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関羽: 神になった「三国志」の英雄 (筑摩選書 26) 単行本 – 2011/10/12

4.2 5つ星のうち4.2 3個の評価

「三国志」の豪傑は、なぜ商売の神として崇められるようになったのか。史実から物語、そして信仰の対象へ。その変遷を通して描き出す、中国精神史の新たな試み。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2011/10/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/10/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 237ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480015280
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480015280
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 3個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
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この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
慰霊という関心から、人がどうやって神になるのかという興味から読んでみました。関羽は山西省出身で、同郷の有力産業だった塩業とその流通に携わる商人に信仰され、最初は儒教の脇侍的存在だったものが、宋から明、清に至り、道教との結び付きや民間での講談や出版の普及に伴い、広く信仰されるようになり、更には国家にも祭祀されるようになる、というようにして神になるという経過が判り、非常に興味深かったです。どうやら自身の関心とはかけ離れたけれども、日本の人物が神になる経過とは根本的に異なり、日本は上から、中国は下から神になる、という成立事情があるように思え、日本の場合には祭ってはいるけれども果たして信仰の対象なのかといえば甚だ疑問が残ると思いました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
関羽神格化の過程がすっきりと、でも深く理解できていきます。日本への関羽浸透についても1章が割かれていたら、もっと有り難かったかなぁ、と思いますが・・・江戸史専門家とそのあたりでタイアップしてもう一著出して下さらないかしら。。。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年5月13日に日本でレビュー済み
日中韓それぞれの三国志受容の微妙な違いの説明から本書は始まります。
史実の三国志から始まり、関羽が神格化されて説話が膨らまされていく過程を
わかりやすくまとめていて、三国志演義の成立史の読み物としてもこなれていてよいです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート