プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,012¥1,012 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥893¥893 税込
無料配送 6月1日-2日にお届け
発送元: 【マケプレお急ぎ便対応店舗】大安商店 販売者: 【マケプレお急ぎ便対応店舗】大安商店
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
改訂版 社会的ひきこもり (PHP新書) 新書 – 2020/2/15
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2020/2/15
- 寸法10.7 x 1.4 x 17.3 cm
- ISBN-104569845959
- ISBN-13978-4569845951
よく一緒に購入されている商品
この著者の人気タイトル
出版社より
「ひきこもり」の正しい知識と対処の仕方を、精神科医が説く。
理論編では、著者自身の治療経験を中心に、事例にもとづいた検討を行う。
1. 「社会的ひきこもり」とは |無関心による悲劇 / 四つの事例 / 一過性の流行現象ではない / 「社会的ひきこもり」の定義 / 症状と診断をめぐる問題 / 思春期に独特の葛藤のパターン
2. 社会的ひきこもりの症状と経過 |「社会的ひきこもり」の統計調査 / 無気力とひきこもり / 不登校との関連 / 対人恐怖 / 強迫症状 / 不眠と昼夜逆転 / 家庭内でのひきこもり / 退行 / 家庭内暴力 / 被害関係念慮 / 抑うつ気分 / 希死念慮と自殺企図 / その他の症状 / その他の背景 / 「ひきこもり」の心因は何か
3. さまざまな精神疾患に伴う「ひきこもり」 |初期診断の重要性 / 統合失調症 / スチューデント・アパシーと退却神経症 / 回避性人格障害 / 境界性人格障害 / 思春期妄想症 / うつ病 / 分裂病質人格障害 / 循環性気分障害
4. 社会的ひきこもりは病気か |従来の精神医学の中での位置づけ / 精神科医へのアンケート調査 / 治療の必要を認める見解 / 社会復帰への見通し / ひきこもりの国際比較
5. 「ひきこもりシステム」という考え方 |「ひきこもり」は「無気力」ではない / 単なる個人の病理としては捉えきれない / 対人関係における悪循環 / 個人・家族・社会の三つのシステム / 他人の介入を受け入れられない / コミュニケーションの欠如 / 家族システムと社会システムの乖離
実践編では、具体的な対応方針について、できるだけ詳細に判りやすく書いている。
1. 正論・お説教・議論の克服 |「そこにある」ことを認める / 努力と激励の限界 / 一方的な受容の弊害 / 外傷の体験と回復 / ひきこもりにおける他者との出会いの欠如 / なぜ治療が必要か
2. 家族の基本的な心構え |「特効薬」はない / 治療における「愛」の難しさ / 母と子の密室的な愛情関係 / 「共依存」の問題 / 他人という鏡の重要さ / 「愛」よりも「親切」
3. 治療の全体的な流れ |最終的にめざす状態とは / 立ち直りのための二つの段階 / もっとも重要な両親の関わり / 「怠け」と考えない / 一番不安なのは本人 / 家族との信頼関係の回復 / 恨みや非難をどう受けとめるか / 本当に「受容的」であるということ / 家族の中の「犯人探し」の論理 / 長期戦をやり遂げるために
4.日常の生活の中で |まず声をかけることから / 会話をどう続けるか / 金銭に関する三原則 / 「子ども返り」をどう捉えるか / 「強迫」とのつきあい方 / 本人が単身生活をしている場合 / 生活の「だらしなさ」を受け入れる / 基本は現状維持
5. 家庭内暴力の悲しみ |「甘んじて受ける」対応は間違い / 「暴力の拒否」という立場 / 苦しみを一人で背負いきれない「悲しみ」 / 初期の基本は刺激しないこと / 他人の介在 / 「避難」――ある家族の場合 / 暴力を鎮める基本方針
6. 治療そして社会復帰へ |治療開始の遅れ / 精神科をどう選ぶか / 通院への導入 / 重要なのは治療者との信頼関係 / 社会復帰のルート / 意義ある「たまり場」の試み / パソコン通信・インターネットの可能性 / 入院治療・ハウス治療など / 「三十歳」という節目 / 「見通し」の共有 / 家庭の経済状況を説明する / スタートラインを引き直す
7. 「ひきこもり」と社会病理 |青少年は本当に無気力化したか / 「去勢を否認させる」教育システム / 性差が意味すること / 受け入れても拒んでも結果は同じ
人間にとって健康とは何か | |
---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち3.6
48
|
価格 | ¥880¥880 |
内容紹介 | 人間にとって「健康」とはいったい何か。ひきこもり研究の第一人者である精神科医が、現代社会の病理を踏まえつつ描き出す渾身の一作。 |
商品の説明
