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藻類30億年の自然史: 藻類からみる生物進化 単行本 – 2006/1/1
井上 勲
(著)
- 本の長さ472ページ
- 言語日本語
- 出版社東海大学
- 発売日2006/1/1
- ISBN-104486016440
- ISBN-13978-4486016441
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登録情報
- 出版社 : 東海大学 (2006/1/1)
- 発売日 : 2006/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 472ページ
- ISBN-10 : 4486016440
- ISBN-13 : 978-4486016441
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,141,974位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,799位植物学
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あらゆる遺伝子を貪欲に他の原核細胞から取り込み約30億年の繁栄と進化の歴史を刻む、藻類の生物学を網羅的に記述してある。写真や図も理解しやすく、書いてある。そして真核生物へ進化する根幹のところに藻類が位置している。地球に酸素を供給し、二酸化炭素を吸収してくれる力強いが環境汚染に敏感な生物・藻類、もっと大事にしないといけない!
2006年4月24日に日本でレビュー済み
地球環境を激変させながら多様化して来た藻類をメインに、原核細胞から真核細胞への進化の歴史を多角的に紹介している。
主要な藻類についてトリビア的お話を交えながらサラッと説明したあと、惑星としての地球の歴史、地球環境を変えた酸素発生型光合成の出現、
鞭毛装置の多様化、ミトコンドリアと葉緑体の獲得など、真核生物の進化にとって重要な要素の説明が続く。
これらのテーマは何度となく繰り返され、読み進むにつれて核心に近づき、高度な内容となる。
なじみ深い動物細胞からすると常識外れとも言える方法で繁殖・成長する藻類について、形態学的、生化学的、分子生物学的、
時に量子進化学的な説明が加えられ、今後の研究の方向性が示されている。
生物系大学を志す高校生や生物系の大学生は、基礎知識として読んでおくことをお勧めする。
細胞の膜構造や分裂様式、細胞骨格を含む鞭毛装置等の多様性を知ることで、生命活動についてのより柔軟な思考が可能となるだろう。
また、真核生物の類似性を俯瞰したい人にも役立つ。
各生物の特徴を示す学名については、語源となったギリシャ語やラテン語に英語と日本語を並記してあり、したしみやすい。
海苔や昆布しか見たことがないと言う読者にも分かりやすいように、豊富な図や表も用意してある。
ただ、メインストーリーに付随する多様な情報が詰め込まれた結果、前ふりが長くなって話があちこちに飛び、ページ数は400を越える。
巻末に参考文献が挙げられているが、本文中に引用がない点が少し残念。
主要な藻類についてトリビア的お話を交えながらサラッと説明したあと、惑星としての地球の歴史、地球環境を変えた酸素発生型光合成の出現、
鞭毛装置の多様化、ミトコンドリアと葉緑体の獲得など、真核生物の進化にとって重要な要素の説明が続く。
これらのテーマは何度となく繰り返され、読み進むにつれて核心に近づき、高度な内容となる。
なじみ深い動物細胞からすると常識外れとも言える方法で繁殖・成長する藻類について、形態学的、生化学的、分子生物学的、
時に量子進化学的な説明が加えられ、今後の研究の方向性が示されている。
生物系大学を志す高校生や生物系の大学生は、基礎知識として読んでおくことをお勧めする。
細胞の膜構造や分裂様式、細胞骨格を含む鞭毛装置等の多様性を知ることで、生命活動についてのより柔軟な思考が可能となるだろう。
また、真核生物の類似性を俯瞰したい人にも役立つ。
各生物の特徴を示す学名については、語源となったギリシャ語やラテン語に英語と日本語を並記してあり、したしみやすい。
海苔や昆布しか見たことがないと言う読者にも分かりやすいように、豊富な図や表も用意してある。
ただ、メインストーリーに付随する多様な情報が詰め込まれた結果、前ふりが長くなって話があちこちに飛び、ページ数は400を越える。
巻末に参考文献が挙げられているが、本文中に引用がない点が少し残念。