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新選組日誌 上 ハードカバー – 1995/7/1
菊地 明
(編集)
- 本の長さ377ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(新人物往来社)
- 発売日1995/7/1
- ISBN-104404022328
- ISBN-13978-4404022325
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
新選組に関するすべての記録を日付の順を追って網羅し、諸記録に散見される新選組の日々の行動を明らかにした。さらに間の史資料に、解釈、注、参考史資料等を「解説」として付した。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(新人物往来社) (1995/7/1)
- 発売日 : 1995/7/1
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 377ページ
- ISBN-10 : 4404022328
- ISBN-13 : 978-4404022325
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,461,077位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 22,126位日本史一般の本
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新選組に関する史料を手軽に、たくさん読めるし、研究成果も詰まっています。しかし読んでいくうち、解説文において史実や現在の学説と離れているところが色々とに目についてきます。また、史料の誤字脱字がかなり多いです。まだ展覧会図録や一部の研究書、そしてこちらの本でしか紹介されていないような史料、特に地元多摩で所蔵されている史料は、掲載書によって翻刻が異なり、新選組に関する重要史料において、完全に正しい翻刻がなされていないことを痛感します。幸い多くの史料はデジタル化されネット上で閲覧できたり、これまでの展覧会図録等で目にすることができるので、それらと比較しながら読むといいと思います。しかしこれだけの史料が集められ、時系列に並べられ、新選組の歴史の全体像が史料によって浮き彫りにされていることは素晴らしいと思います。
2019年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新選組の同時代の記録や関係者の記事を編年体でまとめた労作。日々の人物と組織の動きが克明に記録され、生々しい。上巻では新選組の結成前日談から始まり、揺籃期、発展期が取り扱われ見どころが満載です。ただ、読んで感じたのは新選組が歴史的には特段何も役に立ってはいないという事実です。幕府の軍制の中で、傍流に当たる親藩の新規取り立ての部隊に過ぎず、他との違いは人を殺すことに躊躇が無いという一点のみ。攘夷志士も要人テロを目的として政治的目的はしょっちゅう揺れ動いているなか、対抗させるにはちょうど良いという程度でしかない。ただ、攘夷志士がやがて官軍となり新政府となりする中で、引きずり上げられるように新選組も舞台を変えていった。それが、何か武家の誉れのように誤解されて今に至っているが何のことは無く、単に先鋭的な実戦部隊という以上のものではない。
恐らくは赤穂浪士が実態とかけ離れた評価を得て、歴史を超えてヒーローとなったのと同じく、数百年を経ても新選組は持ち上げられ続けるのだろう。ただ、実情を伝えることは持ち上げるよりも大事なことであり、本書の存在意義はそこに尽きると思う。
恐らくは赤穂浪士が実態とかけ離れた評価を得て、歴史を超えてヒーローとなったのと同じく、数百年を経ても新選組は持ち上げられ続けるのだろう。ただ、実情を伝えることは持ち上げるよりも大事なことであり、本書の存在意義はそこに尽きると思う。