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戸籍と無戸籍――「日本人」の輪郭 単行本 – 2017/5/20

3.7 5つ星のうち3.7 4個の評価

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第39回サントリー学芸賞受賞! 【社会・風俗部門】

近代日本において無戸籍者の存在は、家制度をはじめ徴兵、治安、福祉などに関わる政治・社会問題であると同時に、移民、引揚げに関わる国際問題であった。そして現代では家族生活の多様化に伴い、戸籍の必要性そのものが問われている。無戸籍者の歴史的変遷を辿り「日本人」の輪郭を改めて捉え返す労作。
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商品の説明

著者について

1972年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。早稲田大学台湾研究所非常勤次席研究員。現在、早稲田大学、宇都宮大学、東邦大学、大阪国際大学等で非常勤講師。専攻は政治学、日本政治史、東アジア国際関係史。著書に『近代日本の植民地統治における国籍と戸籍-満洲・朝鮮・台湾』(明石書店、2010)、『戸籍と国籍の近現代史-民族・血統・日本人』(明石書店、2013)、『岩波講座日本歴史第20巻 地域論』(共著、岩波書店、2014)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 人文書院 (2017/5/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/5/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 380ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4409241176
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4409241172
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 4個の評価

著者について

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遠藤 正敬
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上位レビュー、対象国: 日本

2022年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
考えに少し整理できたように思う。
2018年1月10日に日本でレビュー済み
本書は、「戸籍」の意味とその歴史的変遷を、無戸籍という視点を通して明らかにしていく本である。

「無戸籍」と聞くと「存在そのものが認められておらず、大変な生活を強いられている人」のイメージを持つ人が多いだろうが、しかしその一方で戸籍がいつどのように必要になりどう使われているかはよく分かっていない人が多いだろう。
本書冒頭でも、戸籍行政の担当者までもが惰性の業務で日陰者である点を率直に批判している話を掲載している。

戸籍はもともとは、「家」を単位として身分関係(誰が誰の親族か、等)を把握するためのものであるが、それは同時に定住を前提としており、地域を渡り歩く人は浮浪者として排撃される側面を有していた。
都市部の無戸籍浮浪者を「犯罪予備因子」のごとくみなして、北海道開拓使や小金原開墾事業などに送り込んでしまうことにより、都市部の無戸籍者を駆逐する政策もとられてきた。

しかし、戸籍は徴兵制とセットで反対一揆にあってきたし、徴兵逃れのために戸籍に登録しなかったり戸籍を偽造したりするケースは後を絶たなかった。
早くも1920年には、「野暮な戸籍と粋な国勢調査」と銘打った講演が官僚によってなされ、いかに戸籍が実態を反映していないか(存在しない百歳越えの人が当時からごろごろいたらしい)、国勢調査が実態把握にふさわしいかが力説されている。
現代にいたるまで、住民基本台帳やマイナンバーなどの国民把握・管理制度が作られていく中、戸籍はその実態把握能力をますます失い、それは「道徳律」としての側面を強くしていく。
すなわち、天皇を中心とした一君万民の家族国家思想を各家に敷衍していくものであり、そこでは「家長を中心とした家」の維持が道徳命題として浮かび上がっている。

さて、無戸籍の発生要因は、上で見た浮浪の民や戸籍偽造以外にも、非嫡出子のケース、海外への移民、さらに戦争による戸籍消失など、いろいろな事情がある。
しかし無戸籍に気づくのは学齢になるときか結婚のとき、旅券発行のときぐらいで、それ以外はあまり発覚しない、言い換えると無戸籍であまり困らない、という実情もある。
あと必要が出るのは職業登録などで、娼婦を雇うために戸籍を作らせたエピソードなども紹介されている。
戸籍作成は、特に戦後は「外国人が日本国籍を不当に取得するために詐称する」ケースを防ぐために審査にかなり高い壁が設けられている一方、棄児については寛大な処置がとられているという点が指摘されている。

本書では、戸籍がないことは国籍の保証を妨げないし、生活保護や参政権なども無戸籍でも権利は享受できるとしている。
また、婚姻については実態としては戸籍が必要となっているが、本来の制度を鑑みれば戸籍は不要なはずであると論じている。
筆者は、戸籍を否定するというよりは、戸籍を無効化し、無戸籍であることが何ら支障をきたさない社会を擁護している。

戸籍という身近だがよく知らないものを、その歴史から明らかにして、戸籍の「不思議さ」を見せてくれる好著であるといえよう。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年1月1日に日本でレビュー済み
戸籍が東アジア特有のものだと知ったのは30年ほど前、20代前後の時だっただろうか? 調べてみると、今では韓国(大韓民国)も廃止、中国でも形骸化しているとのことなので、実質的には日本固有となった制度のようだ。本書は、その戸籍の歴史、法律上の位置づけ、住民登録との関係、無戸籍という状態がどのようにして生じるのか、など戸籍に関わる様々なことを整理しながら論じている。

国籍と戸籍の違い、戸籍の必要性、戸籍は「身分」に関わるものであることなどを読んでいくと、戸籍が日常生活といかに距離があり、本質的に必要なのか疑問になってくる。実際には日々の生活の中で最も頻繁に利用する役所関係の書類は住民票なので、戸籍謄本と戸籍抄本の違いなど知らなくても生きていける一方で、国民と国家との間に「戸籍」が横たわり、国民を様々に把握するために国家が実際には強く戸籍を必要としていることも分かるだろう。そして、本書中にも指摘されているが、個人の立場で考えるなら、戸籍がなくても国籍が認められる方法もあるし、結婚・選挙権も戸籍が絶対的な条件ではないことが記されている。終章のタイトル「戸籍がなくても生きられる社会へ」を見れば分かるが、著者は「国家の機会主義」で決まる現行の戸籍システムを強く批判し、無戸籍でも幸せになれる国を希求している。

本籍地が日本国中のどこの住所にも設定できること、出生証明が極めて得やすくなっていること、DNA鑑定などにより親子関係の確認がどんどん正確にできるようになっていること、などを考えると戸籍そのものの必要性について考える時期に来ているのかもしれない。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート