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ニューエクスプレス タミル語《CD付》 単行本(ソフトカバー) – 2012/11/23
宮本 城
(著)
「いる」はタミル語でも「イル」! ?では…
一頃日本語起源説で大きな話題と論議を呼んだあのタミル語がついにエクスプレスに登場です。インド政府がサンスクリットと並んで2大古典語の1つと認定しているタミル語は、西暦紀元前からの長い歴史を持ち、現在ではインド本国に7千万人、スリランカに260万人の話者を有し、シンガポールでは公用語の1つとなっている大きな言語です。日本語起源説はともかく、これからの日印関係の重要性を考えるとき、学ぶに価する有力な言語の1つと言えるでしょう。
一頃日本語起源説で大きな話題と論議を呼んだあのタミル語がついにエクスプレスに登場です。インド政府がサンスクリットと並んで2大古典語の1つと認定しているタミル語は、西暦紀元前からの長い歴史を持ち、現在ではインド本国に7千万人、スリランカに260万人の話者を有し、シンガポールでは公用語の1つとなっている大きな言語です。日本語起源説はともかく、これからの日印関係の重要性を考えるとき、学ぶに価する有力な言語の1つと言えるでしょう。
- 本の長さ150ページ
- 言語日本語
- 出版社白水社
- 発売日2012/11/23
- ISBN-10456008615X
- ISBN-13978-4560086155
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商品の説明
著者について
宮本 城(みやもと じょう)
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程(満期退学)。タミル文学専攻。東洋大学非常勤講師。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程(満期退学)。タミル文学専攻。東洋大学非常勤講師。
登録情報
- 出版社 : 白水社 (2012/11/23)
- 発売日 : 2012/11/23
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 150ページ
- ISBN-10 : 456008615X
- ISBN-13 : 978-4560086155
- Amazon 売れ筋ランキング: - 905,341位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 649位その他の外国語関連書籍
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
きっかけは「インダス文明を作ったといわれるドラヴィダ人って本当はどんな人たちなのだろう?」という単純な疑問だった。このドラヴィダ人の言葉として原型を最もよく留めているのがタミル語だと知った。「そんな言葉の初心者用の入門書なんてあるのかな?」と思って探したら、この本があった。出版されてまもない本だった。おかしな形の文字になれるまでは大変だったが、例文や練習問題をコツコツこなしていくと、日本語との共通点の多さに驚きの連続だった。これまで民族の名前しか知らなかったドラヴィダ人が急に身近に感じられた。「ドラヴィダ語が日本語の起源だ」という説もあるそうだが、数千年前のアジア大陸の民族の移動ルートを想像できるから面白い。これまでの「アーリア人中心のインド観」を見直して、「多民族社会としてのインド」という捉えかたが必要だと感じた。いつかタミル語が使われている南インドへ旅してみたいと思った。インドへの扉を開いてくれた著者に感謝感謝である。
2014年4月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
CDで本当の発音を確認できるので安心!
ただ、書籍にアルファベットでの発音表示があったらなお良かったです。
ただ、書籍にアルファベットでの発音表示があったらなお良かったです。
2020年9月19日に日本でレビュー済み
国際情勢の将来を私なりに考えた結果、次に来るのはインドだろうと思い、試しに本書を図書館で借りてみました。
ヒンディー語他複数の公用語があるのに何でタミル語かと申しますと、以下の理由となります:
①南インド以外に、スリランカ(インドのものと若干異なるらしい)やマレーシア等の東南アジアにも話者が多い点
②インドの他の公用語よりも比較的日本に馴染みがあるらしい点
⇒映画『踊るマハラジャ』、日本語のルーツとしてのタミル語の研究(但し、否定論の方が有力)
さて、本書の紹介に戻ります。
プロローグ(8~9頁)によるとタミル語にはまず文語体(ニュースではこちらを使用)と口語体(日常会話)があり、しかも後者には標準の綴り方がない(本書では辞書の綴りを使用)そうです。
こうしてみると難しく思われますが、タミル語には女性形/男性形の区別もインドの言語に特徴的な有気音/無気音の区別もなく、日本語の文法構造に似ているとのことです。
しかしながら、日本人がタミル語を習得するにあたって、その成否を決めるのはあのタミル文字かもしれません。
「(顔文字みたいで)面白いからやってみよう」と好奇心をそそられるのでしたら、是非本書で学習をオススメします・・・ちなみに私はタミル文字を見続けて目眩を覚えて、たった小一時間で挫折しました・゜・(ノД`)・゜・。
本書は数少ないタミル語入門書の一つで、その点を除いても「ニューエクスプレス」シリーズに違わず素晴らしい参考書ではあるのですが、上記の個人的事情もありまして、4つと致します。
【追伸】
レッスン11で気になる会話がありました。
インド人のセルヴィが「日本では犬を食べるんでしょう。テレビで見たわ。」と言った部分です。
インドに遊びに来ていた主人公で日本人のミキが「それは別の国よ。私たちは、犬を食べないわ」とセルヴィの誤解を即座に糺したのを読んで、よくぞちゃんと反論してくれたと胸が空(す)いたと共に、我々日本人はそんな風に誤解されているのかと愕然としました。
