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よい教育とは何か 構造構成主義研究5 単行本 – 2011/4/1

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出版社より

「構造構成主義」関連書

諸領域をつなぐメタ理論の体系化をめざす

構造構成主義とは何か: 次世代人間科学の原理 構造構成的発達研究法の理論と実践―縦断研究法の体系化に向けて 科学の剣 哲学の魔法 細胞の文化、ヒトの社会 感染症は実在しない―構造構成的感染症学
構造構成主義とは何か 構造構成的発達研究法の理論と実践 科学の剣 哲学の魔法 細胞の文化、ヒトの社会 感染症は実在しない
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内容 人間科学に仕掛けられた「呪」を解くため,相応の理論的基盤整備が求められている。自らの学範の相対性を認識し,異なる領域と建設的なコラボレーションを行うことを可能とする認識装置(メタ理論,共通原理,総合ルール)の備である。本書で明らかにする「構造構成主義」こそが,そのために体系化された認識論である。 「構造構成主義」を認識論とした「構造構成的発達研究法」を理論的,実践的に展開する。特に「縦断研究法」に焦点化して編まれた。構造構成主義を原理とし,発達研究法に関する認識論から研究法・解析法までを体系的に提示し,今後の研究実践に役立つ新たな発達研究モデルを示そうと試みたものである。 池田は,ネオダーウィニズム乗り越えのため,構造主義生物学探求の中で「構造主義科学論」を生み出していった。15年間無視され続けられたその発想を継承し,西條は「構造構成主義」をうち立てていく。世代の架橋となる2人の対話を収録。メタ理論をどう発想しどうつくりあげてるのか。軽妙な語りの中にエッセンスが詰まる。 生物学・言語哲学から科学論・社会批評まで,幅広い事象への鋭角な論究。そこに通底するコミュニケーション・システムの共時性と拘束性の認識。例えば「DNA至上主義」に傾く進化論に対し,反応系を含めた細胞内の「文化・伝統」の重要性を説くなど,システム/要素のダイナミズムをミクロからマクロに渡り解明。 インフルエンザは実在しない。生活習慣病も,がんも実在しない……。そもそも「病気」とは何か? それが「実在しない」と考えることで,どのような新たな地平が開けるのか? 構造構成主義の立場から,感染症臨床の第一人者があらゆる「病気」の診断・治療の実態を明らかにしながら,「病気」という現象を読み解く。
現代思想のレボリューション(構造構成主義研究 1) 信念対立の克服をどう考えるか(構造構成主義研究 2) なぜいま医療でメタ理論なのか(構造構成主義研究 3) 持続可能な社会をどう構想するか(構造構成主義研究 4) よい教育とは何か(構造構成主義研究 5) 思想がひらく未来へのロードマップ (構造構成主義研究 6)
現代思想のレボリューション(構造構成主義研究 1) 信念対立の克服をどう考えるか(構造構成主義研究 2) なぜいま医療でメタ理論なのか(構造構成主義研究 3) 持続可能な社会をどう構想するか(構造構成主義研究 4) よい教育とは何か(構造構成主義研究 5) 思想がひらく未来へのロードマップ (構造構成主義研究 6)
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内容 様々な学問分野の知見を関連させ新たなアイディアを生み出すために,諸領域をつなぐメタ理論の体系化を目指す構造構成主義。批判をも受容する透明で迅速な査読システムと一般読者への公開性とを併せもつ新しい学術媒体の誕生。哲学,思想,科学論,方法論,研究法等々の次世代を担う新たな枠組みの創造を目的として創刊。 第2号のテーマは「信念対立の克服」。養老孟司氏,竹田青嗣氏を招き,“わかりあうための思想”のあり方を模索。また,さまざまな領域における構造構成主義の展開を示す公募論文を掲載,文学,教育学,哲学上の主客問題,精神医療,障害論などでの信念対立の克服を試みる。 構造構成主義に対する関心が最も高く,その継承発展が進んでいる医療領域が第3号のテーマ。難問山積の医療現場でメタ理論はどう使えるのか,気鋭の感染症学者で医師の岩田健太郎氏,精神医療の第一線で活躍する作業療法士の八杉基史氏を招いてその可能性を語り合う。構造構成主義の深化を示す論考多数。 人類の幸福を担保しつつ持続していける社会の条件とは? 環境問題やエネルギー資源問題,人口問題,紛争・テロリズムの問題,資本主義の問題などを切り口に,竹田青嗣,池田清彦,西條剛央の三氏がそれぞれの立場から持続可能な社会の構想を語る。教育や医療領域を中心に構造構成主義のさらなる深化を示す論考も多数収録。 第5号のテーマは教育。教育をめぐるさまざまな問題を解決し,「よい教育」を実現していくために,いま,何をどのように考えればよいのか。気鋭の教育哲学者,教育心理学者を迎え,「よい教育」を構想するための原理的方法について語り合う。また,構造構成主義を活用した社会学や哲学,心理学などの論考を多数収録。 2011年3月11日に起こった東日本大震災。その3.11以後に噴出したさまざまな問題群を哲学と科学との連携で考える第Ⅰ部の特集は,編集委員3名の鼎談という形で,これまでの構造構成主義の広がりと今後の思想の方向性をも示す。また第Ⅱ部では,構造構成主義のさらなる展開と深化を示す8本の論文を掲載。

