私の父と母の青春時代だった第2次世界大戦後からの歴史が語られていきます。
二百ページほどの歴史の教科書ですが、ほとんどのページが1945-1955年の十年ほどの生活の状況、
政治、経済とそれに関連したその後の出来事に割かれています。...きっと、この時代のことは、いままで
にいろいろな人の手でしっかりふり返ってこられているからではないでしょうか。
戦後の混乱期になにが起こって、時代は何を考えながら、どのように乗り越えてきたのかを考えると、
混乱した時代の中でも、たしかに父にも母にも青春時代があったのだと、大きな時代の流れに翻弄されな
がらも自分の役割を果たしてきたのだということがわかります。きっと、父も母もそんな大きな流れは意
識しないで、その日そのときを精いっぱい生きてきたのだろうと思います。
この本の後半の後半で語られる1970年代以降。私の青春時代の出来事、社会に出てからの出来事...その
時々に自分は何を考えて、何をしていたのかを考えると...大きな流れの中で果たせる役割は限られていて、
それでもひとり一人にはしっかり役割はあって...そんなことを考えさせてくれる本でした。
10月1日に父が逝き、私のパズルのいくつかのピースがなくなってしまったのですが、この本を手にした
のは、なくなったピースに代わるピースを見つけたかったからかもしれません...少しだけ埋めてもらいました。
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もういちど読む山川日本戦後史 単行本 – 2016/4/1
老川 慶喜
(著)
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- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社山川出版社
- 発売日2016/4/1
- ISBN-104634591138
- ISBN-13978-4634591134
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登録情報
- 出版社 : 山川出版社 (2016/4/1)
- 発売日 : 2016/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 216ページ
- ISBN-10 : 4634591138
- ISBN-13 : 978-4634591134
- Amazon 売れ筋ランキング: - 104,074位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年5月14日に日本でレビュー済み
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学校のテキスト
2020年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他のレビューにも書かれているように、少し思想的な偏りを感じなくもないですが、それなりにいい内容のものだとは思います。
戦後史というタイトルは良いと思います。
良くも悪くも敗戦したから今の日本と近代の日本の激変さがあるのは事実ですから
戦後史というタイトルは良いと思います。
良くも悪くも敗戦したから今の日本と近代の日本の激変さがあるのは事実ですから
2021年5月3日に日本でレビュー済み
80年代以降はまだ「正史」がない状態というか、70年くらいまで、オイルショックまでを整理というのならいいのかも。
たとえば「交通戦争」という言葉は一応出てくるが、「日米半導体協定」という「第2の敗戦」ともされた不平等条約について何も書いてない。これは教科書として駄目だと思うが、まあ評価が定まっていない事柄については書けないのだろう。(日米貿易摩擦、についてはさらっと触れている)
小泉政権や第二次安倍政権については饒舌に書けても、半導体については書けないのが山川の限界か。「安保法制」(2015年)を「専門家が憲法違反の疑い」と書くが、そもそも自衛隊も「憲法違反の疑い」を憲法学者の過半数が表明しているわけだが、うん。
文学好き向けに言うなら、村上龍、村上春樹は出ても中上健次は出ないとか、吉本ばななは出ても吉本隆明は言及されないとか、まあ後世の教科書だとそうなるだろうなという感じ。
細かい突っ込みどころを書くなら
・美濃部亮吉が「老人医療の無料化などの福祉政策で成果を上げた」としているのは、財政悪化をまねいた失策だろう。
・小泉政権が「格差を拡大させた」というのも断言していいのか疑問。むしろ失業率が下がって格差が縮まった、という指摘もあるが、まあ世の中の評価としての小泉政権の評価はまあそんなところではある。ただ、「教科書」としては、ジニ係数なりでちゃんと「実証」しろとしか。
・鳩山政権にやけに未練がある感じ。このへん、なんとなく思想が透けて見る感じかなあ。
たとえば「交通戦争」という言葉は一応出てくるが、「日米半導体協定」という「第2の敗戦」ともされた不平等条約について何も書いてない。これは教科書として駄目だと思うが、まあ評価が定まっていない事柄については書けないのだろう。(日米貿易摩擦、についてはさらっと触れている)
小泉政権や第二次安倍政権については饒舌に書けても、半導体については書けないのが山川の限界か。「安保法制」(2015年)を「専門家が憲法違反の疑い」と書くが、そもそも自衛隊も「憲法違反の疑い」を憲法学者の過半数が表明しているわけだが、うん。
文学好き向けに言うなら、村上龍、村上春樹は出ても中上健次は出ないとか、吉本ばななは出ても吉本隆明は言及されないとか、まあ後世の教科書だとそうなるだろうなという感じ。
細かい突っ込みどころを書くなら
・美濃部亮吉が「老人医療の無料化などの福祉政策で成果を上げた」としているのは、財政悪化をまねいた失策だろう。
・小泉政権が「格差を拡大させた」というのも断言していいのか疑問。むしろ失業率が下がって格差が縮まった、という指摘もあるが、まあ世の中の評価としての小泉政権の評価はまあそんなところではある。ただ、「教科書」としては、ジニ係数なりでちゃんと「実証」しろとしか。
・鳩山政権にやけに未練がある感じ。このへん、なんとなく思想が透けて見る感じかなあ。
2019年11月28日に日本でレビュー済み
戦後のトピックを程よく摘まんで各時期の雰囲気がわかる内容になっていて、ページ数の割に網羅的に書かれているなと思いました。これまでに他の戦後史の本を読んだことがありますが、いい感じの復習にもなってよかったです。
重要な条約や協定、法律等の文章が都度載せられていて、どういった内容をもとにどうなっていったのかが掴み易くてよかったです。
ただ、若干思想的に偏りが見られる記述があるなと思いました。学校で使用されている教科書にもそういった傾向が含まれているとしたら問題だなとも思いました。
各時期についての章の中で、内容別に節が設定されていますが、時系列が行ったり来たりするのでついていきづらく思いました。学校の教科書もそうだったので、そのせいで歴史が苦手になる人もいたのではないかと思いました。
最後の方の現代の文化面での動きでSMAPが取り上げられているのに少しウケました(笑)
重要な条約や協定、法律等の文章が都度載せられていて、どういった内容をもとにどうなっていったのかが掴み易くてよかったです。
ただ、若干思想的に偏りが見られる記述があるなと思いました。学校で使用されている教科書にもそういった傾向が含まれているとしたら問題だなとも思いました。
各時期についての章の中で、内容別に節が設定されていますが、時系列が行ったり来たりするのでついていきづらく思いました。学校の教科書もそうだったので、そのせいで歴史が苦手になる人もいたのではないかと思いました。
最後の方の現代の文化面での動きでSMAPが取り上げられているのに少しウケました(笑)