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量子と情報 (量子力学選書) 単行本 – 2024/11/1

5つ星のうち3.8 3個の評価

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21世紀は、量子力学の基本原理を利用した情報技術の世紀ともいえる。本書では、その基本原理がどのように活用されているかを具体的に見ていきながら、基礎科学としての量子力学と情報科学の関係を解説した。
量子情報の中核となるのは、量子測定理論である。そこで、量子力学の基本からはじめて、古典情報理論をお手本に量子測定理論を展開していくという構成とした。その後は、トピカルな話題であるエンタングルメントと弱値を取り上げ、最後に量子計算の概略を解説する。
量子情報に興味がある方へ向けた入門書として、じっくりと取り組んでいただきたい1冊である。
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商品の説明

著者について

東京工業大学名誉教授、理学博士。1969年 東京大学理学部卒業、東京大学大学院理学系研究科博士課程中退。大阪大学 助手・講師・助教授、広島大学教授、東京工業大学教授などを歴任。専門は、相対論的宇宙物理学、場の理論、量子計算。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 裳華房 (2024/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2024/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 288ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4785325151
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4785325152
  • 寸法 ‏ : ‎ 15.1 x 1.8 x 21.6 cm
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち3.8 3個の評価

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細谷 暁夫
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誤りが多く、校正・校閲も不十分
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誤りが多く、校正・校閲も不十分
1版1刷は誤りが多く、校正・校閲も不十分です。正誤表が出てから購入したほうがよいでしょう。    *2025.1/29現在:裳華房HPにP60までの正誤表が2024.12/24に提示され             2025.1/9にその正誤表が改訂されています。☆+1しました。   **2025.2/18:タイトルと1行目に「・校閲」を追加しました。  ***2025.3/28:2025/3/20付でP60までの正誤表に「第2版1刷(2025年2月発行)にて修正済み」           の記載が追加されました。P61以降が修正されたかは手元に第2版がなく不明です。 60ページまでで、例を挙げますと、 P5 L上2 パワーがあるので → 視感度が高いので P23 L上2 ,cosθ) → ,cosθ/2) P23 図2.2 歳差運動をZ軸中心に描かれていますが、Bを軸にした歳差運動を描かなければなりません。 P30 図2.6 BSが入射光を二つの透過光に分けている図が描かれていますが、BSは入射光を反射光と透過光に分けるデバイスです。2025.3/28写真添付しました P33 式(2.25) ・・・[3]  → ・・・[2] [3]を表しているのは p34 式(2.26)です。これに伴い、P33 L下6 の「右端に記した[1]から[3]」 → 「右端に記した[1]と[2]」、また、p34 式(2.26)のあとに「式(2.26)は図2.6の位置[3]に対応しています。」の追加が必要です。 P28 L下4    混合状態が → 純粋状態が P32 図2.7   図中に2か所ある「垂直方向に変更した光子」の片方を「水平方向に変更した光子」に変更。 P40 L上2   P:(1-P)  → (1-P):P P41 L上8   混合率P‘は~|ψ1>’から → 混合率P‘は、Pと|ψ0>, |ψ1>及び |ψ0>’ または|ψ1>’から P50 L下5   方法なら → 方法へなら P60 L上1  LogW=  → LogW≈ P60 L上2    … -m/N)Log(1-m/N)  → … -m/N)Log(1-m/N) - (N-m)LogN また、 必ずしも誤りとは言えないのですが、変更したほうが理解しやすくなる可能性がると感じる部分としては、 P5 L下1   次は,少し別の → 各感光で別の P11 L上4  様子のマッハ → マッハ  P12 L下11 有無は → 発生は   P12 L下10 2択 → 現象 P17 L上1~2  1つであるが~物理量である → 中で~物理量の一つである P18 L上6 したか → するか P23L下9~8 時刻tにおいては~まわりに半周するが → 時間tで~まわりを半周するが P23図22  一様な磁場を~変える。 → 一様な磁場内で歳差運動する。 P24L上1 最終的 → t=π/2ω時間後 P30L上6  実験の → 実験[6]の P30欄外下  次の → 32ページの P31L上8  信号があるとして,同時… → 検出信号を出す同時… P32L上5  SPDCに光子を → BBOに光子を P37L下6  …状態を~はじめに量子状態… → …状態の例を具体的に示そう。量子状態… P37L下4  打ち出す場合が考えられる。 → 打ち出す“混合状態打出し装置”を考えよう。 P37L下1  この状況設定で~|ψ1>だけ → 状態|ψ0>あるいは|ψ1>だけを P38L上1  出す場合が純粋状態である → だすのが“純粋状態打出し装置”である。 P38L上2  このような状況で、一般に → 一般に P39L上12  実数3個分の3次元球面 → 自由度が実数3個分の3次元の極座標 P39L下8  空間は2次元球面で → 空間は自由度2次元の実3次元空間中の単位球面 P40L下5  に限られる。 → に限られ、このとき混合度μ=0となる。 P43L上5  3次元回転分の → ρを通る直線の3次元空間内での回転分(自由度2次元)の P43L下4  EPR論文 は参考文献にあげるべきです。 P48L上5~10  したがって~からである。 → したがって、(3.25)により、式(3.27)となる。この不等式は”ベルの不等式(Bell’s inequality)“[8](正確には,CHSH不等式(CHSH inequality)[9]とよばれ、また、C(a,b,c,d)はCHSH相関関数(correlation function)と呼ばれている。最右辺が不等号なのは、実験の度に恒等式(3.25)の値±2の符号がランダムに変化するからである。 P50L上7  これから,直ちに → a^2=b^2=c^2=d^2=1なので P51L下6  「適当に」では、「適切に」なのか「ランダムに」なのか不明確です。 