内容は
・ルーマンの以前のメディア論はこうですよ、
・彼のメディア論はこうなりますよ
・それでいくとマスメディアはこういう解釈になり過去のそれらより優れていますよ、
ということである。
副題の通り、ルーマンのメディア論解釈を探している人にはお勧めで、直ぐにでも注文するべきだと。(理論の吸収、参考、批判それぞれの意味合いで)
そうでない『メディア論一般』を扱う人、タイトルの『メディアの哲学』を考える人には、星2つ。(最初のメディア論概説はお勧め。)
延々ルーマンを称賛するが、終盤に限界を指摘し、最後の最後はそれを越える為に身体性、世界の世界性(とは言わないがそういう「言語以前のコミュニケーションを可能にする全体性」)の話になり、「これは壮大な体系の序である」と締めくくる。そこで私を含めメディア論一般の人としては「…アレ、そこで終わり?」と思うであろう。
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〈メディア〉の哲学 ルーマン社会システム論の射程と限界 単行本 – 2006/9/9
大黒 岳彦
(著)
- 本の長さ512ページ
- 言語日本語
- 出版社NTT出版
- 発売日2006/9/9
- ISBN-104757101996
- ISBN-13978-4757101999
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登録情報
- 出版社 : NTT出版 (2006/9/9)
- 発売日 : 2006/9/9
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 512ページ
- ISBN-10 : 4757101996
- ISBN-13 : 978-4757101999
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,144,099位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 489位メディアと社会
- - 1,385位ジャーナリズム (本)
- - 22,049位社会学概論
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上位レビュー、対象国: 日本
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2009年12月14日に日本でレビュー済み
2007年10月18日に日本でレビュー済み
まずメディアと言っても、一般に理解される情報媒体といった意味とは異なります。
むしろ副題と主題を入れ替えてイメージしたほうが内容に誤解がないと思います。
ルーマンの社会システム論の中心がメディアにあることに着目して、広い意味での
メディア論としてまとめられています。
もちろん哲学的ロジックの難解さは避けられませんが、それを丁寧にメディアという
観点からまとめている良い作品だと思います。
個人的には読了後の満足感が高いものでした。もちろん自分でも注意して読みほぐす
努力はある程度求められるとは思います。
ルーマンのシステム論は難解で、なかなか全貌が見えずらいですが、それを解き
ほぐすガイドの一つとして有効かと思います。
むしろ副題と主題を入れ替えてイメージしたほうが内容に誤解がないと思います。
ルーマンの社会システム論の中心がメディアにあることに着目して、広い意味での
メディア論としてまとめられています。
もちろん哲学的ロジックの難解さは避けられませんが、それを丁寧にメディアという
観点からまとめている良い作品だと思います。
個人的には読了後の満足感が高いものでした。もちろん自分でも注意して読みほぐす
努力はある程度求められるとは思います。
ルーマンのシステム論は難解で、なかなか全貌が見えずらいですが、それを解き
ほぐすガイドの一つとして有効かと思います。