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マウントドレイゴ卿/パーティの前に (光文社古典新訳文庫) 文庫 – 2011/4/12

4.1 5つ星のうち4.1 22個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 光文社 (2011/4/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/4/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 313ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4334752284
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4334752286
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.5 x 1.3 x 15 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 22個の評価

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22グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イギリスの小説家サマセット・モーム(1874 - 1965)の短編集。訳者である木村氏が「ミステリ」をキーワードに選んだ6編が収録されています。

「ジェイン」(Jane, 1923)
「マウントドレイゴ卿」(Lord Mountdrago, 1939)
「パーティーの前に」(Before the Party, 1926)
「幸せな二人」(The Happy Couple, 1947)
「雨」(rain, 1921)
「掘り出し物」(The Treasure, 1934)

もちろん、いずれの作品もジャンルとしての「ミステリ」ではないのですが、ほとんどの作品が最後に「謎」が明かされ、読者に軽い揺さぶりをかけてきます。それらの「謎」は多くの場合、ブルジョア階級や上流階級の人々、そして聖職者の上っ面に隠された欺瞞です。それらを白日のもとにさらし、容赦なく告発するモームの態度は非常にシニカル。ですが、同時にユーモアにあふれてもいます。

ただし「リチャード・ハレンジャーは幸せな男だった」にはじまり、「リチャード・ハレンジャーはまことに幸せな男だった」で終わる短編、「掘り出し物」だけはやや毛色が違っており、興味深い作品でした。女に対する男の欲望をテーマとしている点では「雨」と変わりませんが、「雨」における辛辣さは微塵もありません。登場人物は自らの欺瞞によって罰せられることなく、ハッピーエンドを迎えます。恵まれてる奴はとことん恵まれているんだから仕方がない、と言わんばかりの姿勢に、モームの突出したシニシズムがうかがうことができました。

翻訳は非常に優れています。おかげで含蓄に富んだモームの文章を自然な日本語で読むことができました。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変面白かったです。読んだことのある作品もありましたが、「パーティの前に」は初めて読みました。
続けてサマセット・モーム「今も昔も」を購入しサマセット・モームにはまっています!ただ、昔の本は活字が非常に小さいものもあり、「お菓子とビール」は字が小さ過ぎて読むのが大変でした。活字の大きさを確認することも、購入時のポイントです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ジェイン」、「マウントドレイゴ卿」、「パーティの前に」、「幸せな二人」、「雨」、「掘り出しもの」の6編を収めた短編集。様々な世界における人間心理の機微の掘り下げ方にも唸らされるが、それを滑稽味・怪奇味と自在に料理する手腕も卓越している。

「ジェイン」は、社交界を背景とした義理の姉妹の確執を扱った物だが、意外な展開が哄笑を誘う共に、女性心理の深遠さを感じさせる。「マウントドレイゴ卿」は一転、政治家心理を扱ったものだが、その構成はまさに恐怖小説と言って良い。丹念な筆致が怖さをより引き立てている。「パーティの前に」は、牧師パーティに参加する直前の家族の会話をキッカケに、ある家族の秘密が明かされる過程を描いたミステリ風の作品。描かれる現実も過酷だが、真相判明後にそのままパーティに参加する家族の姿が心胆を寒からしめる。各人の思惑の身勝手さが精緻に書き込まれている点も印象に残る。「幸せな二人」は一種の法曹物だが、軽妙なタッチと構成とで女性心理の不可解さを映し出している。「雨」は、南洋の島への短期滞在を余儀なくされた宣教師夫妻、医師夫妻、売春婦の関係を、濃密な自然描写を背景に描いた物。宣教師の独善性が際立つが、結末がやや予定調和的か。「掘り出しもの」は、到る場面においても完全無欠なメイドを描いて、これまた女性心理の底知れぬ奥深さを感じさせる。

