部下へのマネジメントで重要なのは「3つのギリギリ」「2W2R」「横・縦の見通し」
〇「機会」の与え方
3つのギリギリ…「できるかできないか、ギリギリの線」=「活かし場を残す(活かし場がないとギリギリを超えて難しすぎる)」かつ「逃げ場をなくす」
〇「支援」の仕方
・2W…事細かく「何を」すべきか指示する(=「What」)のはほどほどにして、その通りにやれば誰でもうまくできる道筋(=「Way」)をしっかり話す
・Reason(1つ目のR)…理由がわかれば、言われなくてもその延長で、考え工夫してすべきことがわかる。
〇それでもモチベーションが下がったら
・「何のために働いているのか」=「周囲の人たちに、自分がどう役立っているか(=横の見通し)」と「自分の将来のキャリアに、今の仕事はどう役立っているか(=縦の見通し)」で仕事の意義を高める
・Range(2つ目のR)…「この範囲の中であれば自由にやってよいよ」と指示
※人はなんでもやってよいと言われると何をやってよいかわからなくなる
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即効マネジメント: 部下をコントロールする黄金原則 (ちくま新書 1188) 新書 – 2016/5/9
海老原 嗣生
(著)
自分の直観と経験だけで人を動かすのには限界がある。マネジメントの基礎理論を学べば、誰でもいい上司になれる。人事のプロが教える、やる気を持続させるコツ。
- 本の長さ206ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2016/5/9
- 寸法10.7 x 1.1 x 17.4 cm
- ISBN-104480068929
- ISBN-13978-4480068927
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2016/5/9)
- 発売日 : 2016/5/9
- 言語 : 日本語
- 新書 : 206ページ
- ISBN-10 : 4480068929
- ISBN-13 : 978-4480068927
- 寸法 : 10.7 x 1.1 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 500,115位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,608位ちくま新書
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年11月28日に日本でレビュー済み
今まで一通り古典的経営理論について触れたきたつもりでしたが、各理論を組み合わせて実践にまで落とし込まれたこの本を読んで当時よりも深く理解できたように思いました。また、これまでに学んだ経営理論に含まれていない理論も出てきて、自分の中の知識の抜けにも気付くことができ、その点でもよかったです。組織論に関する書籍が何冊も積読になっているので、それらを読んでもっと理解を深めたいとも思いました。
この本より前に書かれた「無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論」では「ギリギリ」について、「できるかどうかギリギリの線」と「逃げ場をなくす」の2要素だったのが、この本では「活かし場を用意する」を加えた3要素になっていて、前作出版から2年間の間にさらに発展させたのかなと思いました。話の流れや説明も、前作より分野を絞ったからか、理解しやすく内容も濃かったように思えました。
内容はよかったので、書名で「部下をコントロールする」のような買いづらい副題をつけなければもっと売れたのではないかと思いました。
この本を先に読んで、あとがきに姉妹版と書かれていた「無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論」を読んでみましたが、事例が丸写しで本文もコピペしたとしか思えないほどに似ていて、姉妹版というよりは双子版ではないかと思いました。出版社が異なるのにそのままコピペして、著作権等の権利関係でトラブルにならないのかなと思いました。
この本より前に書かれた「無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論」では「ギリギリ」について、「できるかどうかギリギリの線」と「逃げ場をなくす」の2要素だったのが、この本では「活かし場を用意する」を加えた3要素になっていて、前作出版から2年間の間にさらに発展させたのかなと思いました。話の流れや説明も、前作より分野を絞ったからか、理解しやすく内容も濃かったように思えました。
内容はよかったので、書名で「部下をコントロールする」のような買いづらい副題をつけなければもっと売れたのではないかと思いました。
この本を先に読んで、あとがきに姉妹版と書かれていた「無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論」を読んでみましたが、事例が丸写しで本文もコピペしたとしか思えないほどに似ていて、姉妹版というよりは双子版ではないかと思いました。出版社が異なるのにそのままコピペして、著作権等の権利関係でトラブルにならないのかなと思いました。
2016年9月4日に日本でレビュー済み
成果を出し続けるために、上司は以下に部下に働きかけるべきか。この問いについては
数多の書籍が世に誕生しているが、本書はその中でも、「マネジメントの基礎理論」を紐
解き、奇を衒わずにそれを実直に活用し、メンバーに働きかけることを勧めるという内容
の本だ。リクルートキャリア社の第1号フェロー“特別研究員”として著名な海老原嗣生氏
が、人事のプロとして解説するマネジメントの基礎理論には、これまで直感と観に頼った
マネジメントをしていたベテラン管理者でも「あ、これは俺も実践している」という事柄も数
多く存在するだろう。しかし、問題は本来こうした事柄も、ベテラン管理者の上司世代には
しっかりとそれが理論に根付いて効果性があることを認識して実践してはずのものが、現
役の上司世代には、見よう見まねでした伝わっていないことであろう。
マネジメントは今あるビジネス環境やメンバーの質量に左右される側面があり、教えづら
いし、教わりづらい。忌々しい出来事の連続であることも事実だろう。しかし、だからこそ、
厳しい状況を前に、応用を利かすためのベーシックな知識や知恵が重要なのだと、本書
を読んで痛感した。
数多の書籍が世に誕生しているが、本書はその中でも、「マネジメントの基礎理論」を紐
解き、奇を衒わずにそれを実直に活用し、メンバーに働きかけることを勧めるという内容
の本だ。リクルートキャリア社の第1号フェロー“特別研究員”として著名な海老原嗣生氏
が、人事のプロとして解説するマネジメントの基礎理論には、これまで直感と観に頼った
マネジメントをしていたベテラン管理者でも「あ、これは俺も実践している」という事柄も数
多く存在するだろう。しかし、問題は本来こうした事柄も、ベテラン管理者の上司世代には
しっかりとそれが理論に根付いて効果性があることを認識して実践してはずのものが、現
役の上司世代には、見よう見まねでした伝わっていないことであろう。
マネジメントは今あるビジネス環境やメンバーの質量に左右される側面があり、教えづら
いし、教わりづらい。忌々しい出来事の連続であることも事実だろう。しかし、だからこそ、
厳しい状況を前に、応用を利かすためのベーシックな知識や知恵が重要なのだと、本書
を読んで痛感した。
2021年7月28日に日本でレビュー済み
言っていることは正しいが、著者のような人が実践できるか別問題、世にある資料で知ったようなことを記載しているところが残念