一読すると、すごく素っ気ない感じの本なのですが。これがなかなか良いんですよ。SFのバックグラウンド解説本なんですが、率直な語り口がむしろ読みやすいです。
タイトルを見たときは「なぜ、科学ではなく化学なのか」と思いましたが、一つのSFをテーマにその作品の紹介と、その中に登場する「化学的記述」を検証すると言う趣向です。「宇宙やテクノロジー以外に、化学的記述ってこんなにあったんだな」と言うのが率直な気持ちです。
小説の記述にどの程度までの化学的厳密さを求めるかは、興ざめしない程度であれば、あまり目くじらを立てる必要なないと思います。でも逆に整然とした裏付け解説を読むと安心もするんですよね。これもSFマインドでしょうか。
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SFを化学する (ポピュラー・サイエンス) 単行本 – 1992/3/1
山崎 昶
(著)
- 本の長さ135ページ
- 言語日本語
- 出版社裳華房
- 発売日1992/3/1
- ISBN-104785385634
- ISBN-13978-4785385637
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登録情報
- 出版社 : 裳華房 (1992/3/1)
- 発売日 : 1992/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 135ページ
- ISBN-10 : 4785385634
- ISBN-13 : 978-4785385637
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,550,549位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,143位化学一般関連書籍
- - 178,620位ノンフィクション (本)
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