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ベルリン物語 都市の記憶をたどる (平凡社新書 519) 新書 – 2010/4/16

3.9 5つ星のうち3.9 9個の評価

冷戦の象徴だったベルリンの壁崩壊から20年。ある時は社会主義運動の牙城として、ある時は第三帝国の帝都として、数奇な運命を辿ってきたベルリンの歴史を今の鼓動を交えながら描き出す。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 平凡社 (2010/4/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/4/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 264ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4582855199
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4582855197
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 9個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良品でした。これならばと大満足です気持ちよく読んでいます。川口さんの本が格安で手に入り嬉しいです
2010年5月8日に日本でレビュー済み
 ベルリンの通史として、良い本だとは思ふ。第1章と第2章は、入門的な本として、良く書かれて居ると思ふ。しかし、第3章から第6章にかけて書かれて居るベルリンとドイツの近現代史の内容には疑問を持たずに居られない。中でも、第二次大戦末期から戦後にかけて、ソ連軍がベルリンでどれだけひどい事をしたかと言った点について、著者は、恐らく、当時の惨状の真実を知りながら、ドイツの言論事情に配慮した抑制的な記述をして居る。ソ連軍がベルリンで行ったドイツ女性に対する強姦は、大げさではなく、日本人にとっての広島、長崎の惨状に匹敵する、或いはそれ以上の精神的傷跡をドイツ国民に残して居る。どれだけ多くの子供がソ連兵に強姦されたか、どれだけ多くのドイツ人女性が、その結果として自殺したかを、著者は知って居る筈である。しかし、この本で、著者は、それを本当に抑制された内容で書き、ギュンター・グラスとさほど変はらないスタンスで、当時の事を書いて居る。ドイツ連邦共和国に、日本の様な言論の自由は無い。ドイツでは、少しでも当時のドイツを「擁護」する様な事を書くと、逮捕されるのである。だから、ドイツ在住の日本人は、皆、近現代史について、本当の事を書けないし、ドイツ人の本音を日本の読者に伝える事しない。ドイツに住んで居る日本人をこの事で責めるのは酷だろうから、読者の側が、その点を意識して読む事が必要である。

(西岡昌紀・内科医/ヨーロッパの大戦が終結して65年目の日に)
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年5月31日に日本でレビュー済み
 ドイツのシュトゥットガルトに長年暮らす文筆家の著者がベルリンの歴史について著わした書です。綴られるのは18世紀後半のドイツ帝国成立から20世紀末の東西ドイツ再統一までの200年余り。著者は歴史学を専門とする研究者ではありませんが、新書というコンパクトな書物の形で描ける範囲で、ベルリンという都市がこれまで刻んできた激動の歴史を大変分かりやすく教えてくれます。

 巻末にある平凡社新書既刊書の案内には、「ソウル都市物語」や「オーストラリア物語」などの書名が並んでいますので、本書「ベルリン物語」もそうした刊行ラインアップのひとつとして編まれたものだと想像します。

 高校生くらいの読者がベルリンを中心としたドイツ近現代史を概観するにはとても手ごろな一冊ではないでしょうか。
 ヒットラー暗殺未遂を描いた映画『ヴァルキューレ』がトム・クルーズ主演で製作されて近年話題になりましたが、本書第5章では30頁弱を割いて暗殺計画の中心的人物だったシュタウフェンベルク大佐を紹介しています。私はこの章を大変興味深く読みました。

 また旅行者として1985年にベルリンの壁を越えて東西を往来した経験のある私にとって、ベルリンの壁建設からその崩壊までの28年間を綴った第7〜9章も、あの狂気の時代をあらためて振り返る上で大変参考になりました。

*プロイセン王ヴィルヘルムが戴冠した1861年の選挙で「保守派が惨敗し、たったの一四票しか獲得できなかった。」(34頁)とありますが、「一四議席」の誤りではないでしょうか。一四票ではおそらく一議席も獲得できないと思います。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年6月12日に日本でレビュー済み
ベルリンには、東西分裂の時代も含み、幾度か行ったこともあり興味があって購入したが、
何とも軽い。後半は外交史で分かり切ったことばかりだし、問題意識がありそうで
ないような、何とも中途半端な本に感じた。叙述に緊張感が欠けるのだ。
最後まで読み通す気にならずやめてしまった。

ドイツやベルリンに興味のある方は、中公新書の「ワイマール共和国」、岩波書店の
「二つのドイツ」を読んだ方が良い。E.H.カーの「独ソ関係史」もぜひ。

私にとってはがっかりの本でした。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年8月27日に日本でレビュー済み
ドイツ帝国から現在の統一ドイツに至るまで、あるいは首都として、また分断の象徴として、ドイツの諸都市の中でも最も有名な都市の一つであるベルリン。私のように訪れたことのない人間としては、「ベルリン」という都市を知ってはいても、それは名前のみ、もしくはドイツ史の中での断片的なエピソードにとどまるのがせいぜいだと思われる。

この本は新書であるし、歴史の専門書ではないから、「ベルリンの歴史のすべてをこの一冊で」というわけにはいかない。ただ、ドイツに在住し、実際にベルリンの地を踏んでいる著者の実感を基礎にして編みあげられた歴史物語は、その筆の運びも実に軽妙に、読み手をベルリンへと誘う。楽しく一気に読み進められる、いい本だと思う。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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