の一冊です。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年4月29日に日本でレビュー済み
パッと本書を見てきづくこと、それは表紙の著者の名前の上に小さな文字で「東京大学名誉教授」とか「駿台予備校講師」といった肩書がついていないことである。それでも長く読み継がれているということは、もう著者名が強いブランドになっていることを示すと言えまいか。本書を読んで新しく知ったことは数多い。
例えば、
could use のかたちで~が必要だの意味を表すこと
文末に置かれたmind は~だよと念を押すのに使われること
deep に「~列に並んで」という意味があること
sleep late は朝寝坊するの意味であること
work away でせっせと仕事を続けるの意味になり、awayは継続・反復を表すこと
などである。
受験に役立たなければ勉強しないのかと問われた時、バカなこと言うなと思える方にはとても有益な書物だ。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年11月23日に日本でレビュー済み
 最初の「誤訳の妙味」の節では、単に誤訳を批判するのではなく,
 謝った訳の面白みを解説してくれているところがすごい。
 修辞学をもちだし、最後に落とすことをBathos頓降法というとか
 だんだん持ち上げていくことをclimax漸層法というとか。
 著者の見識の高さに脱帽。
 出て来る例題も,それだけで勉強になるものが多い。
 受験生の息抜きにもよい。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年5月10日に日本でレビュー済み
それはともかく、古典英文法の重箱の隅をつついているわけではなくて、クリスティーやPDジェームズなどの一般大衆が理解できる英文について誤訳を指摘しているわけですから、英語が解っているつもりの人は読んでみるべきでしょうね。読んでみて「それは当然だろう」ということになれば自分の能力を再評価できるわけで、それも無駄ではありません。

英語の歌詞翻訳や映画字幕についてもいろいろとご意見をお持ちのようなのです。ご高齢ではありますが、一度まとめていただけるとありがたいです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年10月29日に日本でレビュー済み
冒頭の数編の誤訳例がおかしくて笑ってしまった。この誤訳のおかしさのおかげで本の世界に入っていきやすい。

誤訳をテーマにした類書には、誤訳をした訳者に対する侮蔑が伺えて読後感の悪いものもあるが、本書は、誤訳した訳者を傷つけないよう配慮が感じられて、読後感は良い。題材も固いものから柔らかいものまでバリエーションに富んでいて、読者サービスも感じられる。

誤訳のパターンが文法項目別にも並べられているので、文法の復習にも適している。解説は簡潔にして明瞭。

文法がしっかりしていれば、高校生でも楽しく読めるだろう。また、世間の速読の風潮に押されてフィーリングで英語を読むようになっている人も、本書によって、楽しく同時に文法の重要性を再認識できると思う。

表紙は古風でいかにも「お勉強」といった印象を与えなくもないが、中身は、それと意識せずに楽しく勉強できてしまう優れた本。
33人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年8月20日に日本でレビュー済み
私は以前から、英語を正確に読み取りたいと強く願っていました。今もそうなりたいと努力を続けています。読んでいる英文の内容が、これしかないという形で正確に読み取れているのか自信がありませんでした。それで、そのような英語の読み方を教えてくれる本はないのか、長い間探していました。その結果、古谷専三先生、伊藤和夫先生、薬袋善郎先生の本を見つけることができました。
現在は、以前より幾分かは正確に英語を読めるようになったと感じています。
誤訳には、誤訳をする理由と言うか、読み間違いを起こしやすい理由があるように思います。中原道喜先生の、「誤訳の構造」と「誤訳の典型」は、そのような問題点をまとめて学ぶべる点で非常に有益だと考えています。
「本書では、さまざまな誤訳のなかから、興味深く、啓発的で、応用性の高い、典型的な例を選び、タイプやレベルによって系統的に分類して要点をわかりやすく解説し、場合に応じて類例を示した。「翻訳の常識」としての誤訳の諸相も、英文解釈の問題点も、そして押さえておくべき文法の勘所も、その全般的な実例が一通り収められている。」(「はしがき」より)
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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