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甘酸っぱい味 (ちくま学芸文庫 ヨ 12-3) 文庫 – 2011/12/7
吉田 健一
(著)
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- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2011/12/7
- 寸法10.8 x 1.2 x 15.2 cm
- ISBN-104480094261
- ISBN-13978-4480094261
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登録情報
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- 発売日 : 2011/12/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 272ページ
- ISBN-10 : 4480094261
- ISBN-13 : 978-4480094261
- 寸法 : 10.8 x 1.2 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 254,211位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 882位ちくま学芸文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
吉田さんは日本には稀な種類の「知識人」だと思います。吉田さんの「乞食王子」という本も読んだのですが、あの人は自分を王子だと言っても笑われない数少ない人でしょう。吉田茂の息子というより牧野伸顕の孫だと言った方がよく、牧野のことは妹の麻生和子さんも書いていましたが、ああいう人の孫だったというのは幸福なことです。吉田さんは私の愛読する三島由紀夫をけちょんけちょんに言ったみたいで、あの人から見れば三島は一所懸命貴族ぶった庶民で片腹痛かったのでしょう。階級というものがまだあった時代の人で、あんな昔に、この本に書いてあるようなことを書けた人は、やっぱり特権階級、貴族階級の人でした。どんな人に勧めるか? それは、わたしがいま書いたようなことに興味を持った人に勧めるとしか言えません。