現代アート初心者・興味のある方々が、当書を読んで、「現代アートのことを理解した!」と思えることはまず100%ありえません。
当本を企画なさった出版社さんが、もし本当に「現代アート初心者・興味のある方々」向けの本を書くのであれば、芸術批評家しかわからないような熟語・言い回しの使用を一切やめ、図やチャートで分かりやすく書かれることをお奨めします。
このような本を「現代美術の教科書」として本を売ってしまうこと自体、現代アート人口が極少となってしまっている要因であると思います。
本当の意味での「現代美術の教科書」の企画を当出版社さんに期待し、☆一つではなく2つとさせていただきます。
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現代美術の教科書 単行本 – 2005/3/16
美術手帖編集部
(著, 編集)
巨匠セザンヌから今最も注目のマシュー・バーニーまで、思いもかけない文脈で現代美術のマスターピースを連結し、斬新な美術史のストーリーを提案する「概論=現代美術マスターピース・リンク」。そして、鑑賞者が奈良美智、ヴォルフガング・ティルマンスなどの作品を前に、鑑賞方法と作品の中に横たわる思考の分析を行う「演習=対話型・作品鑑賞シミュレーション」。さらに、ジュリアン・オピーとアルベルト・ジャコメッティ、サイ・トゥオンブリと川俣正など、「見た目」だけ似てる(!)二つの作品を並べることで、つむぎだされる物語44編からなる「リンク型・比較鑑賞ワークショップ」。現代美術を知り、楽しみ、語るための入門書決定版。
- ISBN-104568201802
- ISBN-13978-4568201802
- 出版社美術出版社
- 発売日2005/3/16
- 言語日本語
- 本の長さ143ページ
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登録情報
- 出版社 : 美術出版社 (2005/3/16)
- 発売日 : 2005/3/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 143ページ
- ISBN-10 : 4568201802
- ISBN-13 : 978-4568201802
- Amazon 売れ筋ランキング: - 749,857位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 67位ポップアートの美術史
- - 69位アール・デコの美術史
- - 74位アール・ヌーヴォーの美術史
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2006年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、「21世紀のアートがわかる」ようになるための「教科書」ではありません。「現代美術」についての解説があるわけではなく、専門用語が羅列されているので、(難解とされる「現代美術」を少しでも理解できるようになりたいと思う)一般人には敷居の高い本です。この本のタイトルに何故「教科書」と付けたのか理解が及びませんが、(中身を確認できない)オンラインでの購入の際は、私のように間違えて注文してしまう人もいるかと思いますので、(専門家にとっては☆5つかもしれませんが、)☆3つとしました。
2006年7月26日に日本でレビュー済み
過去の名作と現在の傑作を繋いでキーワードで美術の歴史を追っていく『概論』。
架空の対談形式で作家にスポットを当てる『演習「対話型・作品鑑賞シミュレーション」』。作品と作品をリンクさせて文脈で考察する『演習「リンク型・比較鑑賞ワークショップ」』。『演習』が一番面白かった。
『現代美術の教科書』というタイトルから想像するような、現代美術を初心者にも分かり易く教えてくれる解説書ではありません。現代美術の専門用語や歴史や作家に詳しくないと難しくて全然理解出来ない。現代美術を批評した本として読めば勉強になると思う。
白黒の写真が有ったのが残念(作品の写真は全部カラーで観たい)。
架空の対談形式で作家にスポットを当てる『演習「対話型・作品鑑賞シミュレーション」』。作品と作品をリンクさせて文脈で考察する『演習「リンク型・比較鑑賞ワークショップ」』。『演習』が一番面白かった。
『現代美術の教科書』というタイトルから想像するような、現代美術を初心者にも分かり易く教えてくれる解説書ではありません。現代美術の専門用語や歴史や作家に詳しくないと難しくて全然理解出来ない。現代美術を批評した本として読めば勉強になると思う。
白黒の写真が有ったのが残念(作品の写真は全部カラーで観たい)。