P51L下2  測定したときの値±1の → ±1の P56L下4  これをシャノン → これを確率分布{Pi}のシャノン P56L下1  …とが両方とも → …とが独立の場合、piとqiの両方とも  P58演習問題4L上2  を固定する条件下で → が一定の場合 P56L下5  最大化すべき量は → 最大化すべきラグランジュ関数は P56L下3  ところを探す → ところが解の候補である。 P59L上5  「が示せた。」未定乗数法なので最大である(極大である)ことを別途示す必要あり。 以下追記します。 P60までの正誤表は裳華房からだされました。 上記以降については以下の通りです。 誤りと考えられるのは、 P60L上1  LogW = → LogW ≈  P60 L上2  … -m/N)Log(1-m/N)  → … -m/N)Log(1-m/N) - (N-m)LogN P60L上12  NH(P)(≦N)ビットに縮めることができる  → NH(P)(≦N)ビット程度にまで縮めることができる *P60L上14~15に記載されているように、H(P)=0でも1ビットまでにしかに縮められず、NH(P)=0ビットに縮めることはできていない。(4.14)はスターリング近似Ln(n!)=nLn(n)-n+Ο(ln(n))のオミクロン項(>0)を無視する近似の結果なので必ずしも(4.14)の“≈”が“=”となる圧縮方法があるとは限らない。 P60L下7  ビットに縮める → ビット程度に縮める P65L上6  E(A):=∫dP(A)A → E(A):=∫AP(A) dA  P65L上7  E(A^2):=∫dP(A)A^2 → E(A):=∫A^2P(A) dA  P65L下5  式(4.24)として、「E(SN^2)=…=E(A^2)/N」とありますが。これは、左辺はN回測定の平均値の二乗の期待値(Aをサイコロの目、Nを1億回とすれば、1億回サイコロを振った平均≒(1+2+3+4+5+6)/6=3.5の二乗の期待値≒3.5^2=12.25)に対して、右辺は測定値の二乗の期待値をNで割った値(サイコロなら出た目の二乗の期待値=(1^2+2^2+3^2+4^2+5^2+6^2)/6=15.166‥のN分の1=1億分の1、つまり0.0000001566‥)、で、同じ値ではありません。証明部分は全面差し替えが必要と考えます。 また、 必ずしも誤りとは言えないのですが、変更したほうが理解しやすくなる可能性がある、と感じる部分としては、 P60L上5  と計算出来て,  → と計算出来て, LogにLog2を採用すれば, P60L上12  (4.15)よりp= → 例えば、(4.15)からp=  P61L下1  による平均ビット → による1文字当たりの平均ビット P62L上3  とするよりも → とする場合の2よりも P62L上4~7  定義(4.15)から~と書き直して,  → 定義(4.4)で対数にLog2を採用したH ~と比べてみると, P62L上12  であるが, その証明は → である。証明は P62L下7~5  ビックリ度<式>(4.21)を計算する。(ここで  → ビックリ度を整数化する。<式>(4.21) (ここで P63L上1  ここで, ~なので, 例えば, q2= → =これは, ~からq2= P63L上2  ・・・となる。 → ・・・と計算した表である。 P65L上8  その平均値 → 測定値の平均 P65L上11  ある固定した → 任意の固定した P65L上14  となる。 → となる。(対数の弱法則) P67L上5  「典型列とよぶ」はp66L下8と重複しています。 P67L下9  「(4.14)より」とありますが、(4.27)をしめすには、0か1かの2値ではなく多値の場合の(4.14)の証明が必要です。 P69L上11  【シャノンの最適符号化定理】 → 【シャノンの情報源符号化定理】          *現在は「情報源符号化定理」の呼称が一般的なようです。 P69L欄外下†5  雑音がある場合も → 雑音がある場合(通信路符号化定理)も P71L上2  容易であること → 容易 (裏が出れば嘘) であること P71L下5  S(I:J)  → S(I;J) *相互情報量には コロンではなくセミコロンが使われることが多いようです。 P73以降については以下の通りです。 誤りと考えられるのは、 P87L上6  熱浴の温度T → ふたつの熱浴の温度差T P103欄外下†2のL上3  『より一般的な~18790314となる。』を削除 *ISO8601は日付と時刻の表記に関する規格であり、配列を規定していない。 仮に、MMDDYYYYで記載されていても、 例えば 02111898 レオ・シラード 03141879 アインシュタイン 04301916 C.E.シャノン 08141959 ピーター・ショア と対象の辞書式配列は可能である。(年代順にはならないがカレンダーには記入しやすい) P112L上12~16  「ここで ~ あるといえる。」を削除。 *シュテルンーゲルラッハの実験は、Spin=1/2の銀粒子をひとつずつ飛ばした時にも  実現される内容であり、複数の部分系から構成される量子実験ではない。  このため、複数の部分系から構成される複合系に関する概念であるエンタングル  メント (系|ψ>の純粋状態が、部分系A,Bの純粋状態|φa>,|φb>を用いて  |ψ>=|φa>(X)|φb>の形で表せない状態、ただし(X)は直積。) はシュテルンー  ゲルラッハの実験に関係しない。もつれた2個のSpin=1/2の粒子を部分系とする  Spontaneous parametric down conversion などとは状況の異なる実験です。 **P28で、f(up)|H>+f(down)|V> を「光の経路と変更がエンタングルしている」  と表現していますが、「係数である振幅f(up),f(down)と状態|H>,|V>が式の  かたちではエンタングル|Up1>|Down2>+|Doun1>|Up2>と同じ形に  見えるね」との意味での表現と読み取って、読み流していました。  シュテルンーゲルラッハ実験の状態を「エンタングルメント状態」と呼ぶのは  誤解してしまうでしょう。振幅と状態が式の形でエンタングルと同じ形である  ことを示す必要があるなら、明確に定義した別の造語を提示して用いるのが  よいと思われます。 また、 必ずしも誤りとは言えないのですが、変更したほうが理解しやすくなる可能性がる、 と感じる部分としては、 P77L下8  を用いた。■ → を用いた。P79 図4.3参照。■ P79L下4  1である。このときAijを → 1とする。この条件を満たすAijを P80欄外下†8  f(Σipixi) ≧ Σipi f (xi) を~例えば、             → f(Σi=1npixi) ≧ Σi=1npi f (xi) を~例えばn=3 のとき、 P84L上6~7  ~となり、同様に、引き出し探査結果のメモリのシャノン情報量は(4.76)から4となる。         → ~となり、1/2の確率でポケットに鍵があったときは引き出し探査結果のメモリの            シャノン情報量は0,1/2の確率でポケットに鍵がなかったときは引き出し探査            結果のメモリのシャノン情報量は(4.76)から4となる。 P86L下4  これは、 → 系外への仕事量は、 P86L下2  ならないだろう。 → ならない。 *『一般には~ならない。』が読みやすい。 P87L上2  明示的に示さずに → 明示せずに P87L下5  理想気体は、実際に絶対温度を実験的に定義する場合など、今日でも熱力学の標準である。        → 絶対温度(単位ケルビン[K]:熱力学的温度)の定義が水の三重点からボルツマン定数を          1.380649×10^28 J/K とすることに変更された(2019年5月20日)ため、理想気体は          今日でも絶対温度の実験的測定など熱力学の標準である。 P88L下7  また(5.3)から → すると(5.3)から Wmax=TSth なので P91L下3~1  シャノン情報量がkBLog2~ならなくなる。 → シャノン情報量がLog2だけ減少する。これが(4)の仕事kB T Log2に等しければ、その分悪魔が系に対して仕事をしたことになる。 P91欄外下†2  左右のどちらにあるか判定する確率をP=1/2 → 左右のどちらにある確率もP=1/2 P92L下14 シリンダーを  → メモリシリンダーを P92L下13 シリンダーの  → メモリシリンダーの P92L下13 そこに0  → メモリシリンダーに0 P92L下12 そのシリンダー  → メモリシリンダー P92L下9  を記憶する。 → を書き込む。 P95L上4  シラードエンジンとラチェットには温度差があることになり、          → シラードエンジンの熱浴温度の方がラチェットを含む周囲温度よりも            高いことが必要であり、 P95L上7  流れたと解釈できるのである → 流れることで動作したのである P96L下7  エントロピーの方も → 熱力学的エントロピーの方も P97L上7~8  (b)の例については、すでに~これからは(a)について考えたい。          → (b)のパラドックスの例は、すでにシラードエンジンで説明した。            解消のポイントはメモリの消去だった。これからは(a)のパラドックスに            ついて考えたい。 P100L上2  古典情報エントロピーに対応するものから知ることができる。         → 古典情報エントロピーとの対応から理解できる。 P100L下4~1  ~することができる。ここでは、シューマッハ ~ 該当箇所を見ていただきたい。          → ~することができ、シューマッハ圧縮(Schumacher compression)と呼ばれ             る。量子データのシューマッハ圧縮の定理の概要を述べよう。定理の厳密な             表現と証明は技術的なものであり本書では扱わないので、[23]などを見て             頂きたい。   P101L上2  最適な圧縮をした場合、小さくなったヒルベルト空間を          → 最適な圧縮をして、圧縮後の状態のヒルベルト空間を P101L上8  に現れる数である。         → に現れる情報を担うi.i.d.状態の数nである。<改行> この圧縮が、           シューマッハ圧縮である。 P103L上5  代わりに辞書式†2を → 代わりに辞書式配列†2を P103L欄外下†2  辞書式並べ方とは、 → 辞書式配列とは、 P103L上11  (6.8)からはじめの演算子に戻し → (6.8)を使い、はじめの演算子ρに戻し P104L下4  その列a1,a2,…,aN が → このとき列a1,a2,…,aN が P112L下6  「それぞれの場合」が どのような場合を指しているのか不明です。        *『単純には、アップ状態とダウン状態の2種類の純粋状態を、ある確率比で打ち出す          装置を想定して、次々と打ち出される粒子それぞれに対してシュテルンゲルラッハ          実験をすることと同様だと考えると、問題は単純なものの繰り返しに過ぎないように           思える。』の意味か? P112L下2  上記のように単純な方法で測定による量子状態の変化を記述することはできない。          → 初期状態を「(確率的)純粋状態打ち出し装置」のような単純なものに置き            換える方法では、測定による量子状態の変化を記述することはできない。 P112以降誤りと考えられるのは、 P116L10  Tr[Λ(ρ)]=1 → Tr[Λ(ρ)]=Tr[ρ] また、 必ずしも誤りとは言えないのですが、変更したほうが理解しやすくなる可能性がる、 と感じる部分としては、 P113L4 「より柔らかく」 P117L13「柔らかい測定」とありますが、「柔らかい」で何を      表現したいのかはP178L12以降までわからない。「柔らかい:P178,179の弱値参照」      と記したほうが良い。 以上、ご参考まで。
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2024年12月14日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    1版1刷は誤りが多く、校正・校閲も不十分です。正誤表が出てから購入したほうがよいでしょう。
       *2025.1/29現在:裳華房HPにP60までの正誤表が2024.12/24に提示され
                2025.1/9にその正誤表が改訂されています。☆+1しました。
      **2025.2/18:タイトルと1行目に「・校閲」を追加しました。
     ***2025.3/28:2025/3/20付でP60までの正誤表に「第2版1刷(2025年2月発行)にて修正済み」
              の記載が追加されました。P61以降が修正されたかは手元に第2版がなく不明です。
    60ページまでで、例を挙げますと、
    P5 L上2 パワーがあるので → 視感度が高いので
    P23 L上2 ,cosθ) → ,cosθ/2)
    P23 図2.2 歳差運動をZ軸中心に描かれていますが、Bを軸にした歳差運動を描かなければなりません。
    P30 図2.6 BSが入射光を二つの透過光に分けている図が描かれていますが、BSは入射光を反射光と透過光に分けるデバイスです。2025.3/28写真添付しました
    P33 式(2.25) ・・・[3]  → ・・・[2]
    [3]を表しているのは p34 式(2.26)です。これに伴い、P33 L下6 の「右端に記した[1]から[3]」 → 「右端に記した[1]と[2]」、また、p34 式(2.26)のあとに「式(2.26)は図2.6の位置[3]に対応しています。」の追加が必要です。
    P28 L下4    混合状態が → 純粋状態が
    P32 図2.7   図中に2か所ある「垂直方向に変更した光子」の片方を「水平方向に変更した光子」に変更。
    P40 L上2   P:(1-P)  → (1-P):P
    P41 L上8   混合率P‘は~|ψ1>’から → 混合率P‘は、Pと|ψ0>, |ψ1>及び |ψ0>’ または|ψ1>’から
    P50 L下5   方法なら → 方法へなら
    P60 L上1  LogW=  → LogW≈
    P60 L上2    … -m/N)Log(1-m/N)  → … -m/N)Log(1-m/N) - (N-m)LogN
    また、
    必ずしも誤りとは言えないのですが、変更したほうが理解しやすくなる可能性がると感じる部分としては、
    P5 L下1   次は,少し別の → 各感光で別の
    P11 L上4  様子のマッハ → マッハ 
