今年の大河ドラマを観るにあたり、少し歴史を知りたいと思っている人におすすめです。
この本では、清盛より約200年前の平将門の時代まで遡り、
武士の台頭から、いかに平氏が実験を握り、栄華を極め、
そして源氏に権力を奪われていくのか、が書かれている。
時の皇室との姻戚関係や経済を支えていた荘国のしくみなど、
かなりの図解もされているため、当時の歴史を少し踏み込んで知りたい人にも
興味深く読めると感じます。
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平清盛 (平凡社新書) 新書 – 2011/11/16
武光誠
(著)
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平安時代末期、貴族社会が揺らぎ、天皇家の確執が武力闘争に発展していくなかで頭角を現していった平清盛(平氏一族)が、いかにして天皇家に翻弄され、滅亡に至ったのかに迫る一冊。
- 本の長さ227ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2011/11/16
- 寸法10.8 x 1.2 x 17.2 cm
- ISBN-104582856136
- ISBN-13978-4582856132
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登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2011/11/16)
- 発売日 : 2011/11/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 227ページ
- ISBN-10 : 4582856136
- ISBN-13 : 978-4582856132
- 寸法 : 10.8 x 1.2 x 17.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 244,023位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 198位平凡社新書
- - 48,607位ノンフィクション (本)
- - 50,267位人文・思想 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年10月8日に日本でレビュー済み
史学界の池田清彦といったら失礼に当たるのか(どちらに?)、多作家でこんな出版社にまで……と思うものまで手当たり次第執筆されているが、氏の著書はとにかく分かりやすく、ツボを押さえている。
本書では大開墾時代から武士の発生まで、必要な歴史的事象を押さえつつ、この複雑な人間関係の『平家物語』を適当な量の新書に収める手際は伊達ではない。社会体制の図式化や系図が記載されるのがありがたいが、こと系図に関してはその都度必要な部分だけで把握しづらい部分もあり、時には誰ダヨこいつ、という公卿が発生してしまうのが玉に瑕。
NHK「平清盛」を見たあと、確認に使わせていただいています。
本書では大開墾時代から武士の発生まで、必要な歴史的事象を押さえつつ、この複雑な人間関係の『平家物語』を適当な量の新書に収める手際は伊達ではない。社会体制の図式化や系図が記載されるのがありがたいが、こと系図に関してはその都度必要な部分だけで把握しづらい部分もあり、時には誰ダヨこいつ、という公卿が発生してしまうのが玉に瑕。
NHK「平清盛」を見たあと、確認に使わせていただいています。
2012年4月22日に日本でレビュー済み
桓武平氏といわれる平正盛、忠盛、清盛の三代の権力への道を描く好著。滅びの美学と清盛の横暴(捏造?)が知られる平家(平氏より広い概念だそうだ)のうち、桓武平氏に焦点を当てて、権力への道を摂関家、清和源氏との対比で判りやすく解説している。