人間観察力が鋭い上に、物語の構成力においても卓越している。小説の醍醐味を堪能させてくれる珠玉の短編集だと思う。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どの短篇も、オチの後、心に響くものがない。アッと驚かせるだけで軽い。一般の評価の高い「雨」の場合、陰々と降り続く雨で精神が鬱になると思いますが、そういう雰囲気は描かれていない(原文のせいか、訳文のせいか分かりません。)ので、単に男性が女性の魅力に負けただけの話になっている。例えば、バルザックの「グランド・ブルテーシュ奇譚」の読後感が齎す恐怖と悲哀に比べてみると、「雨」は残念ながら二流の作品と言わざるを得ません。モームの短篇でも「アシェンデン」の方に、余韻の残る作品が何篇かあります。
2011年11月18日に日本でレビュー済み
とかゆうアニメがあるわけじゃあないんだけれど
モームの短編集で意外と現代でも受けそうな作品が
多い一冊です。

「パーティの前に」の心理描写が現代的というかモダンホラーの
ようにも感じます。この家族全員(あるいはこの家族でなくても誰だろうと)
長女と同じ状況になったら同じ事をしてしまうのでしょうか。それに
長女の夫の様にこんな辺鄙な未開地で仕事をしなければならなくなったら・・・
男女共同参画社会ですから女性もアルコール依存になってしまうかも。
とにかく淡々と語り続ける長女がコワイです。シゾイドっぽいし。

「マウントドレイゴ卿」はドッペルゲンガに出会った話とも言えそうです。
もし生まれ育ちが違っていたら主人公はこの労働党議員の様になっていたかも。
ユング心理学で言えばシャドウ・影であり自分の中の一番認めたくない部分。
主人公の夢の中に登場して主人公を苦しめている深層心理系ホラーと
分類できそうです。横柄でエゴイスティックな主人公は自分自身の
肥大したエゴを支えきれなくなったせいで・・・とも解釈できます。
シゾイドというより自己愛性人格?

「幸せな二人」これは見事ですねえ。最後に愛は勝つ!ってフルイですが。
この二人が完全犯罪をやってのけたわけですが、何しろ物証が物証ですから。
そんな物証を突きつけられたら「二人は恋愛関係」という仮説自体が「不自然!」
そのものですから。でもその後子供を授かって幸せに・・・

ジンバルドがTEDでレクチャしていますが「状況次第で人は悪に染まる」
という「人間悪の陳腐さ」(ハンナ・アレントの言葉?)をあてはめてみると
「この状況で自分はこんな事はムリ」と言えそうな話がネタでフィクション、
「この状況で自分も同じ様な事を・・・」と考えてしまうのがリアルな
話なのでしょう。自分が同じ状況だとしても出来そうに無い事をやって
のけるのが「大悪党」なのかも。しかし「幸せな二人」の御婦人の様な
事ってさすがに21世紀のコムスメごときにはちょっと・・・・
ある意味切り札は最後まで取っておくって事?てゆーか最終兵器貞淑?

「雨」他は有名すぎるのでもあ如きが語る必要もなかろうて。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年10月30日に日本でレビュー済み
 本作は,モームが47歳から73歳までの間に発表された短編集から6編が選ばれ収録されており,かの有名な「雨」の最新(2011年)の翻訳を読むことが出来ます。
 訳者あとがきによれば,
「彼」「彼女」といった人称代名詞を極力控え,より意識して文章のリズムに心を砕いた。またモームは劇作家でもあり会話が非常にうまいため,とくに会話のテンポには気を遣った。
 とのことで,確かに文章のテンポは良く,会話文も自然で読みやすいです。
 本書は,岩波文庫から出ている行方昭夫翻訳の短編集収録の「ジェイン」「マウントドレイゴ卿」の2作がかぶっていますが,それぞれを読み比べるとそれぞれに良いところがあり,できれば両方を読んでみることをお奨めします。
 たとえば,本書ではリズムを重視するあまり,すっと読んでしまったあと,あれどういう事なんだろう,と思う場面がありましたが,行方昭夫訳では,なるほどと気づかされることがありました。逆に,行方昭夫訳では,言い回しがゆっくりもったりしているなと思う場面が,本書ではサラリと自然に読み進めることもありました。