    P12 L下11 有無は → 発生は  
    P12 L下10 2択 → 現象
    P17 L上1~2  1つであるが~物理量である → 中で~物理量の一つである
    P18 L上6 したか → するか
    P23L下9~8 時刻tにおいては~まわりに半周するが → 時間tで~まわりを半周するが
    P23図22  一様な磁場を~変える。 → 一様な磁場内で歳差運動する。
    P24L上1 最終的 → t=π/2ω時間後
    P30L上6  実験の → 実験[6]の
    P30欄外下  次の → 32ページの
    P31L上8  信号があるとして,同時… → 検出信号を出す同時…
    P32L上5  SPDCに光子を → BBOに光子を
    P37L下6  …状態を~はじめに量子状態… → …状態の例を具体的に示そう。量子状態…
    P37L下4  打ち出す場合が考えられる。 → 打ち出す“混合状態打出し装置”を考えよう。
    P37L下1  この状況設定で~|ψ1>だけ → 状態|ψ0>あるいは|ψ1>だけを
    P38L上1  出す場合が純粋状態である → だすのが“純粋状態打出し装置”である。
    P38L上2  このような状況で、一般に → 一般に
    P39L上12  実数3個分の3次元球面 → 自由度が実数3個分の3次元の極座標
    P39L下8  空間は2次元球面で → 空間は自由度2次元の実3次元空間中の単位球面
    P40L下5  に限られる。 → に限られ、このとき混合度μ=0となる。
    P43L上5  3次元回転分の → ρを通る直線の3次元空間内での回転分(自由度2次元)の
    P43L下4  EPR論文 は参考文献にあげるべきです。
    P48L上5~10  したがって~からである。 → したがって、(3.25)により、式(3.27)となる。この不等式は”ベルの不等式(Bell’s inequality)“[8](正確には,CHSH不等式(CHSH inequality)[9]とよばれ、また、C(a,b,c,d)はCHSH相関関数(correlation function)と呼ばれている。最右辺が不等号なのは、実験の度に恒等式(3.25)の値±2の符号がランダムに変化するからである。
    P50L上7  これから,直ちに → a^2=b^2=c^2=d^2=1なので
    P51L下6  「適当に」では、「適切に」なのか「ランダムに」なのか不明確です。
    P51L下2  測定したときの値±1の → ±1の
    P56L下4  これをシャノン → これを確率分布{Pi}のシャノン
    P56L下1  …とが両方とも → …とが独立の場合、piとqiの両方とも 
    P58演習問題4L上2  を固定する条件下で → が一定の場合
    P56L下5  最大化すべき量は → 最大化すべきラグランジュ関数は
    P56L下3  ところを探す → ところが解の候補である。
    P59L上5  「が示せた。」未定乗数法なので最大である(極大である)ことを別途示す必要あり。
    以下追記します。
    P60までの正誤表は裳華房からだされました。
    上記以降については以下の通りです。
    誤りと考えられるのは、
    P60L上1  LogW = → LogW ≈ 
    P60 L上2  … -m/N)Log(1-m/N)  → … -m/N)Log(1-m/N) - (N-m)LogN
    P60L上12  NH(P)(≦N)ビットに縮めることができる
     → NH(P)(≦N)ビット程度にまで縮めることができる
    *P60L上14~15に記載されているように、H(P)=0でも1ビットまでにしかに縮められず、NH(P)=0ビットに縮めることはできていない。(4.14)はスターリング近似Ln(n!)=nLn(n)-n+Ο(ln(n))のオミクロン項(>0)を無視する近似の結果なので必ずしも(4.14)の“≈”が“=”となる圧縮方法があるとは限らない。
    P60L下7  ビットに縮める → ビット程度に縮める
    P65L上6  E(A):=∫dP(A)A → E(A):=∫AP(A) dA 
    P65L上7  E(A^2):=∫dP(A)A^2 → E(A):=∫A^2P(A) dA 
    P65L下5  式(4.24)として、「E(SN^2)=…=E(A^2)/N」とありますが。これは、左辺はN回測定の平均値の二乗の期待値(Aをサイコロの目、Nを1億回とすれば、1億回サイコロを振った平均≒(1+2+3+4+5+6)/6=3.5の二乗の期待値≒3.5^2=12.25)に対して、右辺は測定値の二乗の期待値をNで割った値(サイコロなら出た目の二乗の期待値=(1^2+2^2+3^2+4^2+5^2+6^2)/6=15.166‥のN分の1=1億分の1、つまり0.0000001566‥)、で、同じ値ではありません。証明部分は全面差し替えが必要と考えます。
    また、
    必ずしも誤りとは言えないのですが、変更したほうが理解しやすくなる可能性がある、と感じる部分としては、
    P60L上5  と計算出来て,  → と計算出来て, LogにLog2を採用すれば,
    P60L上12  (4.15)よりp= → 例えば、(4.15)からp= 
    P61L下1  による平均ビット → による1文字当たりの平均ビット
    P62L上3  とするよりも → とする場合の2よりも
    P62L上4~7  定義(4.15)から~と書き直して,
     → 定義(4.4)で対数にLog2を採用したH ~と比べてみると,
    P62L上12  であるが, その証明は → である。証明は
    P62L下7~5  ビックリ度<式>(4.21)を計算する。(ここで
     → ビックリ度を整数化する。<式>(4.21) (ここで
    P63L上1  ここで, ~なので, 例えば, q2= → =これは, ~からq2=
    P63L上2  ・・・となる。 → ・・・と計算した表である。
    P65L上8  その平均値 → 測定値の平均
    P65L上11  ある固定した → 任意の固定した
    P65L上14  となる。 → となる。(対数の弱法則)
    P67L上5  「典型列とよぶ」はp66L下8と重複しています。
    P67L下9  「(4.14)より」とありますが、(4.27)をしめすには、0か1かの2値ではなく多値の場合の(4.14)の証明が必要です。
    P69L上11  【シャノンの最適符号化定理】 → 【シャノンの情報源符号化定理】
             *現在は「情報源符号化定理」の呼称が一般的なようです。
    P69L欄外下†5  雑音がある場合も → 雑音がある場合(通信路符号化定理)も
    P71L上2  容易であること → 容易 (裏が出れば嘘) であること
    P71L下5  S(I:J)  → S(I;J)
    *相互情報量には コロンではなくセミコロンが使われることが多いようです。
    P73以降については以下の通りです。
    誤りと考えられるのは、
    P87L上6  熱浴の温度T → ふたつの熱浴の温度差T
    P103欄外下†2のL上3  『より一般的な~18790314となる。』を削除
    *ISO8601は日付と時刻の表記に関する規格であり、配列を規定していない。
