砂川先生の教科書を主に使って勉強していましたが、それに比べるとこの教科書は、2色で構成され、式がよくまとめてあるので理解しやすいと思います。砂川先生の方は、一通りこなして後から見れば、「ここの式が重要で、結局こういうことが言いたかったのか。」と理解できてきますが、初見では少し難しく感じる部分があります(個人的に)。
それに比べ、こちらの教科書は、重要な式がぱっと見でわかるので電磁気学の全体像を把握するにはもってこいだと思います。
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マクスウェル方程式から始める 電磁気学 単行本 – 2015/11/28
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電磁気学の全体像を見通し良く把握・理解できるように、各論的な話から始めるのではなく、最初の数章でマクスウェル方程式を微分形まで含めて完全な形で示し、その後で、電磁気学の様々な現象をマクスウェル方程式から導出した上で、大学初年級の読者を念頭に懇切丁寧に解説した。
力学を運動方程式から学び始めるように、マクスウェル方程式から学び始める本書は、電磁気学を学ぶ上で、まさに理想的ともいえる構成の教科書・参考書となっている。
力学を運動方程式から学び始めるように、マクスウェル方程式から学び始める本書は、電磁気学を学ぶ上で、まさに理想的ともいえる構成の教科書・参考書となっている。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社裳華房
- 発売日2015/11/28
- 寸法15 x 1.5 x 21 cm
- ISBN-104785322497
- ISBN-13978-4785322496
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著者について
東京大学名誉教授、理学博士。1947年 東京都出身。東京大学教養学部卒業、東京大学大学院理学系研究科修了。ハンブルグ大学助手、東京大学助教授・教授、熊本大学客員教授などを歴任。研究テーマは、半導体デバイスにおける量子現象の基礎研究およびそれを応用した世界最高感度のテラヘルツ・フォトン顕微鏡の開発など。
2004年 東京大学教養学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。専攻は非平衡統計力学。高等学校教諭専修免許状取得。
2004年 東京大学教養学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。専攻は非平衡統計力学。高等学校教諭専修免許状取得。
登録情報
- 出版社 : 裳華房 (2015/11/28)
- 発売日 : 2015/11/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 288ページ
- ISBN-10 : 4785322497
- ISBN-13 : 978-4785322496
- 寸法 : 15 x 1.5 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 68,626位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 18位電磁気学・プラズマ
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東進のハイレベル電磁気学の電磁誘導の分野でつまずいたので、参考書が欲しくなりこの本の評価が良かったので購入。
内容は大学レベルだが、苑田尚之先生の講義をとっている人なら言っていることはそれなりに理解できると思う。
前半はマクスウェル方程式の説明(循環、流束の定義)後半はそれらから導き出される電磁誘導などの応用。
この本は題名のとおりマクスウェル方程式からスタートするため、苑田先生の教え方にかなり沿っている。
僕個人としては高校物理でモヤモヤしていたところがこの本の前半と後半少しを読んでスッキリしたので買って良かったと思う。
後半は高校で習うことをとことん数式で攻めるので別に大学受験では必要ない。
なので、マクスウェル方程式に沿って高校の電磁気学を学び、そこでつまずいてしまった人はこの本は価値あるものになると思う。