 いずれにしてもモームの短編は,どれも面白いです。
 そして,どの作品においても,底に流れるのは人間のもつ不可解性,矛盾性です。
 だからこそ,人間は面白く,更に面白い作品が生まれるのでしょう。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年4月29日に日本でレビュー済み
20世紀初めに活躍したイギリス文学作家モームの人間の心の闇の部分を鋭く抉り出す秀作短編6編を収める日本オリジナル作品集です。本書収録の6編はミステリー小説に似てはいますが、その本質は謎解きパズルの面白さや意外性を狙った物ではなく、読後心をざわつかせ薄ら寒い思いを抱かせる不可解な人間性の追及にあるのだと思います。著者は結末を明確にせずにわざと曖昧でボカしたままにする事で読者に考える余地を残して物語に神秘性と深い余韻を与えていると思います。全体的に暗く陰鬱な印象の物語が多い中、冒頭と巻末にやや滑稽な味わいの作品を配した事で悲しい気分が和らげられているのは編訳者木村氏の粋なはからいだと言えましょう。人間の暗い内面がさらけ出され悲劇を生む物語は読むのが辛いですが、それでも異常な人間心理が引き起こす凶事の危険性と怖さを教え自戒させてくれる意味で意義深く著者の作品は永遠に読まれるべき文学だと思います。
『ジェイン』二十七歳も年下の若い男と結婚して輝きを増した中年女性ジェインの心浮き立つ人生の物語。私は彼女のさっぱりした気性を信じて露ほども疑いたくないです。『マウントドレイゴ卿』精神分析医が外務大臣から奇妙な夢の悩みの相談を受ける。極めつきの魅力的な謎の解明は最後まで叶いませんが、幻想小説風の味わいに心を掻き乱され今まで経験した事のない不安感に襲われました。『パーティの前に』南方駐在員の夫の死により帰国した妻が身内に明かした意外な死の真相。酒への耽溺という悪癖よりも数段恐ろしい人間の一瞬の衝動が為し得る行為に慄然とします。『幸せな二人』仲むつまじい夫婦の過去の暗い秘密が老獪で辛辣な元判事により明かされる。真相は藪の中で読み手の二人に対する感情により善悪のどちらにも解釈が可能でしょう。『雨』激しい雨が降り続く南方パゴパゴの地に足止めされた医師が経験した厳格な宣教師の男とある売春婦の間に起きた衝撃的な出来事。信じられない結末がショッキングで彼の行いを非難し責めるよりも人間が衝動に駆られ陥ってしまう悲劇に唯々哀れみの思いが込み上げて来ます。『掘り出しもの』五十歳に近づき夫人と別居中で悠々自適の生活を送るリチャード氏が掘り出しもののメイドを見つけて雇い入れる。彼女は見た目通りに善良な女性なのかそれとも良からぬ魂胆を内に秘めているのか?幸せな男という表現が二つの意味を匂わせるのも面白いです。
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2022年1月30日に日本でレビュー済み
本書は、モームの数多くの短編の中から「ミステリ」をキーワードに6編を選んだということである。
「ミステリ」という語の持つ意味を大きく広げ、モーム文学の面白さを余すところなく披露しようという試みのようだ。
翻訳自体はリズムが良く、読みやすい良訳だと思う。
しかし評者には次の2点で不満がある。
第1に、6編で300頁足らずというのは量的に少なすぎる。モームは膨大な短編を創作しており、その中には秀作が少なくないのだから、もう2、3編選んで400頁程度の分量にしてほしかったと思う。
第2に、本書収録の6編のうち「ジェイン」「マウントドレンゴ卿」は岩波文庫、「雨」は新潮文庫のモーム短編集に収録されており、容易に入手できるという点である。新潮文庫の中野好夫訳の「雨」は有名とはいえ古い訳であり、木村政則氏としては自らの手で新訳を出したかったのかもしれない。しかし岩波文庫の行方昭夫訳の「ジェイン」「マウントドレンゴ卿」は決して古い訳ではない。とすれば木村氏には、光文社から新訳を出すに当たって、あまり知られていないモーム作品を意識的に選出し紹介してほしかったと思う。
このような不満があるので、星を1つ引かせていただく。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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