    仮に、MMDDYYYYで記載されていても、
    例えば
    02111898 レオ・シラード
    03141879 アインシュタイン
    04301916 C.E.シャノン
    08141959 ピーター・ショア
    と対象の辞書式配列は可能である。(年代順にはならないがカレンダーには記入しやすい)
    P112L上12~16  「ここで ~ あるといえる。」を削除。
    *シュテルンーゲルラッハの実験は、Spin=1/2の銀粒子をひとつずつ飛ばした時にも
     実現される内容であり、複数の部分系から構成される量子実験ではない。
     このため、複数の部分系から構成される複合系に関する概念であるエンタングル
     メント (系|ψ>の純粋状態が、部分系A,Bの純粋状態|φa>,|φb>を用いて
     |ψ>=|φa>(X)|φb>の形で表せない状態、ただし(X)は直積。) はシュテルンー
     ゲルラッハの実験に関係しない。もつれた2個のSpin=1/2の粒子を部分系とする
     Spontaneous parametric down conversion などとは状況の異なる実験です。
    **P28で、f(up)|H>+f(down)|V> を「光の経路と変更がエンタングルしている」
     と表現していますが、「係数である振幅f(up),f(down)と状態|H>,|V>が式の
     かたちではエンタングル|Up1>|Down2>+|Doun1>|Up2>と同じ形に
     見えるね」との意味での表現と読み取って、読み流していました。
     シュテルンーゲルラッハ実験の状態を「エンタングルメント状態」と呼ぶのは
     誤解してしまうでしょう。振幅と状態が式の形でエンタングルと同じ形である
     ことを示す必要があるなら、明確に定義した別の造語を提示して用いるのが
     よいと思われます。
    また、
    必ずしも誤りとは言えないのですが、変更したほうが理解しやすくなる可能性がる、
    と感じる部分としては、
    P77L下8  を用いた。■ → を用いた。P79 図4.3参照。■
    P79L下4  1である。このときAijを → 1とする。この条件を満たすAijを
    P80欄外下†8  f(Σipixi) ≧ Σipi f (xi) を~例えば、
                → f(Σi=1npixi) ≧ Σi=1npi f (xi) を~例えばn=3 のとき、
    P84L上6~7  ~となり、同様に、引き出し探査結果のメモリのシャノン情報量は(4.76)から4となる。
            → ~となり、1/2の確率でポケットに鍵があったときは引き出し探査結果のメモリの
               シャノン情報量は0,1/2の確率でポケットに鍵がなかったときは引き出し探査
               結果のメモリのシャノン情報量は(4.76)から4となる。
    P86L下4  これは、 → 系外への仕事量は、
    P86L下2  ならないだろう。 → ならない。 *『一般には~ならない。』が読みやすい。
    P87L上2  明示的に示さずに → 明示せずに
    P87L下5  理想気体は、実際に絶対温度を実験的に定義する場合など、今日でも熱力学の標準である。
           → 絶対温度(単位ケルビン[K]:熱力学的温度)の定義が水の三重点からボルツマン定数を
             1.380649×10^28 J/K とすることに変更された(2019年5月20日)ため、理想気体は
             今日でも絶対温度の実験的測定など熱力学の標準である。
    P88L下7  また(5.3)から → すると(5.3)から Wmax=TSth なので
    P91L下3~1  シャノン情報量がkBLog2~ならなくなる。 → シャノン情報量がLog2だけ減少する。これが(4)の仕事kB T Log2に等しければ、その分悪魔が系に対して仕事をしたことになる。
    P91欄外下†2  左右のどちらにあるか判定する確率をP=1/2 → 左右のどちらにある確率もP=1/2
    P92L下14 シリンダーを  → メモリシリンダーを
    P92L下13 シリンダーの  → メモリシリンダーの
    P92L下13 そこに0  → メモリシリンダーに0
    P92L下12 そのシリンダー  → メモリシリンダー
    P92L下9  を記憶する。 → を書き込む。
    P95L上4  シラードエンジンとラチェットには温度差があることになり、
             → シラードエンジンの熱浴温度の方がラチェットを含む周囲温度よりも
               高いことが必要であり、
    P95L上7  流れたと解釈できるのである → 流れることで動作したのである
    P96L下7  エントロピーの方も → 熱力学的エントロピーの方も
    P97L上7~8  (b)の例については、すでに~これからは(a)について考えたい。
             → (b)のパラドックスの例は、すでにシラードエンジンで説明した。
               解消のポイントはメモリの消去だった。これからは(a)のパラドックスに
               ついて考えたい。
    P100L上2  古典情報エントロピーに対応するものから知ることができる。
            → 古典情報エントロピーとの対応から理解できる。
    P100L下4~1  ~することができる。ここでは、シューマッハ ~ 該当箇所を見ていただきたい。
             → ~することができ、シューマッハ圧縮(Schumacher compression)と呼ばれ
                る。量子データのシューマッハ圧縮の定理の概要を述べよう。定理の厳密な
                表現と証明は技術的なものであり本書では扱わないので、[23]などを見て
                頂きたい。  
    P101L上2  最適な圧縮をした場合、小さくなったヒルベルト空間を
             → 最適な圧縮をして、圧縮後の状態のヒルベルト空間を
    P101L上8  に現れる数である。
            → に現れる情報を担うi.i.d.状態の数nである。<改行> この圧縮が、
              シューマッハ圧縮である。
    P103L上5  代わりに辞書式†2を → 代わりに辞書式配列†2を
    P103L欄外下†2  辞書式並べ方とは、 → 辞書式配列とは、
    P103L上11  (6.8)からはじめの演算子に戻し → (6.8)を使い、はじめの演算子ρに戻し
    P104L下4  その列a1,a2,…,aN が → このとき列a1,a2,…,aN が
    P112L下6  「それぞれの場合」が どのような場合を指しているのか不明です。
           *『単純には、アップ状態とダウン状態の2種類の純粋状態を、ある確率比で打ち出す
             装置を想定して、次々と打ち出される粒子それぞれに対してシュテルンゲルラッハ
             実験をすることと同様だと考えると、問題は単純なものの繰り返しに過ぎないように
              思える。』の意味か?
