まとめ:
本書前半は産業用ロボットの歴史について語っている。
中盤では現在活躍している産業用ロボットや、開発されたサービスロボットの説明がされている。
そして終盤で今後ロボットに期待される内容や課題についてまとめられている。
非常に平易に書かれており、専門的知識なしでも産業用ロボットのことについてわかる。
ただ、最新のロボット事情については他の本を読んだほうが良いかと。新しい本たくさんあるし。
書籍の感想:
非常に技術力の高いサービスロボットが多く研究開発している面としての「ロボット大国」と、
産業用ロボット市場で高いシェアを誇っている面としての「ロボット大国」では、その歩んできた歴史も現状も異なっている。
後者の産業用ロボットについて触れられている一般書に初めて出会ったので、その点で非常に面白かった。
(他の産業用ロボットに関する本を読もうとすると専門的すぎて……)
「日本では物にも魂が宿る云々」「人手不足で受け入れやすかった云々」という話は聞いていたが、
この本を読んで、日本が産業用ロボットとしてのロボット大国になれた理由がわかってすっきりした。
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ロボットが日本を救う―開発から40年のパイオニアが語るロボットの近未来 単行本 – 2006/2/1
中山 眞
(著)
- 本の長さ202ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2006/2/1
- ISBN-104492761578
- ISBN-13978-4492761571
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2006/2/1)
- 発売日 : 2006/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 202ページ
- ISBN-10 : 4492761578
- ISBN-13 : 978-4492761571
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