出版社からのコメント
社会的ひきこもりの症状と経過
さまざまな精神疾患に伴う「ひきこもり」
社会的ひきこもりは病気か
「ひきこもりシステム」という考え方)
第2部 「社会的ひきこもり」とどう向き合うか―実践編(正論・お説教・議論の克服
家族の基本的な心構え
治療の全体的な流れ
日常の生活の中で
家庭内暴力の悲しみ
治療そして社会復帰へ
「ひきこもり」と社会病理)
著者について
登録情報
- 出版社 : PHP研究所; 改訂版 (2020/2/15)
- 発売日 : 2020/2/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4569845959
- ISBN-13 : 978-4569845951
- 寸法 : 10.7 x 1.4 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 51,317位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
特にお小遣いをどうするかという問題に対する筆者の考え方は、私の引きこもり人生をとても豊かなものにしてくれましたし、親を説得するのにこの本を買った当時の自分の感性は間違ってなかったと今でも思います。
引きこもりなんか死ねば良いとか言う人は最近は減ってはきましたが、親にとって自殺される以上の親不孝はないと考えると、「働かざる者食うべからず」がいまだに根強くある日本社会において、引きこもりを病理ととらえ処方箋まで冷静な目で書いてくださった著書の先見の明には頭が下がります。
引きこもり本は多数ありますが、内容の深さとわかりやすさではピカ一ではないかとあまり他の引きこもり本を読んではいませんが勝手に思ってますw
第一部はひきこもりの実情や、様々な精神疾患との違いを伝える理論編。第二部は、ひきこもりの人とどう向き合うかを具体的に示唆した、主に当事者である家族に向けられた実践編となっています。全250ページほどで、一部と二部が約半々となっています。「社会的ひきこもり」との違いを探る過程で、精神疾患の基礎知識にも触れます。
基本的には30歳ぐらいまでの若者のひきこもりを対象にした実践的な著書として読みました。とくに第二部はどのように接するかから始まり、家庭内暴力、金銭面、病院の選び方など、当事者である家族が抱えているであろう具体的な悩みにアドバイスを与えています。一方、やはり20年以上前の著書ということもあってか、改訂版まえがきでは触れられるシニア世代のひきこもり問題についての言及はわずかでした。
多くは当事者に向けられた著書となっていますが、節々で精神分析の考え方や、愛や成熟の定義にも触れ、第二部最終章「ひきこもりと社会病理」ではひきこもりが増加する社会背景への著者としての見解も述べられています。個人的にはこのあたりの、人間や社会全般の考察部分について特に興味をもって読みました。以下に一部を抜粋します。
・精神分析によれば、「愛」とはそもそも自己愛に由来する
・すべての愛は自己愛であり、維持するために「他人という鏡」を必要とする
・「愛は負けても親切は勝つ」カート・ヴォネガット
・人間は自分が万能ではないことを知ることによって、はじめて他人と関わる必要が生まれる
・現在の教育システムは「誰もが無限の可能性を秘める」幻想を強要し、「去勢を否認させる」方向に作用する
・成熟の定義「社会的な存在としての自分の位置づけについての安定したイメージを獲得し、他者との出会いによって過度に傷つけられない人」
内容に仕上がっています。
図1_ひきこもりシステム模式図から始まって、図3_ひきこもりシステムの変化 までは、
特に、どのように"ひきこもり"という現象に対応したらよいかをわかりやすく、現場で使える
ように説いてくれているのではないかと思います。
"本人が症状を通じてなにを訴えようとしているのか"、"ようするに自己愛が健全に保たれる
ためには、家族以外の「他人」の力によって「鏡」を安定させることが必要なのです"、"「何が
正しいか」ではなく、本人が「どう感じてきたか」を十分に理解すること"...などの言葉は、
他の精神疾患でも同様に考えたアプローチにつながっていきますね。
時代も変わり、いまやLGBTQの想定は当たり前と思いますが、こちらの改訂版でも、その部分は変わらず異性間、異性愛しか想定していない書き方になっていて、大変残念に思いました。
斎藤環さんには、別途、LGBTQのひきこもりについて、何か書いて発表していただきたいです。
改訂版まえがき
はじめに
第1部 いま何が起こっているのかー理論編
1「社会的ひきこもり」とは
2社会的ひきこもりの症状と経過
3さまざまな精神疾患に伴う「ひきこもり」
4社会的ひきこもりは病気か
5「ひきこもりシステム」という考え方
第2部 「社会的ひきこもり」とどう向き合うかー実践編
1正論・お説教・議論の克服
2家族の基本的な心構え
3治療の全体的な流れ
4日常の生活の中で
5家庭内暴力の悲しみ
6治療そして社会復帰へ
7「ひきこもり」と社会病理
おわりに
ひきこもり対応フローチャート
あとがき
参考文献