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メンタライゼーション実践ガイド―境界性パーソナリティ障害へのアプローチ 単行本(ソフトカバー) – 2019/9/24
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「『メンタライゼーションと境界パーソナリティ障害――MBTが拓く精神分析的精神療法の新たな展開――』……の内容の長さ,深さ,幅広さにかかわらず,臨床家は別の物を求めていることがすぐ明らかになった。……そのため私たちは,前著の手頃な手引書となるような,より簡潔で実践的な解説書を書くことにした。(本書 p.xi)」ここにそのすべての答えがある。つまり,メンタライゼーション理論およびその臨床実践としてのMBTという輸入文化を,単に机上の理論としてだけでなく,我が国での臨床実践に本格的に導入していくためには,私たちにも「手頃」で「簡潔」かつ「実践的」なガイドブックが必要なのである。新版は対象を拡げ,内容にも変更が加えられているため,ページ数も膨大に膨れ上がり,残念ながら「手頃な手引書」とはいい難いものになってしまっている。もちろん, MBTをより深く学びたいという方には是非,新版の原書を取り寄せて目を通していただきたいと願ってはいるが,ともあれ,本書は,日本においてようやく芽生えてきたMBTという双葉を,日本に居て日本語で日々の臨床実践を行っている私たちが,何とかこれを枯らすことなく立派な本葉へと育てていくための「手頃な手引書」としての役割を背負って世に放たれる。したがって,本書の役割,あるいは位置づけは極めて明確である。すなわち,本書はメンタライゼーションの理論書と皆さんの臨床実践(ロールプレイ)との間を繋ぐ,橋渡し的な機能をもった著作ということになる。既にメンタライゼーションもしくはMBTの理論書は日本語で読めるものが五指を超えている。更に私たちは2017年に日本メンタライゼーション研究会という組織を発足させ, 2019年には開発者であるベイトマンとフォナギーを講師としたアナ・フロイトセンター公認のMBT基礎トレーニングの日本開催も実現させた(これは2020年にも開催することが決まっている)。また,日本メンタライゼーション研究会が主催している訳ではないが,本研究会の運営委員が自主的に開催しているワークショップでも積極的にロールプレイが取り入れられている。本書は,理論書でメンタライゼーションの世界に触れた人が,次にそれを自分の臨床の中で実践していこうとするとき,あるいは一足先にMBTの臨床トレーニングの世界に飛び込んではみたものの実際にロールプレイをしてみてどうにもよくわからない壁にぶつかったとき,そんなときにこそ紐解かれることを待ち詫びている書物なのである。もちろん,さまざまな事情でMBTを独学せざるを得ないという読者にも本書はきっと優しく微笑んでくれるに違いない。(「監訳者あとがき」より)
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社岩崎学術出版社
- 発売日2019/9/24
- 寸法14.8 x 1.6 x 21 cm
- ISBN-104753311554
- ISBN-13978-4753311552
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内容 | 精神分析の真の精神を受け継いでおり,21世紀における精神保健の動向や脳科学の発展をも視野に入れた精神分析の最新の発展形である。MBT概念とそれに基づくBPD理解と実際の治療を詳しくかつ具体的に呈示。 | 精神分析諸学派の理論をはじめ,愛着理論,認知科学,認知哲学,神経科学までをも含み込んだ「メンタライゼーション」理論を紹介。既に一通りの知識を身につけた読者にもなにかしら役立つ内容を含む。 | 米国精神分析界の第一人者による精神力動的精神療法の基本テキストである。本来は,米国で精神科専門医を目指すレジデントのために企画された精神療法の入門書の中の1冊なのだが,学ぼうとしているすべての人にとって「最初に読むべき本」として機能することを願って書かれた本である。 | 精神科医,心理臨床家の座右の書として読み継がれてきた力動精神医学の記念碑的著作の最新版。わが国の精神医学・精神分析の第一人者らが極めて正確かつ翻訳と感じさせない読みやすさで訳出した。力動的アプローチの導入によって人間の苦悩の理解と支援を深めるために,精神科医や心理職に欠かせない一冊。 | 著者の長年にわたる試行錯誤から生まれた,実用的かつ実際的なケース・マネジメントの実践法を詳説する。患者自らの内面理解を助け,よりよい生活を確立するために,認知療法的,行動療法的,そして精神力動的な介入を程よく活用し,患者にとって「程よい」治療者になるために必読。 | 専門家と家族が,境界性パーソナリティ障害(BPD)を治療していく上での手引きとなることを目指した書物である。BPD患者に回復してもらいたいと願っている家族や,家族と同じくらい治療に熱意を持つ治療者を念頭に書いた。 |
