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人間にとって法とは何か (PHP新書) 新書 – 2003/9/17

4.0 5つ星のうち4.0 18個の評価

憲法から刑法、民法、国際法、さらに宗教法まで、人間にとって法律とは何か。気鋭の社会学者が、近代における自由と公共性のあり方を問う。
イスラム法では利子が禁止!? 売春やドラッグの合法化を主張するアメリカのリバタリアニズム!?
 時代や文化圏によって異なる法には、どのような根拠や正当性があるのか。
 そもそも法とは何か。強制なのか、ルールなのか。まず第1部で、民主主義社会における近代法の本質を、「言語ゲーム」の観点から読み解く。
 次に第2部では、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、儒教など、それぞれの宗教において法律はどのように定め、用いられてきたかを説き明かす。
 そして第3部では、「公」の概念をもとに日本社会における法秩序を問い直す。
 さらに第4部では、より発展的な問題として、自由はどこまで可能か、国際社会と国内の基準のどちらを上位に考えるのかなど、日本社会を再構築する上で課題となる議論を展開する。
 人類は法によっていかに幸福を実現できるのか。自由と公共性は両立できるか——。正しい法感覚を磨くための最良のテキスト!!

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2003/9/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/9/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 208ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569630847
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569630847
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 18個の評価

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橋爪 大三郎
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上位レビュー、対象国: 日本

2016年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ブックオフなら100円 書くことがありませんでした。いいことは別にかかなくても
2008年5月20日に日本でレビュー済み
講演内容を書籍として起こしたものらしい.そのため,とっつきやすさはピカイチ.肩の力を抜いて視野を広げるためや考えるきっかけとしてはものすごくよい。同じ理由からだろうけど乱暴になっている部分もけっこうある.経済とからめないと説明できないはずの部分や公務員まわりは説明のための方便ぐらいのつもりで読んだ方がよい程度の内容だし,キリスト教が現在の社会に与えた影響の説明は教義の影響ばかり説明して戦争の影響をものすごく軽く扱っている.間違いではないけど話題が飛躍している部分もちらほら。

