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日本語の省略がわかる本: 誰が?誰に?何を? 単行本 – 2009/2/1
成山 重子
(著)
- 本の長さ143ページ
- 言語日本語
- 出版社明治書院
- 発売日2009/2/1
- ISBN-104625434254
- ISBN-13978-4625434259
出版社より
日本語学 2021年9月号 | 日本語学 2020年12月号 | 日本語学 2020年9月号 | 日本語学 2019年11月号 | 日本語学 2019年7月号 | 日本語学 2018年9月号 | |
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カスタマーレビュー |
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5つ星のうち4.0
1
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5つ星のうち4.5
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価格 | ¥3,410¥3,410 | ¥3,410¥3,410 | ¥3,410¥3,410 | ¥1,430¥1,430 | ¥1,832¥1,832 | ¥1,210¥1,210 |
特集 | ◆命名◆書道から見た日本語 | ◆年号を考える◆日本語能力の一般的意識 | ◆日本語能力再考◆観光とことば | 様々な分野が明らかにする日本語 | 和製のことば・和製の文字 | 平成時代のことばと文字 |
登録情報
- 出版社 : 明治書院 (2009/2/1)
- 発売日 : 2009/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 143ページ
- ISBN-10 : 4625434254
- ISBN-13 : 978-4625434259
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,193,583位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2009年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私はブラジル人ですが、この本が私の日本語の勉強には非常に役立ちました。著者によると、本書は外国人の日本語学習者向けです。確かに、日本語の省略は西洋の言語とは随分異なりますから、必読です。
2009年4月6日に日本でレビュー済み
日本語は主語が頻繁に省略される。日本人にとって当たり前でも、日本人学習者は戸惑う。そうした日本語学習者のニーズを第一に念頭に置いて、この本が書かれている。著者は長年オーストラリアで日本語を教えて、「どうやって主語などが省略した文を正しく理解して、作れるか」という観点から省略の現象を丁寧に解説している。
第1章(C1)「省略って何?」では、省略現象の概要が紹介される。第2章(C2)では、著者がその文化的な背景に触れる。著者によれば、省略は日本語文化で一種の丁寧さと美徳である。第3章(G0)では省略に深くかかわる「は」と「が」の使い分けが解説され、第4章(G1)では、具体的に省略と述語の要因、第5章(G2)と第6章(G3)では、文レベルの要因、談話レベルの要因との関係が分析される。第3章から解かれることは、省略は神秘的なものではない。日本人でも「誰が何を」したのか、ちゃんと理解しなければならない。ただ、「誰が」「何を」を明言しなくても、日本語には動詞の種類とか敬語とか、文の述語と文脈にちゃんとヒントがあり、省略とその解釈のメカニズムがある。
ちなみに、著者は前に同じテーマについて英語で理論書を書いている( Ellipsis and Reference Tracking in Japanese (Studies in Language Companion Series) )。この本も項目ごとに英語訳がついており、日本語学習者も自分で楽に使えるようになっている。このような本は今までなくて、日本語教育の分野で「省略」現象の定番になるに違いない。
第1章(C1)「省略って何?」では、省略現象の概要が紹介される。第2章(C2)では、著者がその文化的な背景に触れる。著者によれば、省略は日本語文化で一種の丁寧さと美徳である。第3章(G0)では省略に深くかかわる「は」と「が」の使い分けが解説され、第4章(G1)では、具体的に省略と述語の要因、第5章(G2)と第6章(G3)では、文レベルの要因、談話レベルの要因との関係が分析される。第3章から解かれることは、省略は神秘的なものではない。日本人でも「誰が何を」したのか、ちゃんと理解しなければならない。ただ、「誰が」「何を」を明言しなくても、日本語には動詞の種類とか敬語とか、文の述語と文脈にちゃんとヒントがあり、省略とその解釈のメカニズムがある。
ちなみに、著者は前に同じテーマについて英語で理論書を書いている( Ellipsis and Reference Tracking in Japanese (Studies in Language Companion Series) )。この本も項目ごとに英語訳がついており、日本語学習者も自分で楽に使えるようになっている。このような本は今までなくて、日本語教育の分野で「省略」現象の定番になるに違いない。