日本で一番ポピュラーなスポーツが明治時代にこんな紆余曲折を経て受け入れられたとは知りませんでした。
この本のヤマである野球害悪論は野球が日本の青年を夢中にさせすぎたために出てきた大人の横槍で、それほどの中毒性をもったゲームだからこそ今でも日本人は野球が大好きなんだろうなーと思います。野球害悪論を唱えたのが朝日新聞で、その同じ会社が今では夏の甲子園を主催しているという矛盾がおかしいですね。
そもそも私は横田さんのハチャハチャSFが好きで、でもいつからか明治時代に行ったまま帰ってこなくなって寂しかったんですが、横田さんの魅了された押川春浪の旧制高校的男気とハチャハチャぶりには私も魅せられました。
あと明治の人ってみんな名文家というか、詩文の教養があるせいかすごいフレーズがバンバン出てきて、その意味でも面白かったです。
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嗚呼!! 明治の日本野球 (平凡社ライブラリー オフシリーズ) 文庫 – 2006/5/10
横田 順彌
(著)
- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2006/5/10
- ISBN-104582765769
- ISBN-13978-4582765762
登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2006/5/10)
- 発売日 : 2006/5/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 368ページ
- ISBN-10 : 4582765769
- ISBN-13 : 978-4582765762
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,159,102位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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