内容は大学レベルだが、苑田尚之先生の講義をとっている人なら言っていることはそれなりに理解できると思う。
前半はマクスウェル方程式の説明(循環、流束の定義)後半はそれらから導き出される電磁誘導などの応用。
この本は題名のとおりマクスウェル方程式からスタートするため、苑田先生の教え方にかなり沿っている。
僕個人としては高校物理でモヤモヤしていたところがこの本の前半と後半少しを読んでスッキリしたので買って良かったと思う。
後半は高校で習うことをとことん数式で攻めるので別に大学受験では必要ない。
なので、マクスウェル方程式に沿って高校の電磁気学を学び、そこでつまずいてしまった人はこの本は価値あるものになると思う。
2023年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
kindle版は第1版のためか、かなり誤記が多いです。
書籍の方は2022年8月に第6版が出ているようですが、、、
出版社のサイトにある正誤表は必ず確認したほうが良いでしょう。
書籍の方は2022年8月に第6版が出ているようですが、、、
出版社のサイトにある正誤表は必ず確認したほうが良いでしょう。
2022年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2色刷りで図も多く,何より説明がかなりていねい。まるで高校の参考書のようなテキストです。内容を細かく分けていくつかの章でゆっくり解説していくような感じになっています。章末問題もとっつきやすい問題を扱っていて,理解の助けとなっています。
2016年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
多くの電磁気学の教科書は、電場、磁場、そしてそれらの統合としてのマクスウエルの方程式、さらにマクスウエル方程式から波動方程式を導き、電磁波および光速を導き出します。電場磁場は、それぞれ、特殊な場合の法則を提示し、その後それを集大成する形でガウスの法則が提示されます。電場磁場のガウスの法則などを集大するかたちで、マクスウエル方程式が提示されるのです。この流れでは、マクスウエルの方程式を理解することが電磁気学の目的と言えるかもしれません。
おそらく、この本は、マクスウエルの方程式の理解が目的という考え方で書かれたものであろうと思われます。そのため、なるべく早くマクスウエル方程式に到達するために、電場磁場のガウスの法則あたりから、一気にマクスウエル方程式を導き出しています。この展開は、数式が得意な方には、非常にワクワクさせる展開だと思います。個人的には、「電磁気学の一番おいしいところ」だと思っています。
ところで、あなたの電磁気学の勉強の目的は何でしょうか? もし、コンデンサ、抵抗およびコイルの理解のためであるならば、目的なのはマクスウエルの方程式ではないはずです。もし、こうした工学的な理解が目的であるならば、本書はえらく回り道をしています。すなわち、マクスウエルの方程式を提示した後、それを分解し、電場、磁場、そして電磁波へと展開しています。
そう考えると、本書の読者対象は誰なのか?が気になります。これは前書きに書かれており、東京大学理学部の1年生です。数学がそれなりにできて最初から微積の数式が出てきてもその意味を理解しようとする学生である、さらに工学的アプローチは二の次ということであるならば、本書は非常に良い教科書と言えます。逆にあなたが、他の教科書では理解できず、しかし、期末試験の範囲にマクスウエル方程式が含まれるので、本書なら手っ取り早く理解できるだろうと考えるならば、本書は適さないでしょう。本書は、最も平易な電磁気学の大学講義用教科書と比較すれば、はるかに高度な数学、すなわち、∇(ナブラ)、三重積分が使われています。
このように、読者の対象が限定されるということにご注意いただきたいと思います。
平易な類書があります。
Daniel Fleish ”A Student's Guide to Maxwell's Equations”
日本語訳もありますが、英語に不自由しないなら原著のほうが平易です。ページ数も本書の半分であり、一気に読むこともなんとか可能です。冒頭に出てくるガウスの法則の解説は、わかりやす過ぎて衝撃的です。
おそらく、この本は、マクスウエルの方程式の理解が目的という考え方で書かれたものであろうと思われます。そのため、なるべく早くマクスウエル方程式に到達するために、電場磁場のガウスの法則あたりから、一気にマクスウエル方程式を導き出しています。この展開は、数式が得意な方には、非常にワクワクさせる展開だと思います。個人的には、「電磁気学の一番おいしいところ」だと思っています。
ところで、あなたの電磁気学の勉強の目的は何でしょうか? もし、コンデンサ、抵抗およびコイルの理解のためであるならば、目的なのはマクスウエルの方程式ではないはずです。もし、こうした工学的な理解が目的であるならば、本書はえらく回り道をしています。すなわち、マクスウエルの方程式を提示した後、それを分解し、電場、磁場、そして電磁波へと展開しています。
そう考えると、本書の読者対象は誰なのか?が気になります。これは前書きに書かれており、東京大学理学部の1年生です。数学がそれなりにできて最初から微積の数式が出てきてもその意味を理解しようとする学生である、さらに工学的アプローチは二の次ということであるならば、本書は非常に良い教科書と言えます。逆にあなたが、他の教科書では理解できず、しかし、期末試験の範囲にマクスウエル方程式が含まれるので、本書なら手っ取り早く理解できるだろうと考えるならば、本書は適さないでしょう。本書は、最も平易な電磁気学の大学講義用教科書と比較すれば、はるかに高度な数学、すなわち、∇(ナブラ)、三重積分が使われています。
このように、読者の対象が限定されるということにご注意いただきたいと思います。
平易な類書があります。
Daniel Fleish ”A Student's Guide to Maxwell's Equations”
日本語訳もありますが、英語に不自由しないなら原著のほうが平易です。ページ数も本書の半分であり、一気に読むこともなんとか可能です。冒頭に出てくるガウスの法則の解説は、わかりやす過ぎて衝撃的です。
2020年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
簡潔でわかりやすい。60歳を過ぎて突然電磁気学に興味を持ち、何冊か本を読んでみたが、これが一番スッキリ頭に入った。
これの前に、前野昌弘さんと遠藤雅守さんの本を読んでみた。どちらも「なんとか電磁気学を分からせてやる」という熱意と情熱は感じたのだが、いかんせん、電磁気学の発展の歴史に沿って記述しているので、色々な法則が次々と網羅的に出てきてげんなりしてしまい、肝心のマックスウェル方程式については、最後に「これまで述べてきたことは、結局次の4つマックスウェル方程式に集約される」と述べられるのだが、それまでのことが、どのように4つの方程式に集約されるのか、その最も肝要なところがモヤモヤとして十分に見えてこない。(私の頭が悪いせいもあるのでしょうが)
その点、この本は、マックスウェル方程式を所与の公理として先ず提示し、そこから様々な法則を演繹的に導出するという方法を取っており、マックスウェル方程式と諸法則の関係が大変わかりやすい。マックスウェル方程式の偉大さと重要性もひしひしと感じることができる。また、最終章の電磁波に関する記述も詳しく、感動さえ覚えた。
著者も、まえがきで「初学者が電磁気学を学ぶ最善の方法はマックスウェル方程式から始めることだ」と書いているが、全くそのとおりだと痛感した。
これの前に、前野昌弘さんと遠藤雅守さんの本を読んでみた。どちらも「なんとか電磁気学を分からせてやる」という熱意と情熱は感じたのだが、いかんせん、電磁気学の発展の歴史に沿って記述しているので、色々な法則が次々と網羅的に出てきてげんなりしてしまい、肝心のマックスウェル方程式については、最後に「これまで述べてきたことは、結局次の4つマックスウェル方程式に集約される」と述べられるのだが、それまでのことが、どのように4つの方程式に集約されるのか、その最も肝要なところがモヤモヤとして十分に見えてこない。(私の頭が悪いせいもあるのでしょうが)
その点、この本は、マックスウェル方程式を所与の公理として先ず提示し、そこから様々な法則を演繹的に導出するという方法を取っており、マックスウェル方程式と諸法則の関係が大変わかりやすい。マックスウェル方程式の偉大さと重要性もひしひしと感じることができる。また、最終章の電磁波に関する記述も詳しく、感動さえ覚えた。
著者も、まえがきで「初学者が電磁気学を学ぶ最善の方法はマックスウェル方程式から始めることだ」と書いているが、全くそのとおりだと痛感した。
2019年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
出版社のHPに著者の考えを記したPDFが公開されている。これを読んでから本書を読むと、その主張が正しいと思う。本書を読んでから、改めて他の電磁気学の本を読み返すと、非常に見通しよく読める。問題を解く際も同様。この実感は他の書籍では得られなかった。電気回路に関しては記述が少ないのであるが、著者の主張と併せて考えると、Maxwell方程式を理解するにはこの構成で十分と思う。電気回路は微分方程式がわかれば計算できてしまうので、本書とは別に学習可能と思われる。
また、本書を読んだ後では、高校の参考書は、理論展開の合間合間に電子回路に関する項目が入り込んでいるので、なおさら電磁気学の理論(Maxwell方程式)をわかりにくくしていると思われた。
また、本書を読んだ後では、高校の参考書は、理論展開の合間合間に電子回路に関する項目が入り込んでいるので、なおさら電磁気学の理論(Maxwell方程式)をわかりにくくしていると思われた。
2018年2月17日に日本でレビュー済み
1. ガウスの法則からクーロンの法則を導く(P30)
どの書籍もそうだが、電磁気は肝心・原初の電荷を定義していない。ほとんどの本は
電荷の振る舞いを説明した後、クーロンの法則を満たすと言っている。つまり、電磁
気にとって、電荷の定義は「クーロンの法則」と言っているに等しい。
だから、ガウスの法則から、この法則が道かれても、当たり前、電磁気は矛盾が無い
という意味しかない。この本は、一歩進めて踏み外している。
2. 電磁誘導の説明(P201) (再訂正)
誘導起電力を単位電に働くローレンツ力の線積分としているのは他になく斬新なのだ
が考えが足りない(英語版 Wiki)。F=q(E+v×B), ε=(1/q)∲F・dr (12.5) としているが、周
回積分がいけない。
と書いたが、これで正しかった。私の誤りだった。しかし、これを適用するには色々
な説明が抜けている。このため、素人はこの式を全く使えない。
3. 誘導起電力の問題説明(P222,262)
誘導起電力についても誤っている書籍がいくつもある(未だに)。その一つの原因に
この書籍の間違いのもとである「準定常電流ではインダクタンス(導体)内部には電
界は無い」ということが理解されていないためである。
問題12.1の説明で「コンデンサの電荷による電界がコイルの誘導起電力を打ち消す」
と言っている。結果は合っているが、コンデンサの電荷が発生するのは、コイル内に
は電界が存在出来ないために、コイル両端に電荷が発生し、誘導起電力を打ち消すの
である。解答では何故、コイルの電界を打ち消す電荷になるかが不明。
どの書籍もそうだが、電磁気は肝心・原初の電荷を定義していない。ほとんどの本は
電荷の振る舞いを説明した後、クーロンの法則を満たすと言っている。つまり、電磁
気にとって、電荷の定義は「クーロンの法則」と言っているに等しい。
だから、ガウスの法則から、この法則が道かれても、当たり前、電磁気は矛盾が無い
という意味しかない。この本は、一歩進めて踏み外している。
2. 電磁誘導の説明(P201) (再訂正)
誘導起電力を単位電に働くローレンツ力の線積分としているのは他になく斬新なのだ
が考えが足りない(英語版 Wiki)。F=q(E+v×B), ε=(1/q)∲F・dr (12.5) としているが、周
回積分がいけない。
と書いたが、これで正しかった。私の誤りだった。しかし、これを適用するには色々
な説明が抜けている。このため、素人はこの式を全く使えない。
3. 誘導起電力の問題説明(P222,262)
誘導起電力についても誤っている書籍がいくつもある(未だに)。その一つの原因に
この書籍の間違いのもとである「準定常電流ではインダクタンス(導体)内部には電
界は無い」ということが理解されていないためである。
問題12.1の説明で「コンデンサの電荷による電界がコイルの誘導起電力を打ち消す」
と言っている。結果は合っているが、コンデンサの電荷が発生するのは、コイル内に
は電界が存在出来ないために、コイル両端に電荷が発生し、誘導起電力を打ち消すの
である。解答では何故、コイルの電界を打ち消す電荷になるかが不明。