タイトルにもなっている法律まわりは法律関係者を始めとする他の人が書いたものと比べるとかなり広い視野から書かれている.イスラム教にしても日本国憲法にしても著者の説明の中ではあくまでも one of them 以上のものではない.法律や宗教における「ルール決定のメカニズム」や「正当性のよりどころ」の説明は「本当に一般向けの講演の内容か?」と思うほど力の入ったものになっていて、かなーり勉強になった.法律を信者から見た一神教のように扱う態度は微塵もみられないし,検察出身の郷原信郎氏の著作や橋下徹弁護士の発言と同様の問題提起も行なわれている.この問題提起部分とアメリカのロースクールの説明は,日本の法律関係者の一部にとっては我慢ならないものだろう.日本にみられる法治国家としての危うさを正面から指摘しているわけだし,「あんたらダメダメですねえ」と遠回しに書いているようにもとれるから.
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年9月26日に日本でレビュー済み
 まず、章ごとに触れられている事項の関連性がまったくありません。誤字が多いのも気になります。さらに、末尾の国際法に関する著者の理解にはかなりの問題があります。そして第二章、ハートの法理論がウィトゲンシュタインの影響下に形成され、そういうものとして理解されるとありますが、それが何を意味するのかの説明がありません。最後に、タイトルである「人間にとって法とは何か」の質問に対応する著者の応答はありません。
 ちょっとお粗末過ぎるのではないだろうか。このひとが「人気社会学者」だというのはかなり問題だろう。実は、このひとの他の著書があまりにひどかったので、他のはどんなものかというので新書をふたつみっつ入手したのだが、このひとの本を二度と読む気はもう起きないだろう。
 岩波文庫に収録されているP.G.ヴィノグラドフ「法における常識」を代わりにお勧めしておきたい。法哲学の古典で、今読んでも得るところはこの本よりも遥かに大きいはずだ。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私たちは、片寄った情報は要りません。
両方の、確かな情報を教えて下さい。
そ。して、いろいろな考え方の情報を基に、自分で考えます。
その一つの情報として読んでみました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年10月9日に日本でレビュー済み
著者が社会学者というこもあって、法についての概要を知りたいという方には、お薦めしません。あくまで法律学者ではないということです。
しかし、タイトル通り、法が人間世界の中で、いかに関わり合ってきたのか、法というものが、この世界の中で、どういうものであるのかと言うことを知りたい方には、お薦めします。
この社会学からみた法に関する著書としては、読みやすく、理解しやすい一品だと思います。
これから法律を勉強したい方にも、社会学からみた法を勉強できるという点で、必読の書だと思います。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
法と宗教の関係、その成り立ちがとても分かりやすく書かれ、世界の構造の一端が、なんとなく掴めた気がする。タイトル通りの分かりやすさ、難解な内容も噛み砕いた口語調で説明されており、理解しやすい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年9月23日に日本でレビュー済み
 本書は法律ã‚'事ç'°ã‹ã«è§£èª¬ã™ã‚‹ã®ã§ã¯ãªãã€ãã®åŽŸç†ã‚„æ­'史ã‚'分かりやすく解説ã-た本である。筆è€...が法学è€...ではなく社会学è€...であるため、通常の法学のå...¥é-€æ›¸çš„な解説のみならず、å®-教やæ­'史の観点から法とはなにかという問題ã‚'è«-じているのが本書の特å¾'である。さらに、その議è«-ã‚'踏まえてæ-¥æœ¬ã®æ³•ãŒæŠ±ãˆã¦ã„る問題点やæ-¥æœ¬ã«ãŠã'るå...¬å...±æ€§ã®å•é¡Œã«ã¾ã§è¸ã¿è¾¼ã‚"でいる。
 本書は人é-"学アカデミーという講座の講義録という形になっているため、口語ä½"でかつ分かりやすく書かれており、法について考え始めるきっかã'とã-てはいいかもã-れない。ã-かã-、æ-°æ›¸ã¨ã„うサイズにã-ては大きすぎるテーマã‚'扱っているのでは?という不満点もある。æˆ'ã€...の多くにとって法とは身è¿'なようであって縁遠いものである。本æ!›¸ã¯ã"ういった状況に一石ã‚'投じる議è«-ã‚'行っていると思うが、もっと一つ一つのè«-点に踏み込ã‚"だ議è«-ã‚'行って欲ã-かった。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年2月2日に日本でレビュー済み
 本書は,例えば,法学部に入学し,これから法律を学ぶ大学生などに読んで欲しい1冊です。テクニカルな法律解釈論にどっぷりと浸かるよりも前に,そもそも「法」とは何なのか? 何故守らなければいけないのか? 当たり前のようだけど,根源に関わることがわかりやすく述べられています。そういう意味では,平易な記述でもあり(講義内容の口述筆記がベースなんで話し言葉でわかりやすいんです),中高生が読んでも良いでしょう。
 で,いい歳したオジサンの僕がこの本を読んだ理由は1つ。
 最近,偏った個人主義というんでしょうか,権利意識ばかりが強くて,周囲を顧みない人が増えました。当然,地域コミュニティは希薄になりました。
 自分の希望や意見は山ほど言うのに,自治会だとかマンション管理組合の仕事となると何も手伝わない。もちろん,仕事が忙しい,子育てや介護が大変,とそれぞれの事情があるのはわかりますが,それでも自分の主張ばかりで「それって,どうなん?」
 確かに,法は個人の人権が不当に侵害されないように,個人の権利を守るものでもありますが,でも,その前に,法は世の中がうまくまとまるように定められたものであって,そこでは,個人の権利だけでなく,義務や責任も明記されているはず。そういう自分の考え方に間違いがないか・・・今一度,確認するために本書を手に取りました。
 この本を読むと,今は当然のことになっている政教分離の原則も,大昔は逆に法と宗教は親密な関係であったことなどが,わかりやすく解説されていて,ちょっとした驚きと,「なるほど,だから~なんだ」という納得の連続です。この他にも,「公」(Public)と個人の関係,法と道徳の違い,歴史的経緯を踏まえた解説される「日本人と法」など,法が人間の暮らしにいかにかかわってきたか,本質的な部分が見えてきます。そう,例えば,僕らが子どもの頃,誰も見ていないだろうと思ってズルしようとすると,親や祖父母に言われた「お天道様が見ているよ」という言葉の意味がよくわかります。
 今みたいな時代だからこそ,読んでおきたい教養書です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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