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神社の本殿: 建築にみる神の空間 (歴史文化ライブラリー 362) 単行本 – 2013/1/1
三浦 正幸
(著)
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- 本の長さ239ページ
- 言語日本語
- 出版社吉川弘文館
- 発売日2013/1/1
- 寸法13.1 x 1.8 x 19 cm
- ISBN-104642057625
- ISBN-13978-4642057622
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対象商品: 神社の本殿: 建築にみる神の空間 (歴史文化ライブラリー 362)
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登録情報
- 出版社 : 吉川弘文館 (2013/1/1)
- 発売日 : 2013/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 239ページ
- ISBN-10 : 4642057625
- ISBN-13 : 978-4642057622
- 寸法 : 13.1 x 1.8 x 19 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 155,280位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2021年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館で読んで感動し、すぐ購入しました。神社の建築を一から教えていただきました。三読中ですが、大好きな神社をめぐる楽しみが、3倍になり、行きたい神社が増えて順番つけができません。岡山と広島にまず行きたい。お参りの仕方や御利益本のようなくだらない本ばかりではないんですね。ネットでは絶対にわからないすばらしい内容と、何より筆者の熱意です。ありがとうございました。繰り返し読むことになると思います。
2021年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まではむしろ拝殿の優美さや彫り物の立派さに気が行っていたと思う。
この本を読んで、少し見る所が変わった。
瑞垣などで、本殿をじっくり眺められないところが多いのが残念だが、
まだまだたくさんの神社を巡ってみたいと思った。
この本を読んで、少し見る所が変わった。
瑞垣などで、本殿をじっくり眺められないところが多いのが残念だが、
まだまだたくさんの神社を巡ってみたいと思った。
2015年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
神社の本殿のみを徹底的に掘り下げて解説した名著と言える。
他に類似した著書がないため、尚更本著の価値は高い。
入門書ではなく学術書に分類すべき本であり、神社初心者に優しく神社の知識を提供するという類のヤワな本ではない。
神社建築とは一体何なのか、という問いに真正面から解答を与えてくれる内容で、著者自身の学説を交えた大変興味深い情報が詰まっている。眼から鱗の知識が濃縮された内容には大満足である。
読了すれば神社の見方が全く代わること請け合い。今まで俺は神社の何を見ていたんだろうと悲しい気持ちにもなるが、面白くて一気に読了してしまうほどに中身は濃い。
ただ、マニアックな本なので問題もある。
例えば、図が少ないと思う。専門用語がこれでもかと登場するが、建築に疎い人間にはそれぞれの用語が本殿のどの部分に相当するのかがかなりわかりにくい。写真は豊富なのだが、写真に矢印などを付加してどの部位がどの用語に対応するのか明示して欲しかった。
立体的な構造物である本殿を文章だけで解説するには限界があるし、読者も完全には理解できない。
改訂版を出す際にはぜひともデッカイ図を付加してほしいものだ。
不満も多少あるとはいえ、久しぶりにこんなに面白い本を読んだと感嘆。☆5つで文句ない。
何より、これから神社へ参拝するのが何倍も楽しみになった。
神道事典よりこっちを先に読めばよかったと思った。
神社入門書ではないが、下手な入門書を買うよりこの本を買った方がいいかもしれない。
その方が遥かに神社の本質が理解できるようになる。
他に類似した著書がないため、尚更本著の価値は高い。
入門書ではなく学術書に分類すべき本であり、神社初心者に優しく神社の知識を提供するという類のヤワな本ではない。
神社建築とは一体何なのか、という問いに真正面から解答を与えてくれる内容で、著者自身の学説を交えた大変興味深い情報が詰まっている。眼から鱗の知識が濃縮された内容には大満足である。
読了すれば神社の見方が全く代わること請け合い。今まで俺は神社の何を見ていたんだろうと悲しい気持ちにもなるが、面白くて一気に読了してしまうほどに中身は濃い。
ただ、マニアックな本なので問題もある。
例えば、図が少ないと思う。専門用語がこれでもかと登場するが、建築に疎い人間にはそれぞれの用語が本殿のどの部分に相当するのかがかなりわかりにくい。写真は豊富なのだが、写真に矢印などを付加してどの部位がどの用語に対応するのか明示して欲しかった。
立体的な構造物である本殿を文章だけで解説するには限界があるし、読者も完全には理解できない。
改訂版を出す際にはぜひともデッカイ図を付加してほしいものだ。
不満も多少あるとはいえ、久しぶりにこんなに面白い本を読んだと感嘆。☆5つで文句ない。
何より、これから神社へ参拝するのが何倍も楽しみになった。
神道事典よりこっちを先に読めばよかったと思った。
神社入門書ではないが、下手な入門書を買うよりこの本を買った方がいいかもしれない。
その方が遥かに神社の本質が理解できるようになる。