    P112L下2  上記のように単純な方法で測定による量子状態の変化を記述することはできない。
             → 初期状態を「(確率的)純粋状態打ち出し装置」のような単純なものに置き
               換える方法では、測定による量子状態の変化を記述することはできない。
    P112以降誤りと考えられるのは、
    P116L10  Tr[Λ(ρ)]=1 → Tr[Λ(ρ)]=Tr[ρ]
    また、
    必ずしも誤りとは言えないのですが、変更したほうが理解しやすくなる可能性がる、
    と感じる部分としては、
    P113L4 「より柔らかく」 P117L13「柔らかい測定」とありますが、「柔らかい」で何を
         表現したいのかはP178L12以降までわからない。「柔らかい:P178,179の弱値参照」
         と記したほうが良い。
    以上、ご参考まで。
    カスタマー画像
    5つ星のうち3.0
    誤りが多く、校正・校閲も不十分

    2024年12月14日に日本でレビュー済み
    1版1刷は誤りが多く、校正・校閲も不十分です。正誤表が出てから購入したほうがよいでしょう。
       *2025.1/29現在:裳華房HPにP60までの正誤表が2024.12/24に提示され
                2025.1/9にその正誤表が改訂されています。☆+1しました。
      **2025.2/18:タイトルと1行目に「・校閲」を追加しました。
     ***2025.3/28:2025/3/20付でP60までの正誤表に「第2版1刷(2025年2月発行)にて修正済み」
              の記載が追加されました。P61以降が修正されたかは手元に第2版がなく不明です。
    60ページまでで、例を挙げますと、
    P5 L上2 パワーがあるので → 視感度が高いので
    P23 L上2 ,cosθ) → ,cosθ/2)
    P23 図2.2 歳差運動をZ軸中心に描かれていますが、Bを軸にした歳差運動を描かなければなりません。
    P30 図2.6 BSが入射光を二つの透過光に分けている図が描かれていますが、BSは入射光を反射光と透過光に分けるデバイスです。2025.3/28写真添付しました
    P33 式(2.25) ・・・[3]  → ・・・[2]
    [3]を表しているのは p34 式(2.26)です。これに伴い、P33 L下6 の「右端に記した[1]から[3]」 → 「右端に記した[1]と[2]」、また、p34 式(2.26)のあとに「式(2.26)は図2.6の位置[3]に対応しています。」の追加が必要です。
    P28 L下4    混合状態が → 純粋状態が
    P32 図2.7   図中に2か所ある「垂直方向に変更した光子」の片方を「水平方向に変更した光子」に変更。
    P40 L上2   P:(1-P)  → (1-P):P
    P41 L上8   混合率P‘は~|ψ1>’から → 混合率P‘は、Pと|ψ0>, |ψ1>及び |ψ0>’ または|ψ1>’から
    P50 L下5   方法なら → 方法へなら
    P60 L上1  LogW=  → LogW≈
    P60 L上2    … -m/N)Log(1-m/N)  → … -m/N)Log(1-m/N) - (N-m)LogN
    また、
    必ずしも誤りとは言えないのですが、変更したほうが理解しやすくなる可能性がると感じる部分としては、
    P5 L下1   次は,少し別の → 各感光で別の
    P11 L上4  様子のマッハ → マッハ 
    P12 L下11 有無は → 発生は  
    P12 L下10 2択 → 現象
    P17 L上1~2  1つであるが~物理量である → 中で~物理量の一つである
    P18 L上6 したか → するか
    P23L下9~8 時刻tにおいては~まわりに半周するが → 時間tで~まわりを半周するが
    P23図22  一様な磁場を~変える。 → 一様な磁場内で歳差運動する。
    P24L上1 最終的 → t=π/2ω時間後
    P30L上6  実験の → 実験[6]の
    P30欄外下  次の → 32ページの
    P31L上8  信号があるとして,同時… → 検出信号を出す同時…
    P32L上5  SPDCに光子を → BBOに光子を
    P37L下6  …状態を~はじめに量子状態… → …状態の例を具体的に示そう。量子状態…
    P37L下4  打ち出す場合が考えられる。 → 打ち出す“混合状態打出し装置”を考えよう。
    P37L下1  この状況設定で~|ψ1>だけ → 状態|ψ0>あるいは|ψ1>だけを
    P38L上1  出す場合が純粋状態である → だすのが“純粋状態打出し装置”である。
    P38L上2  このような状況で、一般に → 一般に
    P39L上12  実数3個分の3次元球面 → 自由度が実数3個分の3次元の極座標
    P39L下8  空間は2次元球面で → 空間は自由度2次元の実3次元空間中の単位球面
    P40L下5  に限られる。 → に限られ、このとき混合度μ=0となる。
    P43L上5  3次元回転分の → ρを通る直線の3次元空間内での回転分(自由度2次元)の
    P43L下4  EPR論文 は参考文献にあげるべきです。
    P48L上5~10  したがって~からである。 → したがって、(3.25)により、式(3.27)となる。この不等式は”ベルの不等式(Bell’s inequality)“[8](正確には,CHSH不等式(CHSH inequality)[9]とよばれ、また、C(a,b,c,d)はCHSH相関関数(correlation function)と呼ばれている。最右辺が不等号なのは、実験の度に恒等式(3.25)の値±2の符号がランダムに変化するからである。
    P50L上7  これから,直ちに → a^2=b^2=c^2=d^2=1なので
    P51L下6  「適当に」では、「適切に」なのか「ランダムに」なのか不明確です。
    P51L下2  測定したときの値±1の → ±1の
    P56L下4  これをシャノン → これを確率分布{Pi}のシャノン
    P56L下1  …とが両方とも → …とが独立の場合、piとqiの両方とも 
    P58演習問題4L上2  を固定する条件下で → が一定の場合