商品の説明

著者について

西條 剛央
1974年、宮城県仙台市に生まれる。早稲田大学人間科学部卒業後、早稲田大学大学院人間科学研究科にて博士号(人間科学)取得。日本学術振興会特別研究員(DC・PD)を経て、2009年度から早稲田大学大学院商学研究科専門職学位課程(MBA)の専任講師

京極 真
1976年、大阪府大阪市に生まれる。作業療法士。日本作業行動学会理事・評議員。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程にて博士号(作業療法学)を取得。吉備国際大学大学院保健科学研究科・准教授。

池田 清彦
1947年、東京都に生まれる。東京教育大学理学部卒業後、東京都立大学大学院博士課程修了。山梨大学教育人間科学部教授を経て、2004年4月から早稲田大学国際教養学部教授。構造主義生物学の地平から、多分野にわたって評論活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 北大路書房 (2011/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 328ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4762827541
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4762827549
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 5個の評価

著者について

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京極 真
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1976年大阪府生まれ。Ph.D.、作業療法士。専門は信念対立解明アプローチ、作業療法、研究方法論。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士課程修了。吉備国際大学保健医療福祉学部作業療法学科および吉備国際大学大学院保健科学研究科・教授。著書の他に論文多数。

カスタマーレビュー

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2023年10月7日に日本でレビュー済み
第1部 特集よい教育とは何か(鼎談 よい教育とは何か―公教育の原理が「現場」を変える)
第2部 論文(原著論文(研究) 「曖昧さ」と「数量化」の循環的構図を超えて―社会関係資本論の批判的検討
原著論文(研究) ABO式血液型と性格との関連性―主要5因子性格検査による測定
原著論文(研究) 心理学は何故、血液型性格関連説を受け入れ難いのか―学会誌査読コメントをテクストとした質的研究
原著論文(研究) 構造構成主義における「欲望相関的選択」の定式化―「関心相関的選択」の「欲望論」からの再論を通して
原著論文(研究) 教育・社会構想のためのメタ方法論の深化―公教育の「正当性」原理再論
原著論文(研究) 公教育の「正当性」原理に基づく実践理論の展開―地方自治体教育行政における実践理論の基本型としての“支援”
原著論文(研究) 理学療法臨床実習を通じた構造構成的協同臨床教育法の方法論的拡張―臨床現場基礎力の欠如問題を通して
原著論文(研究) SCRMにおける「論文の公共性評価法」の定式化―論文の「型」を巡る難問解消に向けて
原著論文(研究) 構造構成的時間論―時間をめぐる難問の解明)
第3部 参加体験記・書籍紹介(参加体験記 構造構成主義を活用したチーム医療実践―現場でいかせる「チーム医療特論」に参加して;参加体験記 やっぱり役立つ構造構成主義;書籍紹介 『作業療法士のための非構成的評価トレーニングブック 4条件メソッド』)
2019年11月19日に日本でレビュー済み
明治大学情報コミュニケーション学部の石川幹人氏は、『なぜ疑似科学が社会を動かすのか』を著し疑似科学評定サイトを運営する主たる人物である。

本書には「ABO式血液型と性格との関連性―主要5因子性格検査による測定」が掲載されている。清水武と石川幹人による論文である。主要5因子性格検査で測定したら血液型と性格に関連が見られたが、日本の2つの心理学会でに論文掲載を断られたというもの。

清水は、本書に「心理学は何故、血液型性格関連説を受け入れ難いのか」という論文を掲載しており、片方からは仮に論文の内容が正しくても掲載できないと返され、2学会とも通常は存在する再審査の機会を与えてもらえなかったとされる。

