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山岳信仰と修験道 単行本 – 2025/1/20
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日本人の記憶の原風景であり創造性の源泉である山々への信仰は、神仏判然令で大きく崩壊し現在に至る。
この山岳信仰の歴史と民俗を探究し、修験道の生成と展開を、民俗学・宗教学・歴史学・人類学といった広範な視点から考察した総合的研究書。
【目次】
まえがき
第一章 神と仏
一 問題の所在
二 神と仏の多次元的関係性
三 修験道の再構築
四 「神仏分離」を問う
五 山岳信仰の再構築
六 「神仏習合」と「神仏分離」
七 大正期の変革
八 今後の課題
第二章 山岳信仰から修験道へ
一 概観
二 信仰の基盤としての風土
三 信仰の根源にあるもの
四 生と死が交錯する山
五 ヤマ・タケ・ミネ・モリ
六 聖域観の変遷と開山伝承
七 神体山・カムナビ・神仙思想
八 開山から山林修行へ
九 山林修行者と役行者
十 山寺の成立
十一 空海と山岳信仰
十二 比叡山の山岳信仰とその周辺
十三 女人結界・女人禁制
十四 吉野から熊野へ
十五 熊野詣から修験道へ
十六 熊野信仰と切目の王子
十七 熊野信仰の伝播
第三章 修験道の成立と展開
一 修験道とは何か
二 修験道の定義と成立年代
三 修験道の形成
四 峯入りの思想
五 山林修行から「峯入り」へ
六 法華持経者
七 死と再生
八 独自の崇拝対象①――不動明王
九 独自の崇拝対象②――蔵王権現
十 「祖師化」とテクスト化
十一 修験と自然の荒ぶる力
十二 修行と芸能の一体化
十三 修験道の想像力
第四章 女人禁制と山岳信仰
一 女人禁制への視座
二 女人禁制とは
三 女人結界の禁忌
四 女人禁制の史料
五 「堂舎の結界」
六 開山伝承と「山の結界」
七 一時的規制と恒常的規制
八 女性劣機観から女性罪業観へ
九 『血盆経』の民間への浸透
十 女人禁制の演劇化
十一 境界をめぐる女性たちの動き
十二 女人禁制の地域的展開
十三 富士山の女人禁制
十四 女人結界の解禁
十五 現代の女人禁制
十六 女人禁制の行方
第五章 修験霊山の縁起に関する考察――『彦山流記』を読む
一 英彦山三峯
二 彦山と熊野
三 開山伝承
四 中興開山・法蓮と山岳信仰
五 法蓮に関する異伝
六 臥験の活躍
七 『彦山流記』の特徴
八 仏教言説の神道化
九 善正と忍辱、そして法蓮
十 中世における勢力の広がり
十一 中世彦山の行者伝承
十二 行者と女人
十三 彦山と中央とのつながり
十四 峯入り
十五 即傳による修行の体系化
十六 近世の彦山
十七 彦山の近代と現代
第六章 明治維新と修験道
一 修験宗廃止令とその背景
二 明治五年の大転換
三 神仏判然令
四 在地修験における幕末と明治
五 在地修験の明治維新
六 修験の末裔としての「法印様」
七 修験道の崩壊
八 修験道の本山の崩壊①――羽黒山
九 修験道の本山の崩壊②――吉野と大峯
十 修験道の本山の崩壊③――英彦山
十一 立山の明治維新
十二 神仏習合と神仏分離
十三 大正時代から昭和時代へ
十四 総力戦体制の時代
十五 課題としての「神仏習合」
参考文献
あとがき
図版一覧
索引
- 本の長さ440ページ
- 言語日本語
- 出版社春秋社
- 発売日2025/1/20
- 寸法19.5 x 13.8 x 2.8 cm
- ISBN-104393292065
- ISBN-13978-4393292068
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価格 | ¥3,300¥3,300 | ¥3,850¥3,850 | ¥4,400¥4,400 | ¥3,300¥3,300 | ¥4,620¥4,620 | ¥13,200¥13,200 |
内容紹介 | 修験道の基本を一冊にまとめた概説書の決定版。歴史編・思想編・儀礼編の3部構成。 | 修験道では何を唱えているのか。経と勤行集、唱言、講式と和讃、問答について網羅し、思想の理解を助ける画期的書。 | 山岳信仰の歴史と民俗を探究し、修験道の生成と展開を、民俗学・宗教学・歴史学・人類学などの広範な視点から考察した総合的研究書。 | 修験道の成立過程を他の諸宗教との関係性から紐解き、知られざる習合の実態を明らかにする。 | 修験道確立期における役行者伝、熊野や大峰の霊地、峰入を中心とする儀礼等をまとめた、教えを知るために必須の聖典「修験五書」のうち三書を初の現代語訳。 | 日本仏教諸宗と、民俗宗教である修験道の営みとに共通する事項を抽出し、それを通して民俗宗教思想の展開を跡づける。 |
初版刊行日 | 2025年1月 | 2023年9月 | 2025年1月 | 2021年9月 | 2022年1月 | 2018年12月 |
商品の説明
著者について
著書に『神と仏の民俗』(吉川弘文館)、『祭祀と空間のコスモロジー』(春秋社)、『女人禁制』(吉川弘文館/講談社[講談社学術文庫])、『山岳信仰』(中央公論新社[中公新書])、『熊野と神楽』(平凡社)、『女人禁制の人類学』(法藏館)、『日本の山の精神史』(青土社)、『スリランカの宗教と社会』(春秋社)、『ミャオ族の歴史と文化の動態』(風響社)、『東アジアの民族と文化の変貌』(風響社)。編著に『神話と芸能のインド』(山川出版社)、『南アジアの文化と社会を読み解く』(慶應義塾大学出版会)、『森羅万象のささやき』(風響社)、『アジアの文化遺産』(慶應義塾大学出版会)ほか多数。
受賞歴:義塾賞(1997)、第11回木村重信民族藝術学会賞(2014)、第18回秩父宮記念山岳賞(2016)、第14回昭和女子大学女性文化研究賞(2022)。
登録情報
- 出版社 : 春秋社 (2025/1/20)
- 発売日 : 2025/1/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 440ページ
- ISBN-10 : 4393292065
- ISBN-13 : 978-4393292068
- 寸法 : 19.5 x 13.8 x 2.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 70,105位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,368位宗教 (本)
著者について

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