2013年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
神社は私達にとって身近な存在のようであるが、実は非常に閉ざされた空間でもある。
広く門戸を開いた境内はいつでも散策する事が出来るし、参拝も自由だ。
然しながらその一方で、本殿の中に上がり込んで見学する事等は先ずあり得ないし、建築物の詳細を間近に見物する機会も殆ど無いに等しい。
それでは一体、神社建築とはどのようなものなのだろうか…そんな素朴な疑問に対し明確な答えを出してくれるのが本書である。
本書は神社建築を徹底的に解剖し、その全てを詳らかにしてくれる。
全体の構造は言う迄もなく、屋根、柱、庇、組物、装飾、彫刻…とにかくありとあらゆる部分について微に入り細に亘って分析・紹介しており、その徹底振りには脱帽するばかりだ。
そしてそれは単なる紹介に留まらず、例えば本殿には円柱を使い、庇部分に角柱を使うのは、円柱の方が正式で格式も高いのに対し、角柱はあくまでも略式である事を解説する等、今まで思いもよらなかった事を次々と教えてくれる。
写真と図解の掲載も充実しており、何よりも実際に目で見てその複雑な構造を一つ一つ確認出来るのが非常に有難い。
更に、本書では知っているようでいて実は余り知られていない神社建築と寺の建築の相違点についても言及。
特に、嘗ては全く別の様相であったものが互いに長所を採用し合って日本の風土に相応しい形として発展した事、そしてそれが再び異なる道を歩んだ事等を「和様」と「唐様」の観点、或いは神仏習合と神仏分離の歴史背景も踏まえて上手く説明している所には大いに納得させられた。
正しく、この一冊で神社建築の全てが理解出来ると言っても過言では無かろう。
因みにこれは少々余談になるのかもしれないが、本書では最後に「寺には仏像があり、西洋の教会ですらマリア像を配する等の傾向がみられるが、日本の神社には全く偶像というものが存在しない」という事を指摘して終っている。
本書を通して神社建築の奥の深さと煩雑さを学んだだけではなく、日本に於ける「神」そのものの存在についても考えさせられたように思う。
非常に読み応えがあり、然も学ぶ事が多い名著なので、是非とも多くの方に手に取って頂きたい。
自信を持ってお勧め出来る価値ある一冊である。
広く門戸を開いた境内はいつでも散策する事が出来るし、参拝も自由だ。
然しながらその一方で、本殿の中に上がり込んで見学する事等は先ずあり得ないし、建築物の詳細を間近に見物する機会も殆ど無いに等しい。
それでは一体、神社建築とはどのようなものなのだろうか…そんな素朴な疑問に対し明確な答えを出してくれるのが本書である。
本書は神社建築を徹底的に解剖し、その全てを詳らかにしてくれる。
全体の構造は言う迄もなく、屋根、柱、庇、組物、装飾、彫刻…とにかくありとあらゆる部分について微に入り細に亘って分析・紹介しており、その徹底振りには脱帽するばかりだ。
そしてそれは単なる紹介に留まらず、例えば本殿には円柱を使い、庇部分に角柱を使うのは、円柱の方が正式で格式も高いのに対し、角柱はあくまでも略式である事を解説する等、今まで思いもよらなかった事を次々と教えてくれる。
写真と図解の掲載も充実しており、何よりも実際に目で見てその複雑な構造を一つ一つ確認出来るのが非常に有難い。
更に、本書では知っているようでいて実は余り知られていない神社建築と寺の建築の相違点についても言及。
特に、嘗ては全く別の様相であったものが互いに長所を採用し合って日本の風土に相応しい形として発展した事、そしてそれが再び異なる道を歩んだ事等を「和様」と「唐様」の観点、或いは神仏習合と神仏分離の歴史背景も踏まえて上手く説明している所には大いに納得させられた。
正しく、この一冊で神社建築の全てが理解出来ると言っても過言では無かろう。
因みにこれは少々余談になるのかもしれないが、本書では最後に「寺には仏像があり、西洋の教会ですらマリア像を配する等の傾向がみられるが、日本の神社には全く偶像というものが存在しない」という事を指摘して終っている。
本書を通して神社建築の奥の深さと煩雑さを学んだだけではなく、日本に於ける「神」そのものの存在についても考えさせられたように思う。
非常に読み応えがあり、然も学ぶ事が多い名著なので、是非とも多くの方に手に取って頂きたい。
自信を持ってお勧め出来る価値ある一冊である。
2013年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本殿の中がどのようになっているのか、気になりますが拝見できる機会はなかなかありません。こちらには有名な神社の本殿内部が図解で説明されていて面白かったです。
なかでも、外陣に入らせていただいたことのある吉備津彦神社本殿の見取り図や、厳島神社の本殿見取り図が想像していなかった構造で楽しめました。
以前、神社本殿は『当時の最新技術で作られている』と伺ったことがありました。時代の流れで変わっていく様も分かりやすく解説されています。
また建築以外にも府に落ちていなかった部分が説明されていたり、読みごたえのある内容でした。
なかでも、外陣に入らせていただいたことのある吉備津彦神社本殿の見取り図や、厳島神社の本殿見取り図が想像していなかった構造で楽しめました。
以前、神社本殿は『当時の最新技術で作られている』と伺ったことがありました。時代の流れで変わっていく様も分かりやすく解説されています。
また建築以外にも府に落ちていなかった部分が説明されていたり、読みごたえのある内容でした。
2014年2月27日に日本でレビュー済み
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どんなに見つけにくいものでも、間隔を置いてチェックすると必ずヒットする。
アマゾンさま、さま
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