このような片方の結果だけを受理していくという態度では健全な科学的態度ではないであろう。学会の閉鎖性の病的な側面を暴きだしている点で貴重な論文である。

両氏は探すと念力や予知・透視など超常現象の論文も書いている。石川自身は過去に『超心理学―封印された超常現象の科学』『量子の宇宙でからみあう心たち―超能力研究最前線 』といった著作で、疑似科学なのではないかとよく論考の対象になる超常現象・超能力である。ここまでくると石川は、何が本当に疑似科学なのかと本当は科学実験を通して明らかにしたかったのではないだろうか。学会の閉鎖性を打開するようにその信念を貫いてほしい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年6月14日に日本でレビュー済み
 私は編集委員の京極真先生の研究室で学ぶ作業療法士です。作業療法実践に活かすために、構造構成主義を勉強しています。バラエティに富んだ内容のこの本の中でも、私が一番面白かった特集を中心に感想を書きたいと思います。
 特集では「よい教育とは何か」をテーマに西條剛央氏、苫野一徳氏、山口裕也氏の三氏が現在の公教育はどうあるべきかについて語られています。
 最初に西條氏は「方法の原理」でよい教育を考えることを提案されています。「方法の原理」とは、構造構成主義的研究法(SCRM)に出てくる概念で「方法とは'@現実的制約や特定の状況下で、特定の目的を達成するための手段である'A絶対に正しい方法というものはあり得ず、方法の有効性は必ず現実的状況と目的に照らして判断される。」というものです。またもう一つの原理として、「関心相関的教育論」を述べられています。これはすべての教育論は各人の関心から導かれたものであるという考えの下、その関心の妥当性から公教育の施策のふさわしさを判断しようとするものです。
 一方苫野氏は、ヘーゲルや池田清彦氏の考えを引用しながら、公教育の目的を「各人の自由および社会における自由の相互承認の教養を通した実質化」として明確にしています。
これらの原理と併せて、教育委員会に勤務される山口氏がこれらの原理を生かした実践を紹介されており、原理の「使い方」もわかる内容となっています。
 私は西條氏の「ライブ講義質的研究とは何か」「研究以前のモンダイ」でのSCRMや苫野氏の「臨床実習ガイドブック」での教育哲学については読みました。今回の鼎談はそれらの原理の社会問題への活かし方の一例として参考になりました。議論の中心は教育ですが、私のようにリハビリテーションに携わる方にも実践のヒントとなるのではないでしょうか。論文では理学療法士の臨床実習教育を取り上げたものもあり、興味深く読ませていただきました。
 すでに構造構成主義を学んでいる方が読まれるだけでなく、構造構成主義を学ぶ入口として、この本を読まれるのもよいのではないかと思いました。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年6月16日に日本でレビュー済み
 構造構成主義研究5は、「よい教育とは何か」について考え、現在の教育現場の疲弊を救う手立てが随所に書き記されている印象を持った。
 特集では、教育の現状を踏まえつつ、教育の目的を見定めて、多種多様の教育法について何のための教育なのかを捉えていく必要性を語られていた。その中で注目すべきと感じた点は、関心相関的観点から相手がどのような、身体、欲望、関心をもっているかに思いをめぐらせることの重要性にあり、お互いの感受性を問い合い、豊かにする教育はまさに現代において必要と思われる部分だとの指摘は読んでいて納得でした。
 教師についても、多様化や質の向上について大胆な提言が語られていました。昔は変わり種の面白い先生が多く、記憶に残る先生が多かったように思いますが、現在の教員へよい意味での刺激ともなるのであれば、大いに賛成すべきであり、その多様化実現への道筋も大胆に示されていましたので、この部分も多いに価値ありだと思います。
 構造構成主義を知らない教育関係の方々に、ぜひ読んでいただきたい内容であると思います。特集以外は、構造構成主義について最低限必要な知識を備えた後に、専門領域に関連する論文を時間かかけて読み解いていけば、次号や現在までの構造構成主義研究シリーズももっと読みたくなることでしょう。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年5月11日に日本でレビュー済み
 構造構成主義に出会って数年が経ちました。公立小学校の教員である私は、この「構造構成主義研究」で、教育をテーマにした特集を、いつかしてくれないものかと、ずっと待ち望んでいました。「構造構成主義研究5」で、やっとその時がきました。
 さて、今回の「よい教育とは何か」では、苫野氏、山口氏そして西條氏の3者が、対談をしながら、教育という営みをさまざまなレベルから、縦横無尽に語っていました。苫野氏と山口氏の論文は、これまでも拝読させてもらっていましたが、私よりずっと年齢も若いのに、かれらの教育に関する着眼点や、呈示されている知見には、納得できることや、独創性があり、私の仕事の幅を広げてくれています。今回は、そのことを一層強く感じさせてくれました。それを読者にもわかるような形で引き出してくれた西條氏は、やはりさすがだなと感嘆した次第です。私は言語障がい児や発達障がい児の教育を専門としていますが、今回の鼎談では、私の専門性を拡充してくれるコメントが随所にありました。自称の「構造構成主義ユーザー」から、真の「構造構成主義ユーザー」に変容していくように、今後も努力していく力を提供してくれました。彼らの今後の研究活動が楽しみであり、期待するところです。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート