10/6発売のちくま新書、特別に発売前からいただいて拝読中です
楊海英先生の最新作、『モンゴル人の中国革命』
は手にとって読んで絶対後悔しない大作です。
豊かな第一次資料と当事者の生の声でモンゴル人の経験した中国革命の大きなストリートと今まで知られされていない豆知識などが記されています。教養としても身につけておくべき内容と思って強く推薦します!
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モンゴル人の中国革命 (ちくま新書) 新書 – 2018/10/5
楊 海英
(著)
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内モンゴルは中国共産党が解放したのではない。清朝、国民党、共産党と草原の民はいかに戦い、敗れたのか。日本との関わりを含め総合的に描き出す真実の歴史。
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2018/10/5
- 寸法10.8 x 1.5 x 17.4 cm
- ISBN-104480071822
- ISBN-13978-4480071828
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商品の説明
著者について
1964年南モンゴル・オルドス高原生まれ。静岡大学人文社会科学部教授。北京第二外国語学院大学日本語学科卒業。専攻は文化人類学。博士(文学)。著書に『「中国」という神話』(文春新書)、『墓標なき草原――内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(岩波書店・司馬遼太郎賞受賞)、『日本陸軍とモンゴル』(中公新書)、『逆転の大中国史』(文藝春秋)など多数。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2018/10/5)
- 発売日 : 2018/10/5
- 言語 : 日本語
- 新書 : 320ページ
- ISBN-10 : 4480071822
- ISBN-13 : 978-4480071828
- 寸法 : 10.8 x 1.5 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 617,582位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年12月11日に日本でレビュー済み
著者の作品を読むのは初めてです。モンゴル、それも内モンゴルとなるとほぼ知識はゼロ。そもそも外蒙古、モンゴル人民共和国がd第一次大戦後の早い段階でなぜ社会主義国となったかのさえ実はよくわかりません。この地域に関する類書といえば、関岡さんの作品(防共回廊)を読んだくらいでしょうか。この辺の地域は満州を含めて境界がはっきりせず、近代国際法の対象外ともいうべき地域で、政治的な権力の中心がなく、ロシア、日本、中国の勢力圏の争いが現地の様々なグループと錯綜していた地域なのです。
また本書のタイトルもわかりにくいものです。「モンゴル人と中国革命」ではなく「モンゴル人の中国革命」となっています。なにかが意図されているのでしょうか。そして本書の叙述のスタイルですが、これも一筋縄ではいきません。学術書ではないのでしょうけど、参考文献には、共産党、国民党の原典が挙げられていますが、著者の長年にわたるfield workに基づく当事者やその係累からのoral historyに依拠するところも大です。結果としてここに提示されたのは、不思議な混合物ともいうべき作品です。本書には多数の地名が登場します。たしかに2つの地図がついていますが、登場する地名になじみがないため、地理的なイメージもわかず、また描写される人間関係もモンゴル人の部族性を濃厚に醸し出しているため、もやっとしたファンタジーともいうべき悲しい詩的な雰囲気が本書全編に漂っているのです。
地理的な境界で明確に区切られることのない地政学的な緩衝地域はいつも大国の権力闘争の犠牲となります。ましてや隣国は中国とロシアです。よほどの僥倖に恵まれないと民族としての自律的な決定権を維持していくことは至難の業です。そこで前近代的な人間関係の特徴を色濃く残したnaiveな民族に残された現実的な行動の自由は狭いものです。日本の敗戦後に始まった国共内戦の下でモンゴル人たちは二つに切り裂かれてしまいます。本書で詳しく語られるのは負けるべき戦いに従事せざるを得なかった内モンゴルのモンゴル人たちの悲しい姿なのです。可能性としての選択肢としては、モンゴル人民共和国への合流、共産党もしくは国民党の下での自治共和国などが考えられたのでしょうが、中国共産党の下での最悪の結果(不道徳と他者への不信感そして草原の砂漠化)となってしまったというわけです。
ただヤルタで大国の間ですでに勢力分割が決められ、日本が退いてしまった後の当時の内モンゴルにはたして現実的な政治的な選択肢が長期的にありえたのでしょうか。中国に経済的に首根っこをつかまれてしまったモンゴル人民共和国の現在の姿に思いを巡らせると、モンゴル人としての著者ができるのは本書のような形での墓碑銘を死者にささげることだけだったのかもしれません。
また本書のタイトルもわかりにくいものです。「モンゴル人と中国革命」ではなく「モンゴル人の中国革命」となっています。なにかが意図されているのでしょうか。そして本書の叙述のスタイルですが、これも一筋縄ではいきません。学術書ではないのでしょうけど、参考文献には、共産党、国民党の原典が挙げられていますが、著者の長年にわたるfield workに基づく当事者やその係累からのoral historyに依拠するところも大です。結果としてここに提示されたのは、不思議な混合物ともいうべき作品です。本書には多数の地名が登場します。たしかに2つの地図がついていますが、登場する地名になじみがないため、地理的なイメージもわかず、また描写される人間関係もモンゴル人の部族性を濃厚に醸し出しているため、もやっとしたファンタジーともいうべき悲しい詩的な雰囲気が本書全編に漂っているのです。
地理的な境界で明確に区切られることのない地政学的な緩衝地域はいつも大国の権力闘争の犠牲となります。ましてや隣国は中国とロシアです。よほどの僥倖に恵まれないと民族としての自律的な決定権を維持していくことは至難の業です。そこで前近代的な人間関係の特徴を色濃く残したnaiveな民族に残された現実的な行動の自由は狭いものです。日本の敗戦後に始まった国共内戦の下でモンゴル人たちは二つに切り裂かれてしまいます。本書で詳しく語られるのは負けるべき戦いに従事せざるを得なかった内モンゴルのモンゴル人たちの悲しい姿なのです。可能性としての選択肢としては、モンゴル人民共和国への合流、共産党もしくは国民党の下での自治共和国などが考えられたのでしょうが、中国共産党の下での最悪の結果(不道徳と他者への不信感そして草原の砂漠化)となってしまったというわけです。
ただヤルタで大国の間ですでに勢力分割が決められ、日本が退いてしまった後の当時の内モンゴルにはたして現実的な政治的な選択肢が長期的にありえたのでしょうか。中国に経済的に首根っこをつかまれてしまったモンゴル人民共和国の現在の姿に思いを巡らせると、モンゴル人としての著者ができるのは本書のような形での墓碑銘を死者にささげることだけだったのかもしれません。
2021年1月14日に日本でレビュー済み
よく「革命の20世紀」というが、では、革命とは何だつたのか。中国革命の真実は何?その中国革命がまたどのように辺境の諸民族なかんずくモンゴル人を巻き込んだのか。日本はどのように関わったのか、などを知る良書である。
2018年11月15日に日本でレビュー済み
同著者の問題作「墓標なき草原」(最初岩波書店より出版され、その後全世界に訳されたもの)よりも前の時代をファミリーヒストリーのごとく詳述した第一級の史料的価値のあるモンゴル族近現代史である。特に、中華人民共和国成立前の毛沢東の所業を異なった視点から描いており、その本質を分析するうえで大変貴重である。
しかし、読み物としては、内モンゴルの文革を扱った「墓標なき草原」の方がより興味深いものとなっている。本書はどちらかというと、中国共産党や日本との関係にかかわる部分の方が、日本の読者にとっては興味深いのではないだろうか。
しかし、読み物としては、内モンゴルの文革を扱った「墓標なき草原」の方がより興味深いものとなっている。本書はどちらかというと、中国共産党や日本との関係にかかわる部分の方が、日本の読者にとっては興味深いのではないだろうか。