精神力動的サイコセラピー入門 | 精神分析新時代 | 精神分析的アプローチの理解と実践 | ナルシシズムの精神分析 | 米国クライン派の臨床 | 治療的柔構造 | |
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商品の説明
出版社からのコメント
日本語版への序文
はしがき
序文
第1章 メンタライゼーション入門
第2章 メンタライゼーションモデルを用いた重症パーソナリティ障害の理解
第3章 境界性パーソナリティ障害についての見方を変える
第4章 メンタライゼーションに基づく治療の構造
第5章 メンタライゼーションのアセスメント
第6章 対人世界および関係世界のアセスメント
第7章 治療者の姿勢
第8章 介入の諸原則
第9章 メンタライジングへの焦点づけと基本的介入
第10章 メンタライジングと集団療法
第11章 よくある質問集
さらに読むとよい文献
付録
参考文献
監訳者あとがき
索引
はしがき
序文
第1章 メンタライゼーション入門
第2章 メンタライゼーションモデルを用いた重症パーソナリティ障害の理解
第3章 境界性パーソナリティ障害についての見方を変える
第4章 メンタライゼーションに基づく治療の構造
第5章 メンタライゼーションのアセスメント
第6章 対人世界および関係世界のアセスメント
第7章 治療者の姿勢
第8章 介入の諸原則
第9章 メンタライジングへの焦点づけと基本的介入
第10章 メンタライジングと集団療法
第11章 よくある質問集
さらに読むとよい文献
付録
参考文献
監訳者あとがき
索引
著者について
池田 暁史
1972年山形県に生まれ,雪の厳しさと温かさに育まれながら過ごす。1999年東京大学医学部卒業,東京大学医学部精神神経科入局。2003年杏林大学医学部精神神経科学教室助教。2011年文教大学人間科学部臨床心理学科准教授。専攻精神分析,力動精神医学。現職文教大学人間科学部臨床心理学科教授/精神分析的精神療法個人開業。
著訳書 自我心理学の新展開(分担執筆.ぎょうせい),米国クライン派の臨床(共訳,岩崎学術出版社),メンタライゼーション・ハンドブック(訳,岩崎学術出版社),精神分析になじむ――狩野力八郎著作集1(共編,金剛出版)他。
1972年山形県に生まれ,雪の厳しさと温かさに育まれながら過ごす。1999年東京大学医学部卒業,東京大学医学部精神神経科入局。2003年杏林大学医学部精神神経科学教室助教。2011年文教大学人間科学部臨床心理学科准教授。専攻精神分析,力動精神医学。現職文教大学人間科学部臨床心理学科教授/精神分析的精神療法個人開業。
著訳書 自我心理学の新展開(分担執筆.ぎょうせい),米国クライン派の臨床(共訳,岩崎学術出版社),メンタライゼーション・ハンドブック(訳,岩崎学術出版社),精神分析になじむ――狩野力八郎著作集1(共編,金剛出版)他。
登録情報
- 出版社 : 岩崎学術出版社 (2019/9/24)
- 発売日 : 2019/9/24
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 232ページ
- ISBN-10 : 4753311554
- ISBN-13 : 978-4753311552
- 寸法 : 14.8 x 1.6 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 168,656位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 826位臨床心理学・精神分析
- - 35,776位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年4月17日に日本でレビュー済み
確かに訳語は今後修正したほうが良い点はあるものの、原文自体の訳しにくさもあるので、カスタマーレビューの中には低すぎるものがある。本書の原書には改訂版もあるが、日本の臨床においてはこの本の内容をしっかりと吸収することが先決である。本書の内容を十分に理解して吸収しないではMBTを実践することも、MBTの視点や原則を自分の臨床に取り入れることも難しいであろう。それに改訂版は、非常に分厚く、日本ではまだ手も着けられていないような領域を含んでおり、昨今の出版事情を考慮すると翻訳出版を引き受けてくれる出版社を見つけることは困難であろう。
2020年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もともと考えつくされ凝縮された英語の原文をそのまま正確に訳したという感じの濃い本。
他のMBTの本を読んでさらに詳しく知りたい人によい噛みごたえのある本だと思います。
他のMBTの本を読んでさらに詳しく知りたい人によい噛みごたえのある本だと思います。
2021年3月19日に日本でレビュー済み
本当にMBTをやろうとしたときに役に立つ本だと思う。まさにガイドブックである。
2019年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容は素晴らしいのですが,訳がまるで機械翻訳のようでとても読みにくい。発売を楽しみにしていただけに残念です。MBTの実践ガイド本としては,「メンタライゼーションでガイドする外傷的育ちの克服」の方がより良書だと思いました。
2019年10月25日に日本でレビュー済み
療養中の私に指導教官が持ってきてくれた一式の本の中に入っていました。曰く、「複雑で多岐にわたるMBTをコンパクトにまとめてくれた良書」であるようです。
確かに、治療者とクライアントのやりとりも細やかなものが掲載されているので、実際の様子を想像しやすかったです。Q&Aも参考になります。MBT関係の本にありがちな冗長な説明が排されていて、まさに実践ガイド、といった感じです。
機械翻訳という指摘もありましたが、そこまでひどいものではないように思いました。
ただ、監訳者の先生は常々、精神分析業界の翻訳のレベルの低さを嘆いておられる方です。英語のみならずフランス語も達者で、学会誌の書評でも忖度なしで翻訳に関してモノ申している(ような記憶があります)ほど、翻訳に関しては並並ならぬ思いを抱いているはず。ところが、本訳書の翻訳の水準は凡百の域を出ていないように思いました。その点で機械翻訳と思われても仕方なし。これでは、「横の文を縦の文に直しただけ」と言われても無理からぬことです。訳出にかなりの時間を要してしまったので、学会に間に合わせようと焦ってしまったのでしょうか。もったいないことです。もう1年ほど時間をかけていればより良質のものとなったのではという思いを禁じ得ませんでした。元々は動詞だった名詞を解いてやることや、文章同士のつながりを補うなど、もっとできたことがあったはずです…
確かに、治療者とクライアントのやりとりも細やかなものが掲載されているので、実際の様子を想像しやすかったです。Q&Aも参考になります。MBT関係の本にありがちな冗長な説明が排されていて、まさに実践ガイド、といった感じです。
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ただ、監訳者の先生は常々、精神分析業界の翻訳のレベルの低さを嘆いておられる方です。英語のみならずフランス語も達者で、学会誌の書評でも忖度なしで翻訳に関してモノ申している(ような記憶があります)ほど、翻訳に関しては並並ならぬ思いを抱いているはず。ところが、本訳書の翻訳の水準は凡百の域を出ていないように思いました。その点で機械翻訳と思われても仕方なし。これでは、「横の文を縦の文に直しただけ」と言われても無理からぬことです。訳出にかなりの時間を要してしまったので、学会に間に合わせようと焦ってしまったのでしょうか。もったいないことです。もう1年ほど時間をかけていればより良質のものとなったのではという思いを禁じ得ませんでした。元々は動詞だった名詞を解いてやることや、文章同士のつながりを補うなど、もっとできたことがあったはずです…
2019年11月30日に日本でレビュー済み
あとがきで、簡易版としての旧版の出版に意義が述べられている。確かに原書で188頁から468頁の約2.5倍の内容増量は、手ごろでないかもしれない。ただし医学の分野で13年の時間の経過は何とも新しい知見を欠くし、同時代性に乗れないから、逆に普及の足を引っ張るのではないかと危惧する。ロンドンのアンナフロイトセンターでのFONAGY教授のMBTの3日間セミナーや、BATEMAN医師(ちょうどBINET教授とSIMON医師みたいに、格違いがあると思うのは私だけか)のイタリア・PAVIA大でのセミナーを受講したが、入門は簡単である。しかし実際臨床活動として実践するのには、構造化されていて、入院治療構造の下で多職種連携かつ濃密な治療介入が必要となる。現実問題として実践しにくい。そのため手ごろな入門書はよいから、しっかりとした実践手引きの方が理解を得られるのではないかと思う。
新版の翻訳が待たれる。
新版の翻訳が待たれる。