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二宮尊徳 (人物叢書 新装版) 単行本 – 2015/5/18
大藤 修
(著)
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江戸末期の農政家。没落した自家の再興後、荒廃農村の復興に捧げた全生涯と思想に迫る。近代に形成された「金次郎」像にも言及。
- 本の長さ326ページ
- 言語日本語
- 出版社吉川弘文館
- 発売日2015/5/18
- ISBN-104642052747
- ISBN-13978-4642052740
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商品の説明
著者について
1948年、山口県生まれ。1971年、茨城大学人文学部文学科卒業。1975年、東北大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、東北大学大学院文学研究科教授、博士(文学) ※2012年11月現在 〈主要編著書〉『近世農民と家・村・国家』(吉川弘文館、1996年)、『近世の村と生活文化』(吉川弘文館、2001年)、『日本史リブレット 近世村人のライフサイクル』(山川出版社、2003年)など
登録情報
- 出版社 : 吉川弘文館 (2015/5/18)
- 発売日 : 2015/5/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 326ページ
- ISBN-10 : 4642052747
- ISBN-13 : 978-4642052740
- Amazon 売れ筋ランキング: - 418,789位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年5月6日に日本でレビュー済み
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近世のムラを研究してきた筆者による二宮尊徳の伝記。時代背景を丁寧に書くことで、彼が時代の子であったことを明かしています。戦前のイデオロギーから離れて、冷静に尊徳の歩みを書けるのは、今だからこそ。江戸時代の農村を知るにも好著です。
2023年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
二宮尊徳に興味があり、誇張されていない彼の功績や人柄を知りたいと思い購入しました。
有名な、薪を背負って本を読んでいたというエピソードにもふれられており、尊徳が残していた家計簿を引き合いに出しながら、恐らく青年期のいくつかの独立したエピソードが混ざって語られてしまっているのでは?と考察してます。
そうそう、そういう考察がほしかった。と買ってよかったと実感できる本でした。
有名な、薪を背負って本を読んでいたというエピソードにもふれられており、尊徳が残していた家計簿を引き合いに出しながら、恐らく青年期のいくつかの独立したエピソードが混ざって語られてしまっているのでは?と考察してます。
そうそう、そういう考察がほしかった。と買ってよかったと実感できる本でした。
2020年8月9日に日本でレビュー済み
著者は、多くの日本人が抱いている二宮尊徳像は事実と実像から離れていることはよくないこととし、実像と思想に迫っています。本書は、なぜ明治以降の国家が一面を強調したのかを明らかにして、領主層との対立を起こしがちであった彼の実践と思想をわかりやすく提示しています。
本書から学べることは多いです。実像を知ることの大切さ、統治を含む政治的リーダーのあり方、学問と実践の関係など多くのことが強く心に残りました。
本書から学べることは多いです。実像を知ることの大切さ、統治を含む政治的リーダーのあり方、学問と実践の関係など多くのことが強く心に残りました。