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悪魔の日記を追え: FBI捜査官とローゼンベルク日記 単行本 – 2017/7/1

4.0 5つ星のうち4.0 3個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 柏書房 (2017/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 505ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4760148752
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4760148752
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 3個の評価

カスタマーレビュー

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5つのうち4つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年3月3日に日本でレビュー済み
内容は興味深いものの単語、人名、地名表記や一部内容も含め、兎に角間違い多し。ナチスに相当通じて居なければ、これに気付かず素通りしてしまう事必至。
2017年9月13日に日本でレビュー済み
ナチスで様々な役職を務め、『二十世紀の神話』の著者としてしても知られるローゼンベルク。そのローゼンベルクの日記(1934年以降、戦争終結までの間に書かれたもの)は、ニュルンベルク裁判の調査の重要な資料になる。ところが、発見から4年後の1949年、日記が行方不明になる。本書はその行方などについて書かれたもの。

書名から判断すると、「日記」の追跡がメインと思う人も多いだろうが、その消失と行方の追跡に関しては、全体の6分の1程度。残りは、ローゼンベルクの生涯、元プロイセンの内務官僚で、アメリカ亡命後、ニュルンベルク裁判の検察団の一員としてナチス訴追に執念を燃やしたロバート・ケンプナーについてである。手に汗握るような追跡劇を期待している人は、がっかりするかもしれない。

ただ、ローゼンベルクの生涯はそれなりに興味深い。そして、極めてアクの強いケンプナーの人生はさらに興味深い。ドイツやヨーロッパにぎりぎりまで残り、収入を確保しようする強さ、様々なコネなどを利用してアメリカに渡航、さらには自身のドイツ時代の経歴を生かしての売り込みなど、本当に逞しい。女性関係を含む家族関係も複雑だが、そういった問題にも屈することなく乗り越えていく。ニュルンベルク裁判に関する文書の取り扱いに関して、法曹関係者としてどうなのだろうか、と考えざるを得ないが、彼なりの言い分もあったようだ。

書名には違和感を覚えたものの、中身そのものは上に書いたようにそれなりに満足できるものだった。
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