本書は
ルー・ウォレス(1827-1905)による
「ベン・ハー」
副題「キリストの物語」
の邦訳(2003)です。
松柏社から出ている
「アメリカ古典大衆小説コレクション」の
第1巻
(訳=辻本庸子氏+武田貴子氏
解説=亀井俊介氏) です。
これまでも新潮文庫などで
「ベン・ハー」の翻訳はありました
(私も以前読みました)が
省略本を定本とした自由訳でした。
私が知る限り初の完訳と思います。
著者ウォレスの父親は
ニューヨーク州ウェストポイントにある
陸軍士官学校を卒業しましたが
軍人にはならず弁護士となりました。
インディアナ州知事や
連邦下院議員も務めました。
上流階級です。
ウォレス自身は
(ウエストポイントには行かず)
弁護士となりましたが
民兵を組織して訓練していました。
南北戦争(1861-1865 )が勃発すると
北軍から依頼される形で志願します。
いきなり大佐として連隊を指揮
准将(旅団長)
少将(師団長)と昇進します。
しかしシャイローの戦い(1862)で
グラント将軍(1822-1865)
(陸軍士官学校卒・後に米国大統領)
麾下の北軍で師団を指揮しますが
南軍の奇襲を受けた
シャーマン(1820-1891)
(M4戦車の名前のルーツ)の師団を
救援に行くのに失敗し
激しい批判にさらされます。
大佐に格下げされました。
軍人として経験した、この
成功と失敗、栄光と苦難、称賛と中傷が
ベン・ハー(の人生)に反映されています。
ひょっとすると「ベン・ハー」を書く
動機のひとつであったかもしれません。
後にウォレスは
ニューメキシコ準州の知事(1878-1881)
駐オスマン帝国・米国大使を務めました。
「ベン・ハー」が出版されたのは
州知事時代の1880年です。
本書解説によりますと
オサマ・ビン・ラディン(1957-2011)の
「ビン」は「息子」を意味し
「ビン・ラディン」は「ラディンの息子」です。
ミドルネームではありません。
「ベン・ハー」の「ベン」も「息子」の意です。
「ベン・ハー」は「ハー家の息子」です。
ファーストネームは「ユダ」
(そのまま英語読みすれば「ジューダ」)です。
従って本書は
ユダヤの大富豪ハー家の長男
ユダ・ベン=ハー(架空の人物)
の冒険大活劇的生涯と
イエスの生涯を
サンドイッチにして描いています。
私はキリスト教徒ではありませんが
たとえば
J.S.バッハ(1685-1750)「マタイ受難曲」
(ドイツ語読みならマテーウス・パスィオーン)
(英語読みならセイント・マシュウ・パッション)
(BWV.244)は若いころから
繰り返し繰り返し聴いてきました
(私の持っているCDは3枚組です)。
現代ロシアの作曲家であり
ロシア正教の司教(府主教)でもある
イラリオン・アルファイエフ(1966-)の
「マタイ受難曲」
(ロシア語読みなら「マトフェイ受難曲」)も
CD(2枚組)を購入しよく聴いてきました。
本書の副題は
A Tale of the Christ(キリストの物語)
です。今の日本ではあたかも
「イエス・キリスト」が固有名詞化していて
イエスがファーストネーム
キリストがファミリーネーム(苗字)
と誤解されている方もいらっしゃるようです。
しかし本来
「キリスト」は「救世主」の意味ですから
「イエス・キリスト」とは
「イエスを救世主(キリスト)と認め信じる」
「救世主(キリスト)であるイエスを信じる」
という信仰告白です。
本書の副題「キリストの物語」についても
その文脈でとらえたほうが
理解しやすいのではないかと思います。
つまり
「キリストの物語」とは
ナザレ人イエスの生涯(特に誕生と刑死)を
描いた物語であると同時に
ベン・ハー(やシモニデスら)が
ナザレ人のイエスを救世主(キリスト)である
と認めるに至るまでの物語です。
従って
本書のクライマックスは次の場面になります。
磔にされたイエスが
「はっきり言っておくが、今日、
あなたは私と天国に行くだろう」
と言い、とそれを聞いたシモニデスの
「それで十分です。キリストさま。(中略)
私にも完全な信仰が与えられたのです」
という返事です(P.564)。
地の文で書いてある
「十字架の前にいた人々は今の
ナザレ人のことばに驚き、恐れをなした。
なぜなら真のキリストだと証明する
ことばに聞こえたからである」(P.564)
が本書の(副題の)結論です。
この後、イエスは有名な一文
「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」
を叫びます。
本書ではこの後、シモニデスが
「これからはあの方を救い主、
すなわちキリストとお呼びしましょう」(P.567)
と言って結論のダメ押しをします。
キリスト教徒であることの定義には
「三位一体説を信じる」
「聖書に書いてあることを信じる」
もあると思いますが、何よりもまず
「ナザレ人イエスをキリスト(救世主)である
と認めて信じる」
が一番に根底にあるかと思います。
繰り返しになりますが
「イエス・キリスト」
はその意味で信仰告白です。
他の宗教なら、例えば
「南無大師遍照金剛」
「アッラーフ・アクバル」
などに相当するのかもしれません。
なお
『新約聖書』を読まれた方ならお分かりでしょうが
4つの福音書は書かれた時期も違いますし
内容も必ずしもいっしょではありません。
たとえば
「マルコによる福音書」と
「ヨハネによる福音書」には
イエスの生誕の記述はありません。
「マタイによる福音書」と
「ルカによる福音書」が
イエスの生誕の記述を扱っています。
それによれば
イエスはユダヤの町ベツレヘムで
処女マリアから生まれました。
さらに言えば
「東方の三博士」
が登場するのは「マタイ伝」だけです。
本書の第1話は
イエスの生誕にあてられており
冒頭で東方の三博士の描写から入ります。
ベン・ハーが初めて登場するのは第2話です。
おそらくウォレスは
「ベン・ハー」を書くにあたって
旧約聖書や新約聖書をはじめ
多くの文献を勉強したと思われますが
イエスの生涯については
「マタイによる福音書」をベースにして
ベン・ハーとのからみで
ところどころ創作を加味したと考えられます。
やはり音楽や小説や映画にしやすいのは
「マタイ伝」でしょう。
ちなみに「ルカ伝」のルカは
医師だったと考えられています。
聖書にもしばしば記述がありますが
本書において
ベン・ハーの母と妹が
現在では特効薬(抗菌薬・抗生剤)があり
完治するけれども
当時は難病だった感染症にかかります。
長年にわたり洋の東西を問わず
患者さんは差別を受けてきました。
日本は国家規模で近年まで
それが厳しかった国のひとつです。
1996年に根拠法律が廃止されました。
以来、病名については
1873年に原因菌を発見した
ノルウェーの医師の名前を冠して呼ぶことが
スタンダードになりました。
日本ではその病を古くは「漢字」で書き
根拠法律では「ひらがな」表記
あるいは「カタカナ」表記もありました。
本書においてはカタカナ表記です。
その経緯と理由については
「解説」の中で「付記」において
詳述されています(pp.592-593)。
またそれとは別に
編集部による注も
最後のページに掲載されています。
そちらをお読みになっていただけると幸いです。
今となっては古典になった
文学作品の中でどう表現するかは
いろいろな考えがあるでしょうが
たとえば
イエスの時代
古代ローマ帝国の公用語であった
ラテン語を音だけ借りるか
ベン・ハーにとっての native 言語であった
ヘブライ語を音だけ借りるか
新約聖書が書かれた言語である
コイネー・ギリシャ語の音だけ借りるか
などの選択肢も考えることが可能です。
さて
最後に映画について述べます。
小説「ベン・ハー」は出版直後は
出足は鈍かったものの
結果として100万部を超す
ベストセラーとなりました。
舞台化され大ヒットしました。
少なくとも4回、映画化されています。
①1907年 サイレント映画。
モノクロ。15分。
②1925年 サイレント映画。
モノクロ。2時間15分。
③1959年 カラー。
ウイリアム・ワイラー監督
チャールトン・ヘストン主演。
④2016年 カラー。
ティムール・ベクマンベトフ監督。
ジャック・ヒューストン主演。
上記のうち
ある年齢以上の多くの人々の
記憶に残るのが③でしょう。
実は私が
劇場で見た最初の映画がそれでした。
子供のころ
場末のいわゆる名画座で
両親に連れられて見ました。
私は映画に興味はありますが
実際に劇場で見るのは5年か10年に1本
というペースです。
おそらく数で言うとかなり少ないです。
たとえば2000年以降、劇場で観た映画は
「K-19」(2002)
「パッション」(2004)
「The Downfall」(2004)
「ミュンヘン」(2005)
「硫黄島からの手紙」(2006)
などです。ただしいずれも
何回も劇場で観ました。
その昔、ある依頼から
レニ・リーフェンシュタール監督
「Triumph des Willens」(1935)は
英語字幕で100回は観ました(ビデオで)。
さらに昔、村上春樹氏『ノルウエイの森』
(講談社 2冊本)が売れていたころ
たまたま雪に埋もれたさいはての名画座で
「カサブランカ」(1942)(モノクロ)
を観ました。観客は私一人でした。
劇場でしかも貸し切り状態で
「カサブランカ」を観た体験は
今となっては
冥途の土産になると考えています。
ちょうどミッドウェー海戦で
旧・帝国海軍が空母4隻を失ったころ
米国は戦意高揚のプロパガンダ映画たる
「カサブランカ」を撮影中だったようです。
国力の差が歴然としています。
1959年の映画「ベン・ハー」にもどります。
小説と映画は違います。
私の視点で特に違う点を2つ挙げます。
(イ)ガレー船のスピードテスト
‥映画の前編
ローマ帝国海軍の
アリウス・クイントス提督が
ガレー船を漕ぐ奴隷の状態を見るため
漕ぐ速さを増していくシーンがあります。
次の4段階のスピードで漕ぎます。
①(normal speed)(とくだん名前なし)
② Battle Speed 戦闘速度
③ Attack Speed 攻撃速度
④ Ramming Speed 突撃速度
当時の海戦は敵の船に体当たりして
乗り上げることによって沈めます。
突撃速度すなわち体当たりスピードです。
提督の部下である百人隊長?が
両手に持った大きな石鎚?鉄鎚?を
ドンドン、ドンドン、
撃ち下すことによってリズムをとります。
子供だった私は
映画「ベン・ハー」を観て
このシーンに最大の感銘を受けました。
その後、毎日、畳の上で
一人ガレー船を漕ぐまねをしていたくらいです。
実は本書を購入した最大の理由は
このガレー船を漕ぐシーンを
確認したかったからです。
結論から申し上げると
小説にはこのシーンはありません。
海戦の記述はありますが
速度を増していく形での
テストのシーンはありません。
映画化した際の演出と思われますが
傑出したシーンとなりました。
ちなみに
ガレー船の速度テストのシーンは
2016年版・映画「ベン・ハー」にもありません。
ただし実際の海戦の中で
Battle Speed と Ramming Speed
と叫ぶシーンがあります。
速度が1段階減っているように思います。
またベン・ハーと提督の関係も
1959年版とは全く違っています。
2016年版は日本では劇場公開されませんでした。
DVDでご覧になっていただけると幸いです。
(ロ)戦車の構造
‥1959年版映画の後編
四頭立ての馬車=当時の戦車(チャリオット)
による競走のシーンで
小説と映画の最大の違いがひとつあります。
映画ではベン・ハーの仇敵
メッサラが徹底的に「悪」に描かれます。
メッサラの戦車は車軸の先端に
とがった刃物のような飾りつけがあり
それによって他の出場者の戦車を破壊します。
特に車輪の車軸を粉砕します。
最初からそうやって他の戦車を破壊するために
メッサラが準備していたことに
映画では設定されています。
しかし
小説ではそういう言及はありません。
むしろ
ベン・ハーのほうが
「何かしでかすつもり」(P.392)で
戦車を準備していたことが示唆されています。
全速力でカーブを曲がる
メッサラの戦車に接近し
ベン・ハーが追い越した瞬間
メッサラの戦車は右に傾いて地面にぶつかり
反動で飛び上がり最終的に粉々になります。
「ベン・ハーが
巧みに手綱を操って少し内側に回り込み、
車軸の鉄の先端で
メッサラの戦車の車輪を引っかけ粉砕した
ことに気づいた者はいなかった」
とあります(P.394)。
要するに
映画とは反対で
ベン・ハーのほうが殺す意思を持って
自分の戦車の車軸の先で
メッサラの戦車の車輪を粉砕した
というのが小説から読み取れます。
映画では
至近距離でベン・ハーとメッサラが争ううちに
何かのはずみでベン・ハーの戦車が
メッサラの戦車に当たって
その車輪が飛ぶというような映像に
仕上がっていたと思います。
2016年版ではまた別の設定になっています。
ベン・ハーの戦車の車輪が
ひとつはずれてしまいます。
どうやってゴールするのか?。
DVDをご覧になっていただけると幸いです。
本書は600ページ近くある大著です。
もともとの文体が
純粋な文学というよりは
典型的な大衆小説の文体です。
一気に読破が難しいときには
手元に一冊置いて
映画の参考になさるとよいかと思います。
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ベン・ハ-: キリストの物語 (アメリカ古典大衆小説コレクション 1) 単行本 – 2003/1/1
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購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ593ページ
- 言語日本語
- 出版社松柏社
- 発売日2003/1/1
- ISBN-10477540024X
- ISBN-13978-4775400241
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
時はキリストの時代。ユダヤの貴公子・ベン・ハーが、ローマ総督暗殺の濡れ衣を着せられ過酷なガレー船の奴隷に身を落とすも、懸命にはいあがる復讐劇。米国で30万部の大ベストセラーになった問題作「ベン・ハー」の新訳。
登録情報
- 出版社 : 松柏社 (2003/1/1)
- 発売日 : 2003/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 593ページ
- ISBN-10 : 477540024X
- ISBN-13 : 978-4775400241
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著者について
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全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2018年4月18日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2022年6月6日に日本でレビュー済みAmazonで購入いつも通っている教会の牧師様が紹介してくれたので、購入してみました。古い作品なので、探すのに苦労しました。その牧師様によると、著者は、そもそもはキリスト教に否定的だったそうなのですが、色々と調べてみて、キリスト教を理解するようになり、この作品を書いたそうです。
- 2019年5月15日に日本でレビュー済みAmazonで購入大好きな物語を、活字で読んでみようと購入しましたが、行間が狭すぎて読みづらく、まだ1ページも読んでいません。
けれど、気合いをいれて、読み進んで見ようと思います。