無駄な平均主義の結果、無駄に費用がかかる地方中山間地域、成長エンジンとして機能せず密集しない都市部。
こうした問題点を分かり易くまとめている一冊。少し古いですが、まだ読めます。
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都心回帰の経済学: 集積の利益の実証分析 単行本 – 2006/6/1
八田 達夫
(編集)
都市に人が集中すれば、混雑のデメリットを大きく上回る経済メリットを生む。東京など日本の大都市を題材に、駅ごとの乗降客数、通勤時間、家賃など、膨大なデータを駆使し、集積の利益を実証分析するユニークな研究。
- 本の長さ210ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2006/6/1
- ISBN-10453213305X
- ISBN-13978-4532133054
登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2006/6/1)
- 発売日 : 2006/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 210ページ
- ISBN-10 : 453213305X
- ISBN-13 : 978-4532133054
- Amazon 売れ筋ランキング: - 649,558位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2019年10月7日に日本でレビュー済み
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2006年11月30日に日本でレビュー済み
本書は主に経済の側面から、都心部への集中政策の重要性について、
8人の経済学者によって実証的に分析された本です。
これまでも、人は都心部に集住するほうが、コストの面でも、生活の豊かさの面でも、
好ましいのでは、と感じることがありましたが、
その問いに理論的な回答を与えてくれています。
北海道夕張市の財政再建団体入りなど、自治体の財政問題がクローズアップされています。
確かに、北海道の各地域をまわると、人のいない街路、その割には立派すぎる道路など
野放図に拡大し続けてきた地域が、このまま存続し続けるのだろうか−
という不安に苛まれることがよくあります。
東京のような大都市についてはもちろんですが、
それ以外の、いわゆる地方の主要都市についても中心部への集中・集住のメリットを
再検討し、政策的に進めていく時期に来ていることを示唆するものでした。
8人の経済学者によって実証的に分析された本です。
これまでも、人は都心部に集住するほうが、コストの面でも、生活の豊かさの面でも、
好ましいのでは、と感じることがありましたが、
その問いに理論的な回答を与えてくれています。
北海道夕張市の財政再建団体入りなど、自治体の財政問題がクローズアップされています。
確かに、北海道の各地域をまわると、人のいない街路、その割には立派すぎる道路など
野放図に拡大し続けてきた地域が、このまま存続し続けるのだろうか−
という不安に苛まれることがよくあります。
東京のような大都市についてはもちろんですが、
それ以外の、いわゆる地方の主要都市についても中心部への集中・集住のメリットを
再検討し、政策的に進めていく時期に来ていることを示唆するものでした。