    P56L下5  最大化すべき量は → 最大化すべきラグランジュ関数は
    P56L下3  ところを探す → ところが解の候補である。
    P59L上5  「が示せた。」未定乗数法なので最大である(極大である)ことを別途示す必要あり。
    以下追記します。
    P60までの正誤表は裳華房からだされました。
    上記以降については以下の通りです。
    誤りと考えられるのは、
    P60L上1  LogW = → LogW ≈ 
    P60 L上2  … -m/N)Log(1-m/N)  → … -m/N)Log(1-m/N) - (N-m)LogN
    P60L上12  NH(P)(≦N)ビットに縮めることができる
     → NH(P)(≦N)ビット程度にまで縮めることができる
    *P60L上14~15に記載されているように、H(P)=0でも1ビットまでにしかに縮められず、NH(P)=0ビットに縮めることはできていない。(4.14)はスターリング近似Ln(n!)=nLn(n)-n+Ο(ln(n))のオミクロン項(>0)を無視する近似の結果なので必ずしも(4.14)の“≈”が“=”となる圧縮方法があるとは限らない。
    P60L下7  ビットに縮める → ビット程度に縮める
    P65L上6  E(A):=∫dP(A)A → E(A):=∫AP(A) dA 
    P65L上7  E(A^2):=∫dP(A)A^2 → E(A):=∫A^2P(A) dA 
    P65L下5  式(4.24)として、「E(SN^2)=…=E(A^2)/N」とありますが。これは、左辺はN回測定の平均値の二乗の期待値(Aをサイコロの目、Nを1億回とすれば、1億回サイコロを振った平均≒(1+2+3+4+5+6)/6=3.5の二乗の期待値≒3.5^2=12.25)に対して、右辺は測定値の二乗の期待値をNで割った値(サイコロなら出た目の二乗の期待値=(1^2+2^2+3^2+4^2+5^2+6^2)/6=15.166‥のN分の1=1億分の1、つまり0.0000001566‥)、で、同じ値ではありません。証明部分は全面差し替えが必要と考えます。
    また、
    必ずしも誤りとは言えないのですが、変更したほうが理解しやすくなる可能性がある、と感じる部分としては、
    P60L上5  と計算出来て,  → と計算出来て, LogにLog2を採用すれば,
    P60L上12  (4.15)よりp= → 例えば、(4.15)からp= 
    P61L下1  による平均ビット → による1文字当たりの平均ビット
    P62L上3  とするよりも → とする場合の2よりも
    P62L上4~7  定義(4.15)から~と書き直して,
     → 定義(4.4)で対数にLog2を採用したH ~と比べてみると,
    P62L上12  であるが, その証明は → である。証明は
    P62L下7~5  ビックリ度<式>(4.21)を計算する。(ここで
     → ビックリ度を整数化する。<式>(4.21) (ここで
    P63L上1  ここで, ~なので, 例えば, q2= → =これは, ~からq2=
    P63L上2  ・・・となる。 → ・・・と計算した表である。
    P65L上8  その平均値 → 測定値の平均
    P65L上11  ある固定した → 任意の固定した
    P65L上14  となる。 → となる。(対数の弱法則)
    P67L上5  「典型列とよぶ」はp66L下8と重複しています。
    P67L下9  「(4.14)より」とありますが、(4.27)をしめすには、0か1かの2値ではなく多値の場合の(4.14)の証明が必要です。
    P69L上11  【シャノンの最適符号化定理】 → 【シャノンの情報源符号化定理】
             *現在は「情報源符号化定理」の呼称が一般的なようです。
    P69L欄外下†5  雑音がある場合も → 雑音がある場合(通信路符号化定理)も
    P71L上2  容易であること → 容易 (裏が出れば嘘) であること
    P71L下5  S(I:J)  → S(I;J)
    *相互情報量には コロンではなくセミコロンが使われることが多いようです。
    P73以降については以下の通りです。
    誤りと考えられるのは、
    P87L上6  熱浴の温度T → ふたつの熱浴の温度差T
    P103欄外下†2のL上3  『より一般的な~18790314となる。』を削除
    *ISO8601は日付と時刻の表記に関する規格であり、配列を規定していない。
    仮に、MMDDYYYYで記載されていても、
    例えば
    02111898 レオ・シラード
    03141879 アインシュタイン
    04301916 C.E.シャノン
    08141959 ピーター・ショア
    と対象の辞書式配列は可能である。(年代順にはならないがカレンダーには記入しやすい)
    P112L上12~16  「ここで ~ あるといえる。」を削除。
    *シュテルンーゲルラッハの実験は、Spin=1/2の銀粒子をひとつずつ飛ばした時にも
     実現される内容であり、複数の部分系から構成される量子実験ではない。
     このため、複数の部分系から構成される複合系に関する概念であるエンタングル
     メント (系|ψ>の純粋状態が、部分系A,Bの純粋状態|φa>,|φb>を用いて
     |ψ>=|φa>(X)|φb>の形で表せない状態、ただし(X)は直積。) はシュテルンー
     ゲルラッハの実験に関係しない。もつれた2個のSpin=1/2の粒子を部分系とする
     Spontaneous parametric down conversion などとは状況の異なる実験です。
    **P28で、f(up)|H>+f(down)|V> を「光の経路と変更がエンタングルしている」
     と表現していますが、「係数である振幅f(up),f(down)と状態|H>,|V>が式の
     かたちではエンタングル|Up1>|Down2>+|Doun1>|Up2>と同じ形に
     見えるね」との意味での表現と読み取って、読み流していました。
     シュテルンーゲルラッハ実験の状態を「エンタングルメント状態」と呼ぶのは
     誤解してしまうでしょう。振幅と状態が式の形でエンタングルと同じ形である
     ことを示す必要があるなら、明確に定義した別の造語を提示して用いるのが
     よいと思われます。