タミル語他外国語を積極的に学ぶと共に、正しい情報を諸外国へ発信することの重要さを改めて感じた次第であります。
ヒンディー語他複数の公用語があるのに何でタミル語かと申しますと、以下の理由となります:
①南インド以外に、スリランカ(インドのものと若干異なるらしい)やマレーシア等の東南アジアにも話者が多い点
②インドの他の公用語よりも比較的日本に馴染みがあるらしい点
⇒映画『踊るマハラジャ』、日本語のルーツとしてのタミル語の研究(但し、否定論の方が有力)
さて、本書の紹介に戻ります。
プロローグ(8~9頁)によるとタミル語にはまず文語体(ニュースではこちらを使用)と口語体(日常会話)があり、しかも後者には標準の綴り方がない(本書では辞書の綴りを使用)そうです。
こうしてみると難しく思われますが、タミル語には女性形/男性形の区別もインドの言語に特徴的な有気音/無気音の区別もなく、日本語の文法構造に似ているとのことです。
しかしながら、日本人がタミル語を習得するにあたって、その成否を決めるのはあのタミル文字かもしれません。
「(顔文字みたいで)面白いからやってみよう」と好奇心をそそられるのでしたら、是非本書で学習をオススメします・・・ちなみに私はタミル文字を見続けて目眩を覚えて、たった小一時間で挫折しました・゜・(ノД`)・゜・。
本書は数少ないタミル語入門書の一つで、その点を除いても「ニューエクスプレス」シリーズに違わず素晴らしい参考書ではあるのですが、上記の個人的事情もありまして、4つと致します。
【追伸】
レッスン11で気になる会話がありました。
インド人のセルヴィが「日本では犬を食べるんでしょう。テレビで見たわ。」と言った部分です。
インドに遊びに来ていた主人公で日本人のミキが「それは別の国よ。私たちは、犬を食べないわ」とセルヴィの誤解を即座に糺したのを読んで、よくぞちゃんと反論してくれたと胸が空(す)いたと共に、我々日本人はそんな風に誤解されているのかと愕然としました。
タミル語他外国語を積極的に学ぶと共に、正しい情報を諸外国へ発信することの重要さを改めて感じた次第であります。
2016年6月28日に日本でレビュー済み
初級者は母音が子音の前についたり形が変わることに混乱するがタミル文字一覧表があるためわかりやすと思う。
自分は文法の勉強のために購入したが1課からしっかり説明があり頭の中が整理できた。
ただ読み書きできない状態だと1課に辿り着くまで時間がかかるかもしれない。
読みはカタカナ表記なのが助かった。
アルファベット表記には自分でおこせるがகやடなど濁点がつく発音なのかそうでないかまではまだ判断できないし、சはcaだがசாとかいた場合サーなのかチャーなのか判別できない。カタカナがあることで理解しやすくなる。表記についても指差し会話帳だとம்がンと表記され違和感があったが、この本ではムと表記されアルファベットに近い。11課からは読みはついていないがそこまで到達していたら読めるようになっているだろう。
今まで独学で勉強し時制でつまづいたし、文語と口語もよくわからなかったが理解できるようになりありがたい。
自分は文法の勉強のために購入したが1課からしっかり説明があり頭の中が整理できた。
ただ読み書きできない状態だと1課に辿り着くまで時間がかかるかもしれない。
読みはカタカナ表記なのが助かった。
アルファベット表記には自分でおこせるがகやடなど濁点がつく発音なのかそうでないかまではまだ判断できないし、சはcaだがசாとかいた場合サーなのかチャーなのか判別できない。カタカナがあることで理解しやすくなる。表記についても指差し会話帳だとம்がンと表記され違和感があったが、この本ではムと表記されアルファベットに近い。11課からは読みはついていないがそこまで到達していたら読めるようになっているだろう。
今まで独学で勉強し時制でつまづいたし、文語と口語もよくわからなかったが理解できるようになりありがたい。
2013年3月19日に日本でレビュー済み
映画好きが高じてタミル語に興味が湧いていたところ、良い教科書が出版されたのでさっそく購入しました。
全20課をややゆっくり2カ月ほどかけてひととおり終えましたが、タミル語学習の最初の一冊として大変優れた入門書と思います。
文法事項はシンプルに整理されており、類書よりも理解しやすいと思います。
ポイントとなる動詞は7つに分類し、余るものを不規則動詞とする方式。
タミル語の特徴でもあり面倒な点でもある文語と口語の違いについては、口語をタミル文で書きおろすことによってすっきりとまとめています。全体としては口語中心ですが文語の説明もなされています。
付属のCDもとても良い出来で、最初はごくゆっくり、課が進むに従って徐々にナチュラルスピードに近づいていきます。発音はクリアで聞き取りやすく、タミル語の美しさをも感じる事ができるでしょう。
タミル語入門 や タミル語会話入門(CD付) は、本書とは違った観点からまとめており、かつ単語や例文が豊富なので、本書を終えてから進むか併用すると良いように思います。
全20課をややゆっくり2カ月ほどかけてひととおり終えましたが、タミル語学習の最初の一冊として大変優れた入門書と思います。
文法事項はシンプルに整理されており、類書よりも理解しやすいと思います。
ポイントとなる動詞は7つに分類し、余るものを不規則動詞とする方式。
タミル語の特徴でもあり面倒な点でもある文語と口語の違いについては、口語をタミル文で書きおろすことによってすっきりとまとめています。全体としては口語中心ですが文語の説明もなされています。
付属のCDもとても良い出来で、最初はごくゆっくり、課が進むに従って徐々にナチュラルスピードに近づいていきます。発音はクリアで聞き取りやすく、タミル語の美しさをも感じる事ができるでしょう。
タミル語入門 や タミル語会話入門(CD付) は、本書とは違った観点からまとめており、かつ単語や例文が豊富なので、本書を終えてから進むか併用すると良いように思います。