週刊文春などで何かと評判の著者の著作を読んでみたく、amazonで古本を購入しました。
断片的かつ、著者の経験にのみ依拠して書かれており、ここに書かれていることが中国人の感覚と
理解すると大きな落とし穴に入ると感じました。
これなら、立ち位置がハッキリしている産経新聞のコラムを読んでいる方がタメになるかもしれないと
感じています。
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いま中国人は何を考えているのか 単行本 – 2012/2/1
加藤 嘉一
(著)
大学1年生から単身中国に乗り込んで8年。「完全アウェー」の世界で著者が現地で感じ取ったものは、日本にいたときとは想像できないものであった。意外に思われる中国人の考え方・国民性を、彼の体験とともに語る。
- ISBN-104532261511
- ISBN-13978-4532261511
- 版New
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2012/2/1
- 言語日本語
- 寸法10.9 x 1.3 x 17.4 cm
- 本の長さ238ページ
登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2012/2/1)
- 発売日 : 2012/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 238ページ
- ISBN-10 : 4532261511
- ISBN-13 : 978-4532261511
- 寸法 : 10.9 x 1.3 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,061,133位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年8月27日に日本でレビュー済み
TVで加藤さん(著者)が話していたのを聞いて、おもしろいなと思ったので買ってみました。
内容については、たしかにご本人の見聞や、『○○部の幹部に聞いたところ…』『○○TVの番組制作チームの一人は…』といったものが多く
(中国という国が大きすぎて、なかなか把握しきれないというのはあるかもしれませんが)
どちらかというと 『加藤氏が見た中国の一側面』 という表現の方が、適切な気がしました。
また、私が読んでいてもっとも気になった
(…言ってしまえば、苦痛でさえあったんですが)
のは、日本語として読みづらいところが多々あったことです。
理由はおそらく 普通の文章につかう接続詞(それから、それで、というのも、しかし、など)がほとんど見られず、
一文一文がどうつながっているのか、
加藤さんはこの情報から読者にどういうテーマを読み取ってもらいたいのか、それが分かりづらくなってしまったことかと思います。
『〜だった』『〜である』の羅列が多すぎるのも、ちょっと…。
読んでいて 『だから何(を言いたい)?』と何度も思いましたので。
もちろん加藤さんは小説家ではなくジャーナリスト(…でもなくコラムニスト?)ですから、
『美しい日本語』というよりは 簡潔で正確な文章が書ければよい、と思ってらっしゃるのかもしれませんが
もっと日本語で書かれた良書を読むなどして、 一般人にも分かりやすい文章を書いていただければ…
というのが、正直なところです。
欠点ばかり並べてしまいましたが 中国での言論統制の現状、それぞれの立場の本音などは とても興味深かったです。
決して一枚岩ではない、さまざまな階層の意見が衝突しあって、中国という国を為しているのかなと、少し分かったような気がします。
…まあ、次は加藤さんの本を見かけたら、
中身を少し読んでから買おうと思います…。
内容については、たしかにご本人の見聞や、『○○部の幹部に聞いたところ…』『○○TVの番組制作チームの一人は…』といったものが多く
(中国という国が大きすぎて、なかなか把握しきれないというのはあるかもしれませんが)
どちらかというと 『加藤氏が見た中国の一側面』 という表現の方が、適切な気がしました。
また、私が読んでいてもっとも気になった
(…言ってしまえば、苦痛でさえあったんですが)
のは、日本語として読みづらいところが多々あったことです。
理由はおそらく 普通の文章につかう接続詞(それから、それで、というのも、しかし、など)がほとんど見られず、
一文一文がどうつながっているのか、
加藤さんはこの情報から読者にどういうテーマを読み取ってもらいたいのか、それが分かりづらくなってしまったことかと思います。
『〜だった』『〜である』の羅列が多すぎるのも、ちょっと…。
読んでいて 『だから何(を言いたい)?』と何度も思いましたので。
もちろん加藤さんは小説家ではなくジャーナリスト(…でもなくコラムニスト?)ですから、
『美しい日本語』というよりは 簡潔で正確な文章が書ければよい、と思ってらっしゃるのかもしれませんが
もっと日本語で書かれた良書を読むなどして、 一般人にも分かりやすい文章を書いていただければ…
というのが、正直なところです。
欠点ばかり並べてしまいましたが 中国での言論統制の現状、それぞれの立場の本音などは とても興味深かったです。
決して一枚岩ではない、さまざまな階層の意見が衝突しあって、中国という国を為しているのかなと、少し分かったような気がします。
…まあ、次は加藤さんの本を見かけたら、
中身を少し読んでから買おうと思います…。
2012年4月22日に日本でレビュー済み
この本内容は研究室で厳密に書いた論文みたいな形ではないけど、私中国人から見ると、凄く真実な中国の現代社会の複雑な様相も少し呈しています。
中国に興味を持っている方に対して、この本は一読に値すると思います。
中国に興味を持っている方に対して、この本は一読に値すると思います。
2012年5月13日に日本でレビュー済み
タイトルごとの結論の多くが末尾にあり、端的な表現ではないので分かりにくい。
「コラム」の寄せ集めだから、コラム的表現(〜ではないだろうか。)が多い。
しかも、総じて主観的文章で論理性に欠ける。著者の感性のみ。
(例:著者が中国で行った講演会での中国人の反応が良かったなど)
だから、「昨今の中国人はこのように変わった。こうだ。」と理解するより、
「このように変化してきたのかなぁ?」「中国人はこんな人たちなのかなぁ?」
など漠然とした抽象的理解で読むのならいいかも。
「コラム」の寄せ集めだから、コラム的表現(〜ではないだろうか。)が多い。
しかも、総じて主観的文章で論理性に欠ける。著者の感性のみ。
(例:著者が中国で行った講演会での中国人の反応が良かったなど)
だから、「昨今の中国人はこのように変わった。こうだ。」と理解するより、
「このように変化してきたのかなぁ?」「中国人はこんな人たちなのかなぁ?」
など漠然とした抽象的理解で読むのならいいかも。
2012年5月13日に日本でレビュー済み
次から次への新刊を出し、若いエネルギーが羨ましい。しかし今回はちょっと物足らなかった。理由は最近出た割には内容が古臭いからだ。しかし良くみたら連載をまとめたものだった。これは店頭で確認すべきだった。内容的にはその後の加藤氏の著書でここに書いてあることは大体分かる。最近の加藤さんは妙に愛国主義に染まっているのが気になる。折角北京から日本を見て、また行動力もあるのだからもっとグローバルな視点で考えたことを提示して欲しい。尖閣の漁船問題で日本にもリスクをとった政治家がいたとして前原(当時外相)を褒めているが、これには唖然とした。これはどういうことだろうか。あれは前原のマッチポンプだったのではないか。また全体的に自分がいかに中国で注目を浴びているか、上層部に人脈があるかをひけらかしているが、これは聞き苦しい。いや読み苦しい。そろそろこれは止めたらどうか。まだ若いのだから自分をもっと大切にされたら良いと思う。