    また、
    必ずしも誤りとは言えないのですが、変更したほうが理解しやすくなる可能性がる、
    と感じる部分としては、
    P77L下8  を用いた。■ → を用いた。P79 図4.3参照。■
    P79L下4  1である。このときAijを → 1とする。この条件を満たすAijを
    P80欄外下†8  f(Σipixi) ≧ Σipi f (xi) を~例えば、
                → f(Σi=1npixi) ≧ Σi=1npi f (xi) を~例えばn=3 のとき、
    P84L上6~7  ~となり、同様に、引き出し探査結果のメモリのシャノン情報量は(4.76)から4となる。
            → ~となり、1/2の確率でポケットに鍵があったときは引き出し探査結果のメモリの
               シャノン情報量は0,1/2の確率でポケットに鍵がなかったときは引き出し探査
               結果のメモリのシャノン情報量は(4.76)から4となる。
    P86L下4  これは、 → 系外への仕事量は、
    P86L下2  ならないだろう。 → ならない。 *『一般には~ならない。』が読みやすい。
    P87L上2  明示的に示さずに → 明示せずに
    P87L下5  理想気体は、実際に絶対温度を実験的に定義する場合など、今日でも熱力学の標準である。
           → 絶対温度(単位ケルビン[K]:熱力学的温度)の定義が水の三重点からボルツマン定数を
             1.380649×10^28 J/K とすることに変更された(2019年5月20日)ため、理想気体は
             今日でも絶対温度の実験的測定など熱力学の標準である。
    P88L下7  また(5.3)から → すると(5.3)から Wmax=TSth なので
    P91L下3~1  シャノン情報量がkBLog2~ならなくなる。 → シャノン情報量がLog2だけ減少する。これが(4)の仕事kB T Log2に等しければ、その分悪魔が系に対して仕事をしたことになる。
    P91欄外下†2  左右のどちらにあるか判定する確率をP=1/2 → 左右のどちらにある確率もP=1/2
    P92L下14 シリンダーを  → メモリシリンダーを
    P92L下13 シリンダーの  → メモリシリンダーの
    P92L下13 そこに0  → メモリシリンダーに0
    P92L下12 そのシリンダー  → メモリシリンダー
    P92L下9  を記憶する。 → を書き込む。
    P95L上4  シラードエンジンとラチェットには温度差があることになり、
             → シラードエンジンの熱浴温度の方がラチェットを含む周囲温度よりも
               高いことが必要であり、
    P95L上7  流れたと解釈できるのである → 流れることで動作したのである
    P96L下7  エントロピーの方も → 熱力学的エントロピーの方も
    P97L上7~8  (b)の例については、すでに~これからは(a)について考えたい。
             → (b)のパラドックスの例は、すでにシラードエンジンで説明した。
               解消のポイントはメモリの消去だった。これからは(a)のパラドックスに
               ついて考えたい。
    P100L上2  古典情報エントロピーに対応するものから知ることができる。
            → 古典情報エントロピーとの対応から理解できる。
    P100L下4~1  ~することができる。ここでは、シューマッハ ~ 該当箇所を見ていただきたい。
             → ~することができ、シューマッハ圧縮(Schumacher compression)と呼ばれ
                る。量子データのシューマッハ圧縮の定理の概要を述べよう。定理の厳密な
                表現と証明は技術的なものであり本書では扱わないので、[23]などを見て
                頂きたい。  
    P101L上2  最適な圧縮をした場合、小さくなったヒルベルト空間を
             → 最適な圧縮をして、圧縮後の状態のヒルベルト空間を
    P101L上8  に現れる数である。
            → に現れる情報を担うi.i.d.状態の数nである。<改行> この圧縮が、
              シューマッハ圧縮である。
    P103L上5  代わりに辞書式†2を → 代わりに辞書式配列†2を
    P103L欄外下†2  辞書式並べ方とは、 → 辞書式配列とは、
    P103L上11  (6.8)からはじめの演算子に戻し → (6.8)を使い、はじめの演算子ρに戻し
    P104L下4  その列a1,a2,…,aN が → このとき列a1,a2,…,aN が
    P112L下6  「それぞれの場合」が どのような場合を指しているのか不明です。
           *『単純には、アップ状態とダウン状態の2種類の純粋状態を、ある確率比で打ち出す
             装置を想定して、次々と打ち出される粒子それぞれに対してシュテルンゲルラッハ
             実験をすることと同様だと考えると、問題は単純なものの繰り返しに過ぎないように
              思える。』の意味か?
    P112L下2  上記のように単純な方法で測定による量子状態の変化を記述することはできない。
             → 初期状態を「(確率的)純粋状態打ち出し装置」のような単純なものに置き
               換える方法では、測定による量子状態の変化を記述することはできない。
    P112以降誤りと考えられるのは、
    P116L10  Tr[Λ(ρ)]=1 → Tr[Λ(ρ)]=Tr[ρ]
    また、
    必ずしも誤りとは言えないのですが、変更したほうが理解しやすくなる可能性がる、
    と感じる部分としては、
    P113L4 「より柔らかく」 P117L13「柔らかい測定」とありますが、「柔らかい」で何を
         表現したいのかはP178L12以降までわからない。「柔らかい:P178,179の弱値参照」
         と記したほうが良い。
    以